単品リピート・定期通販に最適な物流会社の選び方、押さえておくべき5つのポイント

単品リピート・定期通販に最適な物流会社の選び方、押さえておくべき5つのポイント

一定の商品やサービスをリピート購入してもらう単品リピート通販。

新規事業としてスタートする企業が増えているなか、物流業者にアウトソーシングすることでより業務の効率化を図れます。

今回は単品リピート通販とは何か、アウトソーシングするメリットや業者選びのポイントなどを詳しくご紹介します。

ECの発送業務でお困りではありませんか?
  • 慢性的な人手不足を解消したい
  • 出荷量が増えて自社対応が難しくなってきた
  • 付加価値をつけてリピーターを増やしたい
  • 受注から出荷までをスムーズにしたい

現在、上記のようなお困りごとがありましたら、ぜひ私たちへご相談ください。ネットショップの黎明期である1999年にEC物流を開始して以来、 あらゆる課題を解決してきた物流のプロが御社に最適なプランをご提案させていただきます。まずは、サービス資料をご覧ください。

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単品リピート通販とは

単品リピート通販とは、ある商品を定期的に購入してもらう通販のことです。

単品リピート通販と違って、ショッピングサイトから顧客が好きな商品を選んで購入するのが総合通販です。

単品リピート通販を行う際、大手通販サイトのAmazonや楽天でシステムを構築することが難しいので、EC事業者はリピート通販専用システムを導入する必要があります。

単品リピート通販の市場規模

通販市場のなかでも単品リピート通販の市場規模は拡大傾向にあります。

リピート通販全体の市場規模でみると、2011年に63億円だったのが2016年には2,900億円にまで広がっています。

昨今のコロナ禍でもEC化が進み、ネットで購入することが習慣化されているので今後もさらにその規模は拡大していくことが期待されます。

単品リピート通販のメリット

安定した収益を期待できる

毎週、毎月単位で契約を結び継続的に商品やサービスを利用してもらうストック型ビジネスなので、売上値も予測でき安定した収益を期待できます。

また、自社オリジナルブランドを強みにリピート通販を行うので、価格競争に巻き込まれにくいのもメリットです。

その分、マーケティング事業等の集客率を高めなければいけないため、どの顧客層をターゲットにするかを分析しそれに合った施策を打ち出すことが重要です。

初期投資が少なく成功するチャンスを掴みやすい

単品リピート通販は自社ブランドを扱うので、総合通販のようにあらゆるジャンルの商品を揃えて在庫管理を行ったり、販売促進のために人件費にコストをかける必要がありません。

初期コストを抑えられ、特定の顧客をターゲットに絞れるので新規参入の壁が比較的低いと言われています。

近年は単品リピート通販市場で成長した企業も多く、立ち上げから3年で年間10億円の売上を達成した企業や、5年で30億円を超える化粧品会社等もあります。

単品リピート通販の物流業務を委託するメリット

単品リピート通販において出荷量が増えた際に生じるのが、梱包ミスや出荷速度の低下、人件費の増加、販促業務に手を付けられないといった悩みです。

そこで多くの企業が物流業務をプロに委託しています。

物流業務を委託することで、どのようなメリットがあるのかをご紹介します。

集客とLTV(顧客生産価値)を上げられる

顧客の出荷データをはじめ一連の物流業務をプロの業者に委託することで、自社で行うマーケティング事業等に力を注ぎ、集客やLTV(顧客生産価値)を伸ばせます。

コストを削減できる

自社で梱包し発送業務を行う方がコストを削減できると考える企業も多いのではないでしょうか。

しかし配送料金は個人で行う場合、出荷量が増えても1つあたりの費用は物流業者のほうが下回ります。

ミスを軽減できる

自社で物流業務を全てやろうとすると時間や人件費がかかるだけでなく、些細なミスが生じ大きな問題になるケースもあります。

リピート通販でも回数によって発送する商品が異なったり、長く継続されている方への特別割引があったりと、複雑な作業をミスなく行なわなければ顧客満足度の低下に繋がります。

