男性に人気のコードバンメンズ財布おすすめブランド4選、選び方と手入れ方法も解説

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男性に人気のコードバンメンズ財布おすすめブランド4選、選び方と手入れ方法も解説

世界にはいろいろな革が存在する中で最高級と言われる「コードバン」。

馬のお尻から採取されるとても貴重な革で、きめ細やかさや美しい光沢は誰もが1度は憧れる存在です。

本記事ではコードバンの特徴やおすすめのコードバン財布・ブランドをご紹介していきます。

コードバンの種類と特徴

コードバンは「革のダイヤモンド」と呼ばれているのをご存じですか。

コードバンは他の革と違い、馬の臀部(お尻)のコードバン層という皮膚の内側の層を削り出し鞣されています。

コードバン層は1.2~2mmほどの厚さのコラーゲンの塊。

ここは繊維が密集しているので、引き裂きや圧迫に対して牛革の約3倍の強度を持ち合わせているんですよ。

また、どの馬からもコードバンの原皮を採取できる訳ではなく、自然に近い環境で育った農耕馬にのみ存在すると言われています。

そして、採れたとしても牛革などに比べて1枚が小さいため、財布やシューズなどの小さなアイテムしか作ることしかできません。

時代的に農耕馬が減り、希少性が高くなる分、価格も上がり続けているのです。

皮膚の内側にあるコードバン層を傷つけずに採取するのはかなりの技術が必要なんです。

コードバンを削り出す様子や少ししか採れないこと、独特の光沢・重厚感から「革のダイヤモンド」と言われているんですね。

また、コードバンを採取する為に殺処分するのではなく、ヨーロッパの食用肉の副産物として利用されているので安心してください。

コードバンには大きく分けて「オイル仕上げ」「染料仕上げ」「顔料仕上げ」の3種類があります。それぞれの特徴などを見ていきましょう。

オイル仕上げコードバンの特徴

もっとも一般的なコードバンで、革の中にたっぷりと含まれたオイルが特徴。

オイルが多い分柔軟性に優れ、曲げたり開いたりするお財布にはピッタリな素材です。

ただし、水に弱く繊維の中に水が入ることにより水ぶくれができたり、傷が付きやすく・目立ちやすいといった弱点もあるので取り扱いには注意が必要です。

仕上げに「グレージング(磨き)」を行っているので、表面に独特の光沢が生まれます。

また、使い込むほどに色艶に深みが増し、経年変化を楽しめる他、しっとりと手に馴染む肌触りも魅力の1つです。

  • オイルがたっぷりと含まれている
  • 経年変化が楽しめる
  • 柔軟性が高い
  • 水や汗に弱い
  • 傷が付きやすく目立ちやすい

染料仕上げコードバンの特徴

染料仕上げコードバンはアニリンという染料を使い水染めしているので

  • アニリン染めコードバン
  • 水染めコードバン

などとも呼ばれています。

コードバンは他の素材と違い銀面がないぶん、革の表面を削ったり磨き上げることが可能なため、透明感のある美しい光沢を生み出すことができます。

また水染めなのでトラやシボなど素材の表情はそのままに、色味の濃淡などが感じられとても魅力的。

ただし、オイルコードバンに比べてオイルの含量が少ないので、張りがあり折り曲げた時の耐久性が低くなり、革が育つまで取り扱いが難しいことが難点。

水濡れに弱く、すぐに拭き取らないと水ぶくれになって跡が残ってしまうので注意してくださいね。

  • 透明感のある光沢
  • コードバンの中で一番の艶を誇る
  • 発色がよく濃淡が楽しめる
  • 張り具合がブライドルレザーに似ている
  • 長く使い表面が荒れることで水が浸透しやすい状態になり水ぶくれを起こす
  • 曲げた時の耐久性が劣る

顔料仕上げコードバンの特徴

顔料仕上げコードバンは耐久性が求められるランドセル用に開発された素材と言われています。

顔料を革表面に塗っているので繊維が染められるわけではなく、ペンキのようにムラなく均一に塗ることができます。

しかし、革そのものの表情も覆ってしまうので革のエイジングを楽しみたい人にはおすすめできません。

しかし、革の表面を覆ってしまうことで水に濡れても繊維に染み込まず、水ぶくれなどを起こしません。

傷なども付きにくく丈夫で、購入当初の美しさを維持できコードバンの弱点を見事に克服しています。

オイルコードバンや染料仕上げコードバンに比べてリーズナブルなのもうれしいポイントです。

  • 革表面に顔料を載せて色付けしている
  • 耐水性・耐久性に優れている
  • ランドセルの素材として使われることが多い
  • お手入れが苦手な人におすすめ
  • 他のコードバンよりリーズナブル
  • 革の表情が隠されてしまう
  • 経年変化があまり感じられない
  • 長く愛用していると顔料が剥がれくることがある

