多くの企業では受注数が増えるに連れて自社で行っていた物流業務を外注したり、梱包のみ代行業者に委託することがあります。
物流業務の中でも一番手間がかかるのはまさに梱包作業です。
この業務を外注することでスタッフが抱える負担が軽減され、メインの事業に費やすリソースを確保することができます。
そこで今回は、物流業務の中でも梱包代行にフォーカスし、メリットや業者選びのポイント、おすすめの梱包代行業者7選をご紹介します。
- 慢性的な人手不足を解消したい
- 出荷量が増えて自社対応が難しくなってきた
- 付加価値をつけてリピーターを増やしたい
- 受注から出荷までをスムーズにしたい
現在、上記のようなお困りごとがありましたら、ぜひ私たちへご相談ください。ネットショップの黎明期である1999年にEC物流を開始して以来、 あらゆる課題を解決してきた物流のプロが御社に最適なプランをご提案させていただきます。まずは、サービス資料をご覧ください。
無料ダウンロード梱包代行とは
梱包代行とは、その名の通り商品の梱包に関する業務を自社に代わって行う業者のことをいいます。
梱包にかかる業務の負担を減らしたい、忙しいシーズンに人手の余裕がない等の悩みを抱えている企業におすすめです。
一般的に梱包代行では下記のような作業が対応可能です。
- 商品の特徴に配慮した梱包(常温、冷凍・冷蔵等)
- ギフト用のラッピング(熨斗、メッセージカード等)
- チラシ、パンフレットの同梱
- タグ付け
- 商品の加工や組み立て
- 検品
梱包代行を利用するメリット
コスト削減が期待できる
自社で直接運送業者に頼んで配送してもらうよりも、梱包代行業者に委託する方が低コストに抑えられます。
たとえば、繁忙期と閑散期では必要なスタッフの人数も異なります。
外注することでその都度人員配置を変更する必要もなく、物流量に合った人数で作業するため、人件費を最適化できます。
コア業務のリソース確保につながる
EC事業で最も重要なのは商品の企画や、販売におけるマーケティング施策の考案です。
配送のための梱包業務にスタッフや時間を割くよりも、メイン業務にリソースを確保することが最優先です。
梱包業務を代行することでそれらが可能になり、企業の売上アップや事業拡大を図ることが期待できます。
高いクオリティでスピーディな梱包が可能
代行業者は梱包のプロなので、質の高い梱包、スピーディーな梱包が可能です。
とくに商品の注文数が増えた場合、顧客に届けるまでのスピード感はとても大切です。
待たせてしまうと顧客満足度の低下はもちろん、利益の損失にも繋がります。
保管スペースが不要となる
梱包作業をアウトソーシングすれば自社で在庫を抱える必要がなくなります。
その分のスタッフや在庫スペース、在庫棚等が不要となるため自社スペースの効率化が可能になるのがメリットです。
梱包代行業者を選ぶ際のポイント
自社が依頼したい商品や条件とマッチしているか
まずは業者が扱っている商品に自社の物がマッチするかが重要です。
得意ではないジャンルの商品だと手間がかかったり、ミスが生じることもあります。
アパレル、食品、医療品関連は特に注意するようにしましょう。
また、その他には依頼したい在庫数が管理可能かも大切です。
量によって対応できる業者がそれぞれ異なるので事前に確認しておきましょう。
自社と業者のシステムがスムーズに連携できるか
システムの連携がうまくとれるかも重要なポイントです。
一般的に出荷の作業は自社システムからデータを出力し、配送会社にデータを渡す流れです。
出荷後には出荷番号を倉庫から戻してもらう作業もあります。これらを代行業者に委託するのか、自社で行うのか取り決めるようにしましょう。
サポート体制が整っているか
問題が発生した場合の対処等、サポート体制が整っているかも検討する要素の一つです。
