導入の背景
当社の代行販売サービスを利用していたが、売り上げが自社ECサイト構築に必要な初期費用及びランニングコストを捻出する目途が立ち、楽天市場・Yahoo!ショッピングに出店を検討。
自社で全ての物流業務を行うことを検討したが、季節波動が大きく、スペースや人員確保の問題が出てくると感じていた。また、出店初期に物流業務のオペレーションを安定させたかった。
導入前の課題
今まで通りのサービスを提供維持できるか
代行販売でお願いしていた時は、当日13時までの受注は当日出荷対応となっていた。13時までの受注を当日出荷対応を維持、継続することに不安があった。
季節波動対応にが大きく、人件費(固定費)がもったいない
季節波動により物量が大きく違うため、繁忙期の発送業務に必要な人員を確保すると閑散期に必要以上の人件費がかかってしまうため、本来固定費である人件費を変動費化する必要があった。
在庫に合わせた商品保管スペースの増減に対応できない
コストを考えるとなるべく在庫が少ないとき時のスペースを用意したいが、繁忙期や今後のことを考えると、入庫があった時に受け切れるか心配だ。
業務フローやマニュアル作成、社員教育を行っている時間がない
自社運営の場合、新しい従業員を雇い、物流業務(作業)を教育することに時間がかかる。また繁忙期には繁忙期にアルバイトやパートの大量採用に確保に奔走する必要が懸念された。
店舗ごとにの在庫振り分けや受注処理に手間がかかる
売上を最大化のため、多店舗展開を検討しているが、在庫を各店舗ごとに振り分ける必要があるため、商品管理業務に手間がかかる。全店舗にログインして出荷データを1件ずつ作成する必要があるので業務が煩雑化し、人的ミスが発生しやすくなる。
導入の効果
発送業務を手離れさせることで売上向上などのコア業務への集中でき、販売施策も功を奏し、売り上げも右肩上がり。受注一元管理システムを提案し、API連携で事務手間の削減、季節波動により人員、スペース問題も解消されました。
業務にかかる目に見えないコストが明確になり、毎月の費用を変動費化し梱包資材の変動費や教育にかかる人件費といった細かい支出を見える化に成功。
取り組み内容
- 受注一元管理システムの提案
- API連携による事務作業の短縮
- 消耗品サンプルをおまけとして同梱
- 配送リードタイムの維持継続