有名なコードバン製造所

牛革の製造所よりもはるかに少ないコードバン製造所。その中でも有名な製造所をご紹介していきます。

レーデルオガワ

1971年にコードバン専門のフィニッシャーとして誕生しました。

鞣し工程は行わず仕上げと染色を行っています。開業から20年、「水のように透き通り、宝石のように輝くどこにもないコードバン」を作り出すことに成功しました。

素材の表情を崩さずにコードバン本来の美しさを引き出し、透明感のあるレーデルオガワのコードバンを使用しているブランドも多数見かけます。

吸い込まれるような美しい光沢はどこにも真似できません。

新喜皮革

1951年創業、日本唯一の馬革専門のタンナー「新喜皮革」は原皮の選定から鞣し、乾燥、熟成、削り出しなど自社一貫生産するこだわりを持っています。

約10か月間手間暇をかけて作られたコードバンは品質が高く、コードバン専門のフィニッシャー「レーデルオガワ」に革を卸していることでも有名です。

2000年代には「ひょうごものづくり技術大賞」や「ニューレザーコンテスト」など数々の賞を受賞し、その評価は日本に留まらず世界各国からも高く評価されています。

昨今では香港やイタリアの展示会にも出品するなど活動を広げているんですよ。

ホーウィン社

1905年にアメリカ・シカゴで誕生したホーウィン社は100年以上の歴史を誇る、世界的に有名な北米唯一のシェルコードバンタンナーです。

ホーウィン社のコードバンは品質が高い素材を使い、職人歴20年以上の経験を持つ熟練職人たちがオーダーメイドで作り上げています。

「シェルコードバン」はホーウィン社によって作られ商標登録されたコードバンです。オイルをたっぷりと含くみ、頑丈なのにしなやかで手馴染みが良いのが特徴です。独特の光沢感も魅力的。

シェルコードバンは商標登録がされている為、ホーウィン社が作ったコードバン以外を「シェルコードバン」と呼ぶことはできません。

しかし、ホーウィン社が作っていないコードバンでも「シェルコードバン」と謳っている商品も出てきてしまっているので、本物のシェルコードバンを使いたい人はしっかり確認をしておきましょう。

宮内産業

長野県飯田市に所在する宮内産業は年商50億円を超える大規模タンナーとして有名です。

1937年に創業した後1964年に皮なめし業務を開始、1997年にはコードバン生産量世界第二位まで昇り詰めました。

1985年には自動車用革生産を本格化しセルシオなどのシートを生産、その品質は折り紙付きです。主な取引先は自動車関連部品メーカーや家具メーカー、鞄メーカー、靴メーカーと幅広く、多くのメーカーから高い評価を得ています。

国内の本革製ランドセルに使われている80%は宮内産業が生産しているんですよ。

宮内産業のコードバンは素材の表情を生かしつつ透明感のある光沢をもち、他には真似できないオリジナルのカラーを開発しています。

失敗しても諦めない心と新たな開発など、あくなき挑戦を続ける宮内産業のコードバンから目が離せません。

おすすめのコードバン財布・ブランド

コードバンのお財布を探してみると、日本のレザーグッズブランドが多く取り扱っているなと感じました。

その中で特におすすめのブランドやコードバン財布をご紹介していきます。

COCOMEISTER (ココマイスター)

日本のレザーグッズブランドの中でもトップクラスの質を誇るココマスター。

多くの素材を扱っており、まるで海外ブランドのような雰囲気を醸し出しています。一度はもってみたいレザーブランドとして認知度も高く、持っているだけで男度が上がるので大変人気があります。

また素材が同じでもコレクションごとに全く違った表情が見られるのも魅力的。

コードバンだけでもコレクションが4種類もあり形もたくさんあるので、お気に入りのお財布を探すのも楽しいですね。

シェルコードバン スタンフォード

https://cocomeister.jp/tokyo/collection/shellcordovan/45014602

創業100年を超える老舗タンナー「ホーウィン社」のシェルコードバンを裏にも表にも使ったとても贅沢な「シェルコードバンコレクション」のフラップ型長財布です。

シェルコードバンは確保が非常に難しい素材なので生産量が少なく、販売されてもわずか数分で完売するほど人気が高いんですよ。

革そのものの表情を極限まで残し、深みのある艶と美しく経年変化していく様はとても魅力的です。

薄型でも大容量でキャッシュも出し入れしやすいのも人気の理由の1つと言えるでしょう。

素材 馬革
サイズ 19cm×9.3cm×2.4cm
仕様 札入れ×1 カード入れ×14 ポケット×2 小銭入れ×1
カラー 7色(ブラック/ボルドーワイン/ネイビーブルー/ウイスキー/グリーンベレー/ディープレイク/ブルークリスタル)

