ECサイトの需要は昨今のコロナ禍で増え、配送量も以前より増加する傾向にあります。
そこで、受注が増えた企業などは商品の発送などに時間をとられているのではないでしょうか。
そのような悩みを抱える方のために、今回はEC・ネットショップの梱包作業を効率化する方法やアイデア、楽にするテクニックをご紹介します。
梱包のコツや顧客満足度を高めるためにもぜひ参考にして、効率化アップを目指してください。
- 慢性的な人手不足を解消したい
- 出荷量が増えて自社対応が難しくなってきた
- 付加価値をつけてリピーターを増やしたい
- 受注から出荷までをスムーズにしたい
現在、上記のようなお困りごとがありましたら、ぜひ私たちへご相談ください。ネットショップの黎明期である1999年にEC物流を開始して以来、 あらゆる課題を解決してきた物流のプロが御社に最適なプランをご提案させていただきます。まずは、サービス資料をご覧ください。
無料ダウンロード梱包作業の重要性
近年、ECサイトを運営されている企業が増えているなか、商品の迅速な発送は最優先事項の一つです。
そのため、梱包作業の効率化を図ることが顧客満足度や業務のスムーズさに直結します。また、効率的な梱包作業はコスト削減や作業者の負担軽減にもつながります。
梱包作業を効率化するメリット
梱包作業を効率化することで、以下のようなメリットがあります。
- 商品の発送スピード向上
- コスト削減
- 作業者の負担軽減
- 環境負荷の低減
この記事ではこれらのメリットを得られように、梱包作業を効率化する方法やアイデア、楽にするためのテクニックを紹介します。
梱包作業を効率化する14の方法
1.サイズと重量に応じた適切な梱包資材を選択
適切な梱包材を選ぶことで、商品の保護性能を確保しつつ輸送コストを削減できます。
商品のサイズや重量に合わせて、ダンボール箱、緩衝材、伸縮性のあるラップフィルムなどを選びましょう。
例えば、段ボールであれば、テープを使用せずにワンタッチで組み立てられる製品を利用すると作業工程の削減に役立ちます。
ポストに投函できるぐらいの荷物であれば、メール便用のテープ付き資材を使うのがおすすめです。
また、昔に比べて、いまは全世界的にSDGsをはじめ、環境問題を考えた活動や取り組みが増えています。
企業だけでなく消費者のなかでも環境に対する意識が高まっているので、環境に優しい梱包資材を選択することで、環境負荷を軽減し企業のエコフレンドリーなイメージも向上します。
ECサイトを利用する際も、廃棄物をなるべく少なくして環境に配慮したいという声も多いです。
企業のサステナブルな取り組みという観点からも、リサイクル可能なダンボールや、紙製の緩衝材を使用することを検討しましょう。
2.無駄のない梱包方法を探す
商品ごとに適した梱包方法があります。最適な梱包方法を探し出し、無駄を削減することで効率化を図れます。
例えば、ダンボールの切れ込みや折り方を工夫することで、簡単に組み立てられる梱包方法を探し出せます。
3.梱包機器の導入
梱包作業の効率化には機械やツールの活用が欠かせません。
例えば、自動梱包機やシュリンクラップ機などの導入により、作業スピードを向上させることができます。
また、緩衝材を自動的に生成する機器もあり、必要に応じて導入するかどうか検討しましょう。梱包機器の導入は人的ミスの軽減にもつながるのでおすすめです。
4.バーコード・QRコード活用
バーコードやQRコードを活用することで、商品の管理や追跡が簡単になります。
また、ピッキング作業や梱包作業のミスを防止し、効率化が期待できます。バーコードスキャナーやQRコードリーダーを導入し、作業フローに組み込むことが重要です。
5.梱包作業に最適なツールを使う
梱包作業に最適なツールを使うことは効率化のために実践したいポイントの一つです。
例えば、梱包用テープディスペンサーを利用することで、テープの切り取りや貼り付けが簡単になります。
6.作業環境を整える
作業場所を整えること、梱包作業に必要な設備を整備することは作業効率のアップにも繋がります。
例えば、照明を明るくする、温度や湿度を調整する、換気を良くするなど、小さなことまで注意を払い作業環境を改善していきましょう。
7.効率化をサポートするレイアウト
作業スペースのレイアウトが効率化に大きく影響します。
商品の出庫、梱包、出荷までの一連のフローをスムーズに行えるよう、レイアウトを最適化しましょう。
8.作業者の健康と安全を保つ
作業者の健康と安全を確保するためには、適切な休憩スペースの設置や、作業環境の整備が不可欠です。
また、作業時の安全装備や緊急対策も整えておくことが重要です。
9.標準化された作業手順を整備する
標準化された作業手順を整備し、全スタッフが共通の手順で梱包作業を行うことで効率化が図れます。
また、作業の品質が一定に保たれることで、顧客満足度も向上します。
10.チーム間の連携とコミュニケーション
チーム間のスムーズな連携とコミュニケーションが、梱包作業の効率化に大きく影響します。
定期的なミーティング、作業状況の共有ツールを活用し、情報の透明化を図りましょう。
11.継続的な改善(PDCAサイクル)
梱包作業の効率化には継続的な改善活動が必要です。
PDCAサイクルを適用し、定期的に改善ポイントを見直し、改善策を実行しましょう。
梱包作業のプロセスをチェックした際、不要な作業があればそれを削減することで作業効率を高めることができます。
例えば、商品に不要なラベルを貼らない、余分なクッション材を入れないなどです。
12.梱包作業の研修プログラム
新人スタッフや未経験者に対して、梱包作業の研修プログラムを実施しましょう。
基本的な梱包方法や効率化のためのテクニックを身につけることで、作業品質が向上します。
13.効率化のための技術やアイデアの共有
スタッフ間で効率化のための技術やアイデアを共有することで、チーム全体のスキルアップが図れます。
共有会や勉強会を開催し、積極的な情報交換をしましょう。
14.モチベーション向上のための取り組み
スタッフのモチベーションを高めることも、梱包作業の効率化につながります。
業績評価やインセンティブ制度を導入し、作業効率の向上に対する意識改善を行うことも大切です。
まとめ
今回は
- 梱包作業の重要性
- 梱包作業を効率化するメリット
- 梱包作業を効率化する14の方法
についてご紹介しました。
梱包作業の効率化は、発送スピードの向上やコスト削減、作業者の負担軽減、環境負荷の低減など、ビジネスに多くのメリットをもたらします。
継続的な改善活動を行い、顧客満足度や業務のスムーズさを向上させましょう。
また、梱包作業の効率化は企業全体の競争力を高めるために重要な要素です。
本記事で紹介した方法やアイデアを参考に、自社の梱包作業を見直し、業務効率化に取り組んでいきましょう。
自社で梱包作業の効率化がうまくいかない、人員リソースを確保できずコストも増えてしまう、といった悩みを抱えている企業には、梱包作業のアウトソーシングもおすすめです。
自社で作業する場合と比べ、作業時間やコストを削減できます。また、専門的な梱包作業を行っているプロの業者に依頼することで、作業品質を高めることもできます。
醍醐倉庫では入荷、検品、在庫管理、ピッキング、流通加工、梱包、出荷、返品処理など一連の業務を引き受け、自社で行うには限界な慢性的な人手不足を解消します。
その他にもギフト包装やオリジナル段ボールの作成を承っています。
梱包作業の代行を検討されている方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。