このようなことが起こらないためにもアウトソーシングは大切なことです。

単品リピート通販の物流業者選びの5つのポイント

1.梱包・発送の対応

定期発送において自社が望む梱包、発送作業を委託できる業者を選ぶことはとても大切です。

一社で複数の商品をリピート通販している場合は梱包パターンも異なります。中身は一緒でも季節ごとにパッケージを変える、リピート通販でもいくつかプランがある企業は値段によって梱包のグレードを上げる等のサービスがあります。

そのようなカスタマイズも可能な業者なのか、事前に検討することが大切です。

また、なかでもEC業者と倉庫間のデータ連携がしっかり取れ、出荷指示システムがしっかり備わった業者がおすすめです。

2.ロット数、取り扱い商品の対応

次に物流業者が保管できるロット数や商品の種類、発送物の大きさなどを知っておく必要があります。

化粧品や健康食品を販売している場合は、ロットごとに保管場所を分けてくれる倉庫など、徹底した品質管理体制を持った業者に委託しましょう。

3.配送コスト

自社で行っている企業がアウトソーシングする際に考慮する一つが配送コストです。

物流業者に委託することで発送までにかかる人件費をはじめ、実際の配送コストをどれくらい削減でき費用対効果が期待できるのかもチェックしましょう。

4.追跡サービス、初回の配送スピード

追跡サービスは顧客が安心して商品を受け取るために必要なシステムです。

高単価な商品を配送する場合は、追跡サービスがあるとより安心感を持ってお届けできます。

また、一度定期注文された後は決まった日時で配送されますが、初回注文の配送スピードは顧客満足度に繋がるポイントの一つです。

5.決済方法の対応

昨今は決済方法も多様で、クレジットカード、コンビニ決済、代引き以外にも、楽天PayやAmazon Payと連携したID決済も増えています。

興味を持ってリピート通販を契約してくれた顧客が、決済段階で離脱することがないようにあらゆる決済方法に対応した通販専用システムの導入は必須と言えます。

まとめ

今回は

  • 単品リピート通販とは
  • 単品リピート通販の市場規模
  • 単品リピート通販のメリット
  • 物流業務委託のメリット
  • 物流業者選びのポイント

についてご紹介しました。

単品リピート通販の物流業務を委託することで、EC事業における商品企画やマーケティング業務に集中できます。

また、プロの物流業者にアウトソーシングする際に、自社が要望するパターンで行えるか、パーソナライズされた施策に対応できるかは重要なポイントとなってきます。

醍醐倉庫の倉庫管理システムはリピート通販に対応したシステムとなっており、セールやイベント時の急激な出荷波動やギフトへの対応、お礼状や複数パターンの熨斗対応など、顧客満足度を高めるためにパーソナライズされた物流業務を目指し、日々アップデートしております。

個別商品への名入れ加工やメッセージ加工、オリジナルダンボールのほか、梱包材、緩衝材、ラベル、同梱チラシの印刷などにも対応し、付加価値を付与できるオプションサービスも多数用意しております。

商品の保管方法はロケーション番号を割り当て、入庫日、ロット、製造年月日、賞味期限などを区別した形で指定のロケーションへ保管しています。

また、年間を通して一定温度を保つ事ができる定温倉庫も整っています。倉庫で保管できる取扱商品は、健康食品、化粧品、アクセサリー、ベビー・キッズ用品、酒類・飲料、家電などジャンルも幅広いです。

また、万が一顧客が商品の破損やあらゆる理由で返品を希望される場合も、スムーズな返品処理が行える体制を整えています。

返品受付から集荷、交換品の発送まで一連の業務を効率化し迅速に対応します。

単品リピート通販で新たに物流業務をアウトソーシングしようと検討されている企業は、ぜひお気軽にご相談ください。

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醍醐倉庫ブログ編集部
醍醐倉庫株式会社のEC通販・ネットショップ事業者向け物流アウトソーシングサービスのメンバーによって構成される編集部。20年以上EC物流をサポートしてきた実績と豊富な知識をもとに、EC・ネットショップ運営に役立つさまざまな情報をお届けします。

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