コロナ禍の影響もあり、EC事業の市場が拡大していく中、あらゆる企業では物流業務をプロの業者にアウトソーシングするケースがどんどん増えています。
そこで今回は、物流業務をアウトソーシングする物流代行のメリットや業者選びのポイント、おすすめの業者等を詳しくご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
- 慢性的な人手不足を解消したい
- 出荷量が増えて自社対応が難しくなってきた
- 付加価値をつけてリピーターを増やしたい
- 受注から出荷までをスムーズにしたい
現在、上記のようなお困りごとがありましたら、ぜひ私たちへご相談ください。ネットショップの黎明期である1999年にEC物流を開始して以来、 あらゆる課題を解決してきた物流のプロが御社に最適なプランをご提案させていただきます。まずは、サービス資料をご覧ください。
無料ダウンロードEC物流代行とは?
EC物流代行とは、ECサイト運営元に代わって物流業務をアウトソーシング(外部委託)することを言います。
ECサイトの運営において物流は必須業務ですが、自社で行うにはリソースが多くかかり人件費も増えます。
EC物流代行を行うことで業務の効率化を図れ、新規企画の考案やマーケティング等のコア業務に時間を割くことでEC事業の売上アップを目指せます。
EC物流代行の4つのメリット
EC物流代行を利用することでどんなメリットがあるのかご紹介します。
1.コア業務に集中できる
自社で物流業務を行っている場合、そこに割いていた人的リソースをコア業務に回せます。
メインの商品企画や販売方法、マーケティング等を少人数で行っている企業であれば物流業務を委託するメリットは大きいです。
2.商品管理、発送コストを削減できる
アウトソーシングすることで、人件費、運送費、倉庫費をはじめ、固定でかかっていたコストを大幅に削減できます。
3.配送品質、物流機能レベルが上がる
EC物流代行はプロの物流業者が行うので、業務スピードはもちろん、配送品質の向上も実現でき顧客満足度もアップします。
自社で物流業務を行う過程にクレームが増えたり、品質維持のための環境が整っていない場合はアウトソーシングすることをおすすめします。
4.正確な在庫管理ができる
EC物流代行サービスを利用することでシステムによる正確な在庫管理が可能になります。
物流在庫管理システム(WMS)を導入している業者であれば、在庫を一元管理することでヒューマンエラーを減らし、販売機会の損失を防ぐことができます。
EC物流代行業者選びの5つのポイント
EC物流代行をどの業者に委託するのかは、自社の売上向上や業務の効率化においてとても重要なポイントです。
業者選びでどのポイントに注意すればいいのか具体的に説明します。
1.料金設定
まずは料金設定を見ましょう。
安いコストでアウトソーシングできるのは一見魅力的に感じますが、重要なのは費用対効果です。
アウトソーシングすることが自社の目的やコストの見直しになるのかを検討し、何社かリストアップした上でそれぞれのメリットや料金を比較しましょう。
2.必要な業務に対応しているか
自社が行いたい業務に対応しているかも見極めるポイントです。
物流代行サービスは業者によって作業範囲が異なります。
冷凍・冷蔵の商品を保管できない、ギフトラッピングに対応していない業者もあるのでしっかり確認しましょう。
3.保管できる倉庫の場所
保管倉庫がどこにあるかによって、保管費や配送費が異なります。
都心部に倉庫を構えるとその分費用が高くなるのが一般的です。
逆に地方部に倉庫を構えるとその分費用が抑えられますが、当日出荷の締時間が早まったり、物量増加等の波動に対応できない場合もあります。
自社の予算に合った場所、交通状況などの利便性も考えて選びましょう。
4.システムがスムーズに連携できるか
自社のEC運営で使っているサイトが、アウトソーシングする業者のシステムと連携できるかもチェックしておきましょう。
連携できない場合、想定外の工程が増えたり作業に支障が出ることもあります。
5.返品処理等の対応
ECサイトでは商品の返品や交換が付き物です。
そのような場合、在庫の増減管理が発生し基幹システムから発注をかけるといった連携も必要になります。
EC物流代行会社おすすめ10選
1.醍醐倉庫
