EC事業において自社で行っていた物流業務を外注する際、「できれば高品質のラッピングが可能な業者がいいな」と思ってらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
どの商品を販売するかによって、業者ごとに得意とする分野が違うので、何社か比較して自社に合った梱包やラッピングを行ってくれる業者を探さなければいけません。
そこで今回は、ギフトラッピングに力を入れた物流業者に外注する際のポイント、おすすめ物流業者7社を一気にご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
ギフトラッピングを物流業者に外注する際のポイント
ギフトラッピングに力を入れた物流業者に外注する際、失敗しないためにどのようなポイントに気をつけて業者選びをすればいいのかについてご紹介します。
取り扱う商品に合った業者を選ぶ
自社で行っている商品に対応可能な業者を選びましょう。日用雑貨を扱う場合と、化粧品や食品を扱う場合では、品質維持のための管理方法や梱包が異なってきます。
プロの業者に任せることは、自社で行うよりも作業負担が削減されメリットもたくさんありますが、実際に顧客の手元に届く際に梱包が丁寧でなければ、顧客満足度の低下に繋がります。
自社が最も大切にしている条件をはっきりと定め、その基準を満たした物流業者に頼むことが最適です。
その分野を得意としているのか確認する
自社が外注しようとしている業者が、今までどのような企業と取引してきたかはとても重要です。
例えば、アパレル事業に特化した物流業務が得意なところもあれば、記念日や贈り物の際にギフトラッピングが上手な業者もあります。
実際に梱包やラッピングが品質、顧客提供上問題がないのか調べて比較することが大切です。
物流業者の中には、ラッピングコーディネータという資格を持ったスタッフがいる場合があります。
梱包やラッピングに力を入れたい企業であれば、そのよう資格、技術を持ったスタッフに任せれば高い品質の物を顧客に届けることができます。
ギフトラッピングに強いおすすめ物流業者7社
醍醐倉庫株式会社
醍醐倉庫株式会社は「売上アップするEC物流・発送代行」と自信をもって物流業務のアウトソーシングを請け負っている企業です。
出荷の自動化でECの手間とストレスを軽減し、依頼された企業の顧客一人ひとりにあった販促物を同梱してくれます。
また、質の高いラッピングができ、イベントごとに合ったギフトラッピングやオリジナルデザインのラッピングも依頼できます。
対応可能なギフトラッピングの一例としては
- 通常の包装紙を使用した箱型ラッピング（デパート包装）
- オリジナル資材を利用したラッピング包装
- OPPラッピング
- 巾着ラッピング
- 不織布ラッピング
- リボンラッピング
- ひもかけラッピング
- 熨斗やメッセージカード付きラッピング
- 手提げ袋の同梱
などが挙げられます。
株式会社スクロール360
通販で750社を超える実績歴をもつ株式会社スクロール360は、35年以上培った豊富なノウハウをもって物流代行を行うプロフェッショナル集団です。
高いチームワークでEC事業の成長をサポートしており、品質管理はもちろん各企業ごとに沿った要望に応えます。
ギフトラッピングのオプションも豊富で、熨斗、メッセージカード、アソート対応等に加え、資材の提案にも対応できるのが魅力です。
中央株式会社
https://www.chuoh-logistics.com/
中央株式会社は今までの取引実績をみると、アパレル、化粧品、通信教育等、幅広いジャンルの業種の物流業務を行っています。
梱包やラッピングの分野では、既存の用意された梱包資材にただ入れるだけでなく、各顧客に合った内容でサービスを提供しています。
プライスタグがいる、リボンを使ったラッピングにしてほしい等のニーズに合った最適な物流スタイルを提案します。
業者を選ぶ際のポイントでもお話しましたが、中央株式会社にはラッピングコーディネーターがいるので、品質においても安心して外注できます。
SBSリコーロジスティクス株式会社
https://www.sbs-ricohlogistics.co.jp/
SBSリコーロジスティクス株式会社は、電子部品・精密機器メーカーを支える物流サービスを主に事業展開している企業です。
倉庫での保管から、梱包、全国各地への発送が可能なネットワークを持っており、毎日約260台のトラックが稼働しています。
国際物流も行っており、アメリカ、ヨーロッパ、アジア地域に物流拠点網を整備しているので、海外への進出を検討されている企業におすすめです。
包装や梱包の分野も得意としており、「包装管理士」という専任のスタッフが一人ひとりの顧客に合ったサービスを提供できるようヒアリングを行います。
ヒアリング後はそれに合った包装資材を開発し提供します。包装技術関連のコンテストでは2017年に「複写機用新循環型エコ包装」で包装部門賞を受賞。
自社が販売する商品に合ったクオリティーの高い包装資材を製作できるのは魅力的です。
株式会社HMKロジサービス
株式会社HMKロジサービスは、幅広い業種の梱包、発送などを行っているのでジャンルを問わず外注できます。
百貨店との繋がりが強く、長年取引してきたノウハウがあるので、梱包やラッピングの品質も高いです。
HMKロジサービスにも「ラッピングコーディネーター」が在籍しています。
メッセージカード、包装紙、シール等もたくさん揃っており、季節ごとの贈り物、誕生日に合わせたラッピングも対応可能です。
株式会社マルニ・ロジコム
株式会社マルニ・ロジコムは、ラッピング・包装代行事業を強みにしています。
2013年にラッピング専門サービスの「つつみ屋工房」という屋号で、ラッピング・包装の持ち込みに特化した代行専門サービスを始めました。
個人のラッピングから法人に向けてのサービスも展開しており、物流全般を外注するのではなく、梱包・ラッピングのみ承って顧客の元へ配送することもできます。
つつみ屋工房で扱っている包装資材はどれも上質で、ラッピングコーディネーターがいるので商品ごとにあったスタイルのラッピングデザインを実現してくれます。
受け取った顧客に喜ばれることから、企業自体の満足度もアップし売上向上にも繋がります。
株式会社カネコ
埼玉、千葉に拠点を構える株式会社カネコは、流通加工において細かい部分までこだわった高品質のサービス、商品に付加価値をつけられるようなサービスを提供しています。
カレンダー巻、製品セット作業、函折、合わせ包み、外観検査等、安心して外注してもらえるよう、ホームページにはどのように作業が行われるか動画も公開しています。
在庫保管も常温と20℃定温の二種類で行っており、品質管理においても不良撲滅・品質第一主義を目指し継続的に改善しています。
まとめ
今回は
- ギフトラッピングを物流業者に外注する際のポイント
- ギフトラッピングに強いおすすめ物流業者7社
についてご紹介しました。
日本全国に物流倉庫会社はごまんとあります。
自社でギフトラッピングに力を入れてEC事業を幅広く展開したい、売上アップしたいと検討されている企業は、今回ご紹介した業者を参考にしながら自社にぴったり合うパートナーを探してみてください。
醍醐倉庫ではギフトラッピングにこだわりを持ってEC事業を運営している企業のために、繁忙期の大量ラッピング、豊富なバリエーションのラッピング実績、ギフトを贈るシーンに合ったラッピングを提供しております。
ギフト需要の取り込み強化を図りたい企業は、ぜひ一度ご相談ください。
