フルフィルメント by Amazon（FBA）はAmazon独自が行っているサービスで、ネット販売を行う際に大変便利なことから、多くの個人事業主や企業が利用しています。
しかし、実際にどのようなメリットやデメリットがあるのかをしっかり把握しないまま利用している方もたくさんいらっしゃいます。
そこで、今回はフルフィルメント by Amazon（FBA）のメリット、デメリットを詳しくご紹介します。
売上アップや販路拡大のために少しでも参考にしていただければと思います。
- 慢性的な人手不足を解消したい
- 出荷量が増えて自社対応が難しくなってきた
- 付加価値をつけてリピーターを増やしたい
- 受注から出荷までをスムーズにしたい
現在、上記のようなお困りごとがありましたら、ぜひ私たちへご相談ください。ネットショップの黎明期である1999年にEC物流を開始して以来、 あらゆる課題を解決してきた物流のプロが御社に最適なプランをご提案させていただきます。まずは、サービス資料をご覧ください。
無料ダウンロードフルフィルメント by Amazon（FBA）とは？
フルフィルメント by Amazon（FBA）とは、Amazonが提供する商品販売サービスで、商品の注文から顧客への配送までを行ってくれます。
このサービスを利用することで、在庫管理やカスタマー対応まで行ってくれるので、より効率的でメイン業務に集中できるというメリットがあります。
フルフィルメント by Amazon（FBA）のメリット
FBAを利用することでどのようなメリットがあるのか、一つずつ詳しくご説明します。
業務の負担を軽減し効率化を図ることができる
まず、「業務の負担を軽減し効率化を図ることができる」というのが最大の魅力です。
商品の保管、配送、顧客対応といった一連の業務をAmazonが代行することによって、新商品の開発やマーケティングなど、売上アップやビジネスの拡大に注力できるようになります。
Amazon prime対象で転換率がアップ
次に、「Amazon prime対象で転換率がアップ」という点もメリットの一つです。
FBAを利用することによって、販売している商品は自動的にAmazonプライムの対象商品となります。
これにより、送料無料や翌日配送が可能なプライム会員に限定して販売できます。
一般会員よりも多く商品を購入する傾向にあるプライム会員へアプローチできることで、購買意欲のアップ、売上や転換率の向上が期待できます。
送料が無料になる
次に、「送料が無料になる」のが大きなメリットです。
あらかじめFBAを利用する際の手数料に含まれているので、Amazonから配送する際の送料は無料です。
顧客が商品を購入する際に検討する要素の一つが送料です。
送料無料と表示されることによって、より購入されやすくなり、売上向上にもつながるでしょう。
決済方法の選択肢が増える
次に、「決済方法の選択肢が増える」という点です。
Amazonはクレジットカードやデビットカードはもちろん、Amazon Payやギフトカードといったあらゆる決済方法を用意しています。
支払い方法を入力する段階で顧客が希望するものがなかった場合、購入を諦めてカート落ちしてしまうことは大きな損失につながる原因になります。
複数の決済方法があるAmazonで購入のハードルを下げ、売上アップが期待できます。
海外発送対応で販路の拡大
次に、「海外発送対応で販路の拡大」です。
FBAはAmazonが保有するグローバルな物流ネットワークを利用することができます。
国内の販路だけでなく、海外への販売も視野に入れてビジネスを行っている方には大きなメリットとなります。
輸出の手続きから配送管理までの煩雑な手間を省くことができるので、今後新たにチャレンジする方にとっても大きなリスクなく始めることができます。
FBA小型軽量プログラムなら手数料が安い
「FBA小型軽量プログラムなら手数料が安い」のも重要なポイントです。
このプログラムの対象となる商品は下記のとおりです。
- 1kg以下の重量
- 3.3cm×30cm×35cm以下のサイズ
- 1,000円以下の商品
もし自社の商品が当てはまる場合、より低いフルフィルメント手数料でFBAを利用することが可能となり、コストを削減することができます。
24時間365日いつでも対応している
最後に、「24時間365日いつでも対応している」のが大きなメリットとなります。
FBAを利用すれば、注文処理や顧客対応を24時間365日いつでも対応してくれます。
クレームや質問があっても、いつでも迅速に対応してくれるので、商品の購入を迷っている顧客を逃すことなく購買へとつなげるチャンスを獲得できます。
フルフィルメント by Amazon（FBA）のデメリット
メリットがある一方でデメリットも知っておくことも重要です。一つずつ詳しく説明します。
手数料が掛かる
まずは「手数料が掛かる」という点です。
FBAは商品の保管から梱包、発送、カスタマー対応などの一連の物流業務を行ってくれますが、その分手数料もかかります。
また、保管する期間が長くなればなるほど追加料金もかかってきます。
あらかじめ売上、かかるコストのバランスを比較してサービスを利用するようにしましょう。
一度、倉庫に送ると商品状態が確認できない
次に、「一度倉庫に送ると商品状態が確認できない」という問題があります。
商品を一度Amazonの倉庫に送ると、発送までに直接商品の状態をチェックできません。
商品が適切に保管されているか、丁寧な梱包ができているかなどを確認できないため、万が一顧客からクレームがあり、満足度を下げてしまうことがあっても責任を問うことができません。
そのような点で不安がある方は利用を検討しましょう。
FBAに預けられない商品がある
次に、「FBAに預けられない商品がある」というのもデメリットの一つです。
Amazonは商品の安全性や法規制に厳しく、その結果一部の商品はFBAの利用が制限されています。
FBAに預けられない商品としては、下記のような商品が挙げられます。
- 危険品および化学薬品
- 冷蔵・冷凍が必要な食品
- 動植物
- 医薬品・酒類・金券、商品券
- ゴールド、プラチナ、銀などの貴金属
- 金貨・銀貨・銅貨・記念コイン
- 古銭・古札
業務効率化の反面ECサイトの運営知識が蓄積できない
次に、「業務効率化の反面ECサイトの運営知識が蓄積できない」点も考慮すべきです。
ECサイトを運営する上で、その知識を蓄積していくことはとても重要です。
業務が効率化する一方で、自社や個人で顧客とやり取りする過程に得られる経験が積み重ねられない、ファン化するためのコミュニケーションをとることができないといったデメリットがあります。
まとめ
今回は
- フルフィルメント by Amazon（FBA）とは？
- フルフィルメント by Amazon（FBA）のメリット
- フルフィルメント by Amazon（FBA）のデメリット
についてご紹介しました。
フルフィルメント by Amazon（FBA）のメリット、デメリットを詳しく知った上でサービスを利用する方が自社にとってよいのかを検討するようにしましょう。
メリットがたくさんある一方で、手数料が発生したり、対応している流通加工サービスが限られていたりとデメリットもあります。
醍醐倉庫では、FBA納品業務を代行して面倒な業務の軽減をサポートします。
FBAを利用する際に、まず商品をamazonの倉庫に納品する必要があります。
Amazon倉庫へ商品を納品するためには、商品にFBA専用の商品ラベルを貼り、Amazonの規格に応じた検品、梱包、納品をしなければいけません。
醍醐倉庫ではこれらの業務を引き受け、新商品の開発、サービス向上、マーケティングなどのコア業務に集中できる環境を提供します。
これからFBAを利用される予定の方、仕入れ以外の作業を自動化したいと考えている方はぜひ、醍醐倉庫のFBA納品代行サービスをご利用ください。
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