物流会社の乗り換えで売上げ前年対比185％を達成

導入の背景

多くの事業者が新たにECに参入し、競争が激化する中、差別化する施策が必要になってきた。委託していた物流会社に、新しいサービスを実現しよう問い合わせたところ「今はできないと」断られた。

また、繁忙期の出荷できる個数制限を提示され対応が急務となった。競合他社との差別化には、対応力のある物流会社がパートナーとして必要だと感じていた。

導入前の課題

今の物流代行では新しいサービスへの対応ができなかった

委託していた物流会社に新しいサービスの作業をお願いしたところ、「オペレーションの構築が今はできない」と断られてしまった。

委託先の物流会社のオペレーションの構築を待つことも検討したが、 EC業界の進化スピードは極めて速いため、時代の変化に機敏に対応する必要がり、構築を待っている時間がなかった。

出荷できる個数制限があり、売上アップの足かせになっていた

委託している物流会社より繁忙期の出荷できる個数制限を提示された。順調に売上を伸ばしていたのに、出荷量が制限されると、ビジネスそのものが立ち行かなくなってしまうため、繁忙期までに対策をとる必要があった。

ラッピングのバリエーションを増やせず、顧客ニーズに応えられなかった

誕生日やクリスマス、父の日・母の日など年間を通して必ずあるイベント。イベントに応じたラッピングのバリエーションを増やしたいが、袋に入れてのリボン結びしか委託先の物流会社ではできなかった。

購入者様の要望が受けられなかった

商品が届いた後、商品を確認してから手元でラッピングしたいという要望や複数の商品を一緒にラッピングを希望など、購入者様の要望に応えることができなかった。

導入の効果

当社に物流業務を委託したことで新たなサービスを実現。複数の資材やノベルティを注文毎に使い分け、エンドユーザー目線で高品質なサービスを提供することができるようになった。その結果、売上げ前年対比185％を達成。

取り組み内容

• オリジナルメッセージカードの同梱や、熨斗、ラッピング包装（巾着、包装紙、リボンかけ）に対応
• 出荷量の波動を吸収できる人員体制作り
• 複数の商品をギフトに適したセット組作業の実施
• ラッピングの仮止め、複数の商品を一緒にラッピングなどの購入者の要望にも対応