検針はアパレルでは欠かせない重要な工程のひとつ
アパレルでは欠かせない業務のひとつに検針があります。検針とはアパレル商品の製造過程で折れた針、マチ針、縫い針が混入してないかを検査することを指します。
アパレルの商品を製造する工場では次から次へと洋服を縫製するため、製造過程で針が折れることも少なくありません。もし、その針が出荷済みのアパレル商品から針が見つかった場合、同じロットで製造した商品がすべて回収対象となる可能性が高く、針が混入が起きた事実の告知費用や回収するための費用、クレーム対応にかかる費用など、大きな損失となります。
また、購入した消費者(エンドユーザー)が気づかず着用して怪我をしたり、幼い子どもが誤飲したりする恐れもあるため、安全性の観点からも針の混入は絶対に避けなければなりません。万が一にも事故が発生しないように、出荷前の検針は万全の体制を整える必要があります。
特に厳しい基準でスピーディーに残針検査を実施
醍醐倉庫では、ハンディタイプ検針器とコンベア型検針機を導入しております。
ベルトコンベアの上に商品を置き、検出部分の下をくぐらせて残針有無を検査します。異常を検知すると自動的に出荷から弾く仕組みになっており、未検針の商品が出荷されないよう徹底しています。
日本には製造物責任法(PL法)と呼ばれる法律があり、商品に針などが残っていたことが原因で消費者が怪我をした場合、製造責任者が損害責任を負うものと定められています。
熟練度の高いスタッフ一人ひとりが商品の質を守るという高い意識を持ち、丁寧に厳しく検査し、事故やクレームの防止に努めます。衣料品はもちろん、多種多様な品目の検針も承っております。まずはお気軽にご相談ください。
検針可能な品目の一例
衣料品 | シャツ、ブラウス、Tシャツ、Yシャツ、ワンピース、パーカー、ジャケット、ダウンジャケット、ブルゾン、コート、スカート、デニム、パンツ、子供服、パジャマ、下着、水着など |
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靴・靴下 | スニーカー、パンプス、サンダル、ブーツ、ムートンブーツ、ルームシューズ、スリッパ、靴下など |
かばん | ウエストポーチ、ボディバッグ、リュックサック、ショルダーバッグ、クラッチバッグ、旅行鞄、スーツケースなど |
ドレス | パーティードレス、ウェディングドレス、チャイナドレス、コスプレ衣装など |
帽子 | キャップ、ハット、ニット帽など |
ヘアアクセサリー | シュシュ、ヘアゴム、カチューシャ、バレッタ、ヘアリボンなど |
アパレル雑貨 | ネクタイ、ベルト、手袋、財布、定期入れ、ポーチ、キーケース、革製品など |
ペット用品 | ペットウェア、リードなど、ペット用品全般 |
生活雑貨 | タオル、玄関マット、お風呂場マット、トイレカバー、ラグ、寝袋、寝具など |
玩具 | おもちゃ、ぬいぐるみ、人形など |