【完全ガイド】革財布が雨や水に濡れたときの対処法などを紹介

【完全ガイド】革財布が雨や水に濡れたときの対処法などを紹介

革製品にとって水は一番の天敵です。水に濡れるとシミができたり、形が崩れてしまうことがあります。

ここでは革財布が濡れてしまった場合の対処法やお手入れ方法を紹介します。

革を濡らしてしまった人だけでなく、濡れたときの対処法がわからないという人もこの機会にぜひ、覚えておきましょう。

特にヌメ革は水に弱く濡れた部分がシミになりやすいので、きちんした対処が必要です。

革財布が雨や水に濡れたときの対処法

革財布が水で濡れてしまった時は慌てず、素早く対応する事が重要です。

Step1. 中の物を全て取り出す

革財布の中に入っている、硬貨、紙幣、カード類を全て取り出してください。

そのままにしておくと、中に入っている物の、色や形がついてしまう可能性があります。

まずは空っぽにしてください。

Step2. 革財布の濡れた場所を拭く

水に濡れてしまったらなるべく早く水分を拭き取ります。

この時ごしごしと擦るのではなく、トントンと叩くようにして拭き取ってください。

そのままにしておくとシミやカビの原因になってしまうので注意が必要です。

Step3. 革財布を日陰干しで乾かす

水が拭き取れたら風通しの良い場所で陰干ししてください。

ドライヤーや天日干しはNGですの注意してください。

必ず日陰、自然乾燥でじっくりと乾かしてください。

Step4. レザークリームで栄養補給を行う

完全に乾いた後は水分の他に油分も抜けて乾燥状態になります。

栄養補給の為にオイルレザーとヌメ革にはレザークリーム、起毛革には保革スプレーを塗ってあげましょう。

レザークリームや保革スプレーの選び方が分からないという人は、下記の編集部おすすめアイテムから選んでみてください。

コロニル 1909シュプリームクリームデラックス浸透力の高い天然オイルのシダーウッドやラノリンを配合しているので、潤いが皮革の奥まで浸透します。

保革効果や栄養効果、柔軟性に優れ深みのあるしっとりとした艶がでます。

また、無色はもちろん6種類のカラーバリエーションのクリームもあるので、補色しながらお手入れすることもできます。

おすすめの革タイプ:オイルレザー

M.MOWBRAY デリケートクリームクリームと言っても水分の多いジェルタイプなので簡単に伸ばすことができ使いやすいと評判です。

艶が出過ぎないのでマットな質感が好きな人はこちらのレザークリームがおすすめです。ベタつきが少ないのもうれしいですね。

おすすめの革タイプ:オイルレザー、ヌメ革

M.MOWBRAY スウェードカラーフレッシュこれ1本で栄養や潤いを与え、防水もできてしまう優れもの。

無色なので起毛革製品なら何にでも使えます。スプレーした後はブラッシングを忘れず行いましょう。

おすすめの革タイプ:起毛革(スウェード、ヌバック)

Step5. 防水スプレーをかける

最後に水濡れ防止に撥水・防水効果のあるスプレーを使いましょう。

これ1つするかしないかでお財布の持ちが変わってきます。

防水スプレーには通気性に優れた「フッ素加工」のものと通気性を遮断する「シリコン」の2種類に分けられます。

革製品は通気性が大事なので「フッ素加工」の防水スプレーを選んでください。

また、フッ素加工の防水スプレーは持続性が低いのでこまめにスプレーしてあげるのがおすすめです。

防水スプレーの選び方が分からないという人は、下記の編集部おすすめアイテムから選んでみてください。

コロニル 1909シュプリームプロテクトスプレーフッ素炭素樹脂をブレンドした防水スプレー。

高い防水効果にプラスして浸透力の高いシダーウッドオイルも配合されているので、繊維の奥深くまで浸透し保革・栄養効果が期待できます。まさに一石二鳥ですね。

おすすめの革タイプ:スムースレザー、起毛革(スウェード、ヌバック)

M.MOWBRAY ナッパケアヌメ革やラム革などデリケートな革財布におすすめの防水スプレーです。

浸透性が高いのでまんべんなくスプレーしても直ぐに乾きしっかりと保湿されます。ベタつくこともないのでよく使うお財布にはうれしいポイントです。

おすすめの革タイプ:ヌメ革、ラム革

トラブル別の濡れたときの対処法

水濡れ以外にも革財布が濡れてしまう場合があります。

トラブル別に対処法を紹介します。

水ぶくれや、シワが出来きた場合

水の浸透具合で、革財布に水ぶくれやシワが出来る場合があります。

この場合の対象方法を紹介します。

水を含んだ化粧用コットンを使う

少量の水を含ませたコットンパックで膨らんでいるところやシワが出来ているとろに置いてください。

1時間後にコットンパックを取って、タオルドライし、日陰干し後にケアクリームを塗ってください。

誤って洗濯しまった場合も同様に、再度全体を湿らせて、日陰干しし、乾燥後はケアクリームをたっぷり塗って乾拭きしてください。

Q.なんで水で湿らせるの?