コードバンクルー クレスティー

https://cocomeister.jp/tokyo/goods/goods.aspx?goods=45014671&

ココマイスターのコードバンコレクションに新しく仲間入りした「コードバンクルーコレクション」。

鉄道を作り、街を発展させた英国のクルーという街からインスピレーションを得てできたコレクションです。外装はコードバンを採用し内装はコードバンと同様に最高級皮革と言われる「オークバーク」を採用しています。

クラシカルな佇まいと本格的な作り、品格・重厚感があり大人の男性にぴったりです。コードバンクルーはカラフルな色味が揃っていますが、フォーマルなシーンでも違和感なく持ち歩けます。

お財布を開くと大きめのマチがついた小銭入れとカードポケット4つ、フリーポケット3つ、2層に分かれた札入れと見慣れた内装です。

札入れにはシークレットカードポケットが2つ付いていたり、仕切りには外装と同じコードバンが使われていたりとこだわりの一面もあります。

素材 馬革
サイズ 11cm×9.3cm×2.8cm
仕様 札入れ×2 カード入れ×6 フリーポケット×3 小銭入れ×1
カラー 4色(カーメン/シークインブルー/バーニングホット/アップルグリーン)

GANZO(ガンゾ)

「日本の最高級レザーブランド」とも言われ人気を博しているガンゾは、1917年創業の革製品製造卸売業者のAJIOKA.が作ったブランドです。

ガンゾ自体は2001年創業の若いブランドですが、親会社が創業100年を超える老舗中の老舗なので職人の目利きや腕は確か。

一目見てわかる品質の良さと、ステッチやコバなどの細かな部分も丁寧に仕上げられているので、持っているだけでステータスになるので、自分へのご褒美はもちろん大切な人へのプレゼントにも選ばれることも多いんですよ。

コードバン ラウンドファスナー長財布

https://www.ganzo.ne.jp/fs/ganzo/cordovan/57340

定番の「コードバンシリーズ」は新喜皮革が鞣したコードバンをレーデルオガワが染色した美しい艶の水染めコードバンを採用しています。

色の濃いコードバンに内装のきれいなベージュ色のヌメ革とのコントラストの美しさが魅力的。同時に2種類の経年変化を楽しめるのも革好きにはたまりません。

価格は高めですが着色や磨き、縫製などかなり細かなところまでこだわって仕上げているので、耐久性があり長い目で見るとコストパフォーマンスは最高です。

愛用している人のほとんどが高評価をし、リピーターも多くいます。

素材 馬革
サイズ 19.5cm×10cm×2.5cm
仕様 札入れ×2 カード入れ×12 ポケット×2 小銭入れ×1
カラー 5色(ブラック/ヘーゼル/ダークブラウン/ダークグリーン/ネイビー)

CYPRIS(キプリス)

キプリスは「袋物仕立て」をはじめとした「菊寄せ」や「縫い返し」、「忍び縫い」、「風琴マチ」など様々な細かくて高度な技術を駆使して1つひとつ丁寧に仕立てています。

そのため、キプリスのレザーグッズはベーシックかつエレガントなものばかり。ビジネスシーンにもカジュアルにも使いこなせるのもうれしいですよね。

キプリスのコードバンシリーズは、

  • コードバン&シラサギレザー
  • オイルシェルコードバン&バケッタレザー
  • コードバン&ベジタブルタンニングレザー
  • オイルシェルコードバンナチュラルコレクション
  • コードバン&リンピッドカーフ
  • コードバン&ルーガショルダー
  • ホーウィンシェルコードバン

の7種類あり、それぞれ表情や艶感が異なるので選ぶ時間も楽しいですよ。

ラウンドファスナーハニーセル長財布

https://basic.cypris.co.jp/mens/products/cordovanvacchetta/10680/

キプリスの代名詞でもある「ハニーセル」仕様のラウンドファスナー財布です。

その名の通りカードポケットがまるで蜂の巣のような設計になっていて、大容量で見やすく取り出しやすいのが自慢です。

水染めされたコードバンとシボや艶が魅力的なヴァケッタレザーの組み合わせも個性的です。

上手に革を育てて美しい経年変化を楽しみたいですね。コードバンは何重にも重ねて染色されているので独特の艶と透明感、奥行きのある色味も素敵ですよ。

素材 馬革/牛革
サイズ 22cm×9.2cm×2.5cm
仕様 札入れ×1 カード入れ×21 ポケット×2 小銭入れ×1
カラー 3色(ブラック/ダークブラウン/ネイビー)

カード札入れ

https://basic.cypris.co.jp/mens/products/oilshellcordovannaturalcollection/8546/

小銭入れの付いていない二つ折り財布なのでジャケットの内ポケットに入れてもかさばらず、コンパクトに持ち歩けます。

このナチュラルコレクションシリーズのコードバンは一般