自社におすすめの配送方法がわかる、ネットショップの配送方法3種類の特徴を解説

自社におすすめの配送方法がわかる、ネットショップの配送方法3種類の特徴を解説

ネットショップをこれから開設する場合、配送方法をどれにすべきか迷ってしまいますよね。

適当に選んでしまうと、

  • 想像以上に配送コストがかさみ、利益にならない
  • 荷物の安全面に問題が発生し、顧客からクレームが発生

といったケースになる可能性もあります。

そこでこの記事では、ネットショップの配送方法3種類について徹底解説。それぞれの特徴やメリット・デメリット、目的別のおすすめの配送方法について説明しています。

自社のネットショップに合った配送方法を選ぶ際に、ぜひ参考にしてみてください。

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ネットショップの配送方法3種類の特徴と選定ポイント

ネットショップの配送方法は以下の3つです。

  • メール便
  • 宅配便
  • チャーター便

以下でそれぞれについて解説していきます。

1.メール便

メール便は小型かつ軽量な商品を送れる配送サービスです。

たとえば、アクセサリーやサプリメント、本、DVD、洋服などを送れます。

メール便の1番のメリットは低コストな点でしょう。

宅配便に比べて送料が安く、全国どこに配送しても料金は一律です。

また、荷物はポストに投函されるため、顧客は対面で受け取る必要がなくサインも不要。

配送する際も集荷を依頼したり、持っていく必要はなく、ポストに投函できるサービスがほとんどです。

しかし、メール便は配達日時の指定ができず、代引きも不可といったデメリットもあります。

そのため、顧客にとっては、発送オプションの選択肢が少なく不自由に感じるかもしれません。

また、荷物の追跡ができないサービスや、紛失や事故の場合の補償が付いていないサービスもあるので、壊れやすい商品や高価な商品を送る際は避けた方がよいでしょう。

上記に注意した上で、

  • なるべくコストを抑えたい
  • かさばらなくて軽い商品を取り扱っている

といったネットショップは、ぜひメール便を活用してみてください。

2.宅配便

宅配便は比較的小さな荷物を送れる配送サービスです。

小さな荷物といっても、大手の宅配便サービスでは、最大サイズが縦・横・高さの合計が160~200cm、重さは30kgまでなら配送可能です。

宅配便のメリットは、メール便には少ない荷物の追跡サービスや、紛失や事故の場合の補償が付いている点が挙げられます。

日時指定や代引きも可能なので、顧客の選択の自由度も高いです。また冷蔵品や冷凍品も配送できるのも、メリットの1つでしょう。

ただし、メール便と比べて料金が高く、配送地域によっても料金が異なります。

また、宅配ボックスのある住宅であれば不在の場合でも荷物を届けられますが、もし宅配ボックスが設置されていない場合は、荷物を一度持ち帰り、顧客から再配達の依頼をしてもらう必要があるのもデメリットでしょう。

上記を確認した上で、

  • コストが多少かかっても、万一の場合の補償は付けたい
  • 顧客がさまざまな支払い方法を選べたり、日時指定ができる方がいい

といったネットショップは、宅配便の利用をおすすめします。

3.チャーター便

チャーター便は1台のトラックを貸切って、荷物を配送先まで届けるサービスです。

たとえば、大型の精密機械や建築資材、肥料、医療機器、オフィスで使うコピー機やパソコンといった精密機器を配送するのに適しています。

メリットは、配送の速さが挙げられるでしょう。

通常の宅配便であれば、出荷場所から配送先までの間に、いくつかの拠点に寄る必要があります。

しかし、チャーター便は出荷場所から配送先まで、拠点を介さないでダイレクトに届けられるため、その分スピーディーな配送が可能です。

また拠点に寄らないということは、トラックから別のトラックへ荷物を積み替えたり仕分けしたりといった作業が必要ありません。

そのため、荷物の破損や紛失などのリスクが少ないことも、メリットの1つと言えます。

しかしその分、料金が高いのがチャーター便のデメリットです。

荷物の量は関係なく、トラックの台数で料金が換算されるため、荷物が少ない場合も使用するトラックの台数分の料金がかかります。

コストの面に問題がなく、

  • 大型の商品や長物、精密機器を取り扱っている
  • 一定のロット数以上が発注条件のため、1回の注文が大量

といったネットショップは、チャーター便の利用を考えてみてはいかがでしょうか。

配送方法で迷ったら物流代行もおすすめ

物流代行サービスとは、商品の在庫管理や一連の発送業務をアウトソーシングできるサービスです。

アウトソーシング先によって取り扱い可能な商品は異なりますが、アパレルや化粧品、食品、電化製品、家具などさまざまなジャンルの商品の保管・配送が可能です。

また、ほとんどの物流会社は大手運送会社(ヤマト運輸や佐川急便など)と割引契約を結んでいるため、自社で送るよりも安く済むケースが多いです。

さらに、物流代行サービスを活用することで、発送業務にかかる時間や労力が不要になり、他の業務に集中できるといったメリットもあります。

商品の入庫や検品、梱包、発送などの一連の業務を任せられるからです。発送作業のプロである物流代行サービスに任せることで、高い品質を保てるでしょう。

ただし、注文変更や出荷保留などの急な対応が難しい場合もある、といったデメリットもあります。

自社で発送業務を行う場合はイレギュラーな対応も可能ですが、物流代行サービスではあらかじめ決められた規定に沿って作業を行うので、融通が効きにくい点もあるでしょう。

また、発送業務をアウトソーシングすることで、物流に関するノウハウが自社に蓄積しないといった点も注意が必要です。

デメリットも確認した上で、

  • 発送業務を外注してコア業務に注力したい
  • 人為的ミスによるクレームを減らしたい

といったネットショップは、ぜひ物流代行サービスを検討してみてください。

まとめ

各配送方法の特徴やメリット・デメリットをよく理解した上で、自社のネットショップに合った配送方法を選べば、顧客からの信頼や高評価の獲得にもつながります。

ぜひ本記事を参考にして、自社のネットショップに合った配送方法を選んでみてください。

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醍醐倉庫ブログ編集部
醍醐倉庫株式会社のEC通販・ネットショップ事業者向け物流アウトソーシングサービスのメンバーによって構成される編集部。20年以上EC物流をサポートしてきた実績と豊富な知識をもとに、EC・ネットショップ運営に役立つさまざまな情報をお届けします。

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