皮革の繊維に水分が吸収されると、油分が移動したりします。

その為、ボコボコになったり、革の質感が変わってしまいます。

あえて水分を加える事で均一な状態に戻してあげます。

コーヒーやお茶をこぼしてしまった場合

水濡れ同様に長時間そのままにしておくと、シミが抜けなくなってしまいます。

手順は水の場合と同様なので、素早く対応しましょう。

雨で浸水してしまった場合

革製品は水が弱点ですが、専用のサドルソープという石鹸があります。

頑固な汚れや、水シミも、綺麗になると評判です。

水で洗うのは違和感がありますが、雨で浸水してしまった財布を

綺麗にするのに一役買ってくれるかもしれません。

普段から心がけておきたい事

革財布の水濡れを予防するには普段の生活にも気をつけましょう。

例えば、濡れた手で触らない、革財布をポケットに入れない、鞄に極力入れるようにするといった事でも水濡れを防ぐ事が出来ます。

梅雨入り前に一度防水スプレーを散布しておく習慣をつけるなどもおすすめです。

革財布が水に濡れた時の注意点

水に濡れた時に慌ててNG行為をしてしまうと革が乾燥してしまったり、急激に劣化する場合があります。

特に以下の事は行わないようにしましょう。

ドライヤーで乾かす

ドライヤーの高温の熱で、革が収縮して型崩れしたり、乾燥してしまいひび割れの原因になります。

ヒーターなどの暖房器具

ドライヤー同様に熱で収縮してしまい、変形の原因となります。

直射日光で乾かす

こちらも乾燥したり、色ムラが出来る可能性がありますので避けましょう。

乾燥させる時は日陰干しが基本です。

放置する

何もせずに放置すると、革が水分を吸収してしまいシミが出来てしまいます。

水に強い革財布を選ぶのもおすすめ

水に濡れて変色やシミを防ぎたい人は最初から水に強い革財布を選ぶのもいいです。

ここではちょっと珍しい(?)水に強い革で作られた革財布を紹介します。

ガルーシャ(スティングレイ)

エイ革の事でスティングレイとも呼ばれています。

革の表面が突起しており、強度も牛革の6倍とも呼ばれています。

シャークスキン(サメ革)

サメは漁獲できる量も少なく、養殖も難しい為希少性の高い革です。

細かい網目状のシボが特徴で、ザラザラした質感です。

水に強く、丈夫な為、傷にも強いのが特徴です。

ブライドルレザー(牛革)

ブライドルレザーは独自の加工を施しています。

表面にたっぷり蝋を塗ってあり、強度と耐水性を向上させています。

表面の白い蝋が落ちていくと艶が増しているのも魅力です。

エナメルレザー

エナメルは皮革の表面にエナメル塗料を塗ったもので欧米ではパテントレザーとも呼ばれています。

光沢感が強く、防水性が高いので、水シミを作りたくない方に最適です。

お洒落なものも多いのでフォーマルの場でも活躍します。


オイルレザー

油分たっぷりのオイルを染み込ませたオイルレザー。

しっとりしており質感も抜群です。

通常の皮革よりも油分が多いので、水をはじいてくれます。

同じ理由で小傷なども目立ちにくいのが特徴です。

PUレザー(合成皮革)

安価で商品によっては本革と見分けがつかないクオリティーのものもあります。

ちなみにPUとはポリウレタンの事です。

デメリットは本革と比べて寿命が短い点です。

リペア業者も検討してみよう

この記事に書かれている事を色々試してみても状態が改善しない場合はリペア業者を検討してみてください。

水シミの場合は軽度な場合クリーニングのみで修復可能です。

重度の場合は補色などを行い、色の塗り替えや、内装の交換という事になります。

革財布のリペア相場

内容 料金
クリーニング 2,000円~5,000円
補色 8,000円~
カラーチェンジ 20,000円~
内装張替え 20,000円~
ファスナー交換 5,000円~
ほつれ修理 3,000円~

状態によっては、買い替えた方がいい場合もありますのでよく検討してくださいね。

ただし、水シミになった状態で使い続けるとカビが生えてしまう場合がありますので注意してください。

こんな時はリペアでも直らない

水に濡れてしまい、保管状態も悪くて、形崩れをおこし乾燥させてしまった場合リペア業者でも直らない可能性が高いです。

形崩れを少しでも改善させるには、早急に、油分などを補給して繊維の収縮を少しでも抑える事が大切です。

まとめ

いかがでしたか?

水に濡れることは避けて通れないことの1つかもしれません。

特に雨は不純物を多く含んでいるので、革の毛穴を塞いでしまいシミになるとも言われているので注意が必要です。

また、コーヒーや紅茶などの水以外のもので濡らしてしまった場合も同じ方法で対処してください。ただし、水に比べて濃いシミが残りやすいので一刻も早く拭き取ることが大切です。

その時にも決して慌てず濡れたところを優しく叩くように拭き取ってください。強く擦るのだけは絶対にやめましょう。

そして、お気に入りの革財布を水濡れから守るために、忘れずに防水スプレーをかけたり、雨の日にはそのまま持ち出すのをやめる、お財布をテーブルの上に出しっぱなしにしないなどの予防もしていきましょう。

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