梱包の段階でミスがあったり、誤発送してしまった場合に対応が遅れては顧客の信頼度を失うきっかけにもなります。
どれだけスピーディーに対応を行ってくれるのか等、事前に確認を行いましょう。
料金体系に曖昧な点がないか
契約後に費用の問題でトラブルがないようにしましょう。
契約前に相互で認識の違いがないように見積もりをチェックし、気になる項目があればしっかり話し合いましょう。
EC・ネットショップに強いおすすめ梱包代行業者7選
醍醐倉庫株式会社
醍醐倉庫株式会社は繁忙期やイベント時などの出荷増の波動にもスムーズに対応してくれます。
梱包作業では丁寧な梱包、個別ラッピング、メッセージカード等の同梱が可能。
また、1999年から培ってきた梱包資材の知識を活かし、梱包のしやすさ、開封時の見栄えにこだわり、ロゴやショップ名、イラストなどを印刷したオリジナルデザインのダンボール箱の作成にも対応できます。
株式会社サイテキ
株式会社サイテキは1円でも安い業者があれば、そこよりも安くすると宣言している会社です。
2つの料金体系があり、ベーシックプランは入庫、梱包、配送代行。
トータルプランはベーシックプランに加え、受注管理、レポート業務を行ってくれます。
同社は自社でEC運営を行っており、事業者としてのノウハウが豊富なのもポイントです。
EC物流ドットコム
2800社以上の取引実績があるEC物流ドットコムは、柔軟な出荷対応が可能で冷蔵・冷凍、通関については業者の紹介を行っています。
サービス開始までの期間も最短2週間。
物流業務内容のみえる化を目指しており、商品が倉庫でどのように梱包されているか資料を同梱してお送りしています。
株式会社オープンロジ
5,000社以上の導入実績を持つ株式会社オープンロジは、大型商品や資格が必要な商品でもオープンロジネットワークの中から最適な倉庫を選定してくれます。
費用は従量課金制で、倉庫利用料+配送料というシンプルな形。梱包作業においては独自の梱包資材も相談によって発送可能です。
株式会社マキノ
株式会社マキノの強みは細かい作業が得意だという点。
効率化を重視する大手企業で取り扱ってくれない分野に特化し、自社で行うと時間と労力がかかるコアビジネスに集中している業者です。
株式会社MOTOMURA
株式会社MOTOMURAは自社の運送会社があるので、梱包から納品までを一番スムーズに行えます。
繁忙期の大量の出荷量にも対応でき、24時間相談可能なサポート体制が整っています。
チラシやノベルティの同梱も可能で、ダンボール、テープ、緩衝材を入れたい等の要望も応じられるようカスタマイズして解決してくれます。
ウルロジ
オンライン上で梱包発送業務を委託できるのがウルロジです。
自社の倉庫があるので安いコストで抑えることができ、商品入庫から出荷作業まで一連の業務をスムーズに対応しています。
梱包作業では、商品ピッキング、段ボール組み立て、チラシ同梱、ラッピングを行います。
まとめ
今回は
- 梱包代行とは
- 梱包代行を利用するメリット
- 梱包代行業者を選ぶ際のポイント
- EC・ネットショップに強いおすすめ梱包代行業者7選
についてご紹介しました。
自社で行っていた梱包業務を外注する際に、どの業者に頼めばいいのか悩む企業が多いはずです。
まずはどの範囲まで業務対応が可能かをチェックし、具体的な梱包作業の内容を調べましょう。
在庫管理から配送業務まで行う業者もあれば、ギフトラッピングが手厚い業者もいます。自社の商品、条件に合った業者を選ぶことが大切です。
醍醐倉庫では入荷、検品、在庫管理、ピッキング、流通加工、梱包、出荷、返品処理など一連の業務を引き受け、慢性的な人手不足を解消します。
その他にもギフト包装やオリジナル段ボールの作成を承っています。
梱包作業の代行を検討されている方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。