醍醐倉庫は高い評価・レビューの獲得や顧客満足度を高める施策に対応しており、ギフト需要に特化した細やかなサービスも提供しております。
醍醐倉庫の強みは、繁忙期やイベント時などの出荷増の波にもスムーズに対応でき、全てのモールやカートと連携してオンライン完結を実現できることです。
また、小ロットからの利用が可能で各種資材も低価格で提供しています。
2.SAGA(サーガ)
SAGAは東京、大阪の2ヵ所に事業所があり、ラベル貼付、詰替え、梱包等を低コストから始められるのが一番の強みです。
また、少量でも利用できるのが魅力の一つです。注意点としては冷蔵・冷凍に非対応です。
3.SBSフレック
SBSフレックは食品物流に特化しており、ドライ・チルド・フローズンの3温度帯への対応が可能な物流業者です。
大手食品メーカーやコンビニエンスストア等を多く取り扱っています。
また、全国をくまなくカバーできる物流センター網、輸配送ネットワークを構築しています。
4.エスプールロジスティクス
エスプールロジスティクスは、IoTロジスティクスの導入で物流の最適化を強みにしている業者です。
低コスト高品質のサービスが魅力的で、急な発注にも迅速に対応し当日出荷も可能です。
5.ウルロジ
ウルロジはディーエムソリューションズ株式会社が運営する物流アウトソーシングサービスです。
全国に営業所があり、梱包のカスタマイズ、モールやカートシステムとの連携、スピーディな出荷等を強みにしています。
倉庫管理システムも導入しているので全てオンラインで完結可能です。注意点は冷蔵・冷凍の温度帯に非対応なことです。
料金はSSサイズの場合1個350円から、ピッキング費は全サイズ一律で1個20円からです。
6.オーダーメイドロジ
オーダーメイドロジは株式会社コーリングが提供するサービスです。
商品のセット管理や同梱処理等の梱包対応、冷凍・冷蔵の出荷も可能です。繁忙期だけの短期依頼も可能です。
7.おもてなし物流(スクロール360)
おもてなし物流はEC事業者ごとに合った流動的な「カスタマイズ形式」でサービスを提供しています。
コストの大幅カット、顧客体験の向上、リピート化の促進を強みに、52年の歴史と豊富な実績がある物流業者です。
1日最大24,000件の出荷実績があり、最適な人員配置と物流コスト削減で業務を効率化してくれます。
「ライトプラン」と「カスタマイズプラン」の2つの料金プランがあるので自社に合ったものを選べます。
8.EC物流ドットコム
EC物流ドットコムは1988年創業の老舗物流代行業者です。2,800社との取引実績があり、クライアントの継続率も97%。
独自開発の物流管理システムで、在庫や発注の確認・指示、あらゆるECモールとの連携も可能で、ミスのない業務内容で高い顧客満足度を得ています。
9.トッパン・フォームズ・サービス
トッパン・フォームズ・サービスは全国約10ヵ所に物流センターや倉庫を完備しており、自動搬送ロボットによる即日出庫・翌日発送が可能です。
通信機器端末の設定や保管、発送、故障交換にも対応可能です。冷蔵・冷凍の温度帯は非対応です。
10.ロジスピ
ロジスピはリアルタイムで在庫が確認でき、バーコード管理・検品、大量入庫も対応可能な業者です。
「D2C事業者向けプラン」と「Amazon出品・納品プラン」の2つの料金プランがあります。
主に個人や中小企業の物流、Amazon、楽天等のモールで販売している企業、クラウドファンディング等で一時的に出荷や保管をしたい企業におすすめです。冷蔵・冷凍の温度帯に非対応です。
まとめ
今回は、
- 物流代行とは?
- 物流代行のメリット
- EC物流代行業者選びのポイント
- EC物流企業おすすめ10選
についてご紹介しました。
EC物流業務の代行はメリットも多く業務の効率化を実現することができます。
自社の限られたリソースでEC事業の拡大を目指す企業等は、アウトソーシングすることでよりコアな業務に力を入れることができます。
醍醐倉庫では入荷、検品、在庫管理をはじめ、ピッキング、梱包、出荷、返品処理等の一連の業務を代行し、企業の売上アップや集客等の業務に集中できる環境のお手伝いを行っております。
高い評価・レビューの獲得や顧客満足度を高める施策に対応しており、ギフト需要に特化した細やかなサービスも提供しております。
新たにECサイト運営の物流業務代行を検討されている企業は、ぜひお気軽にご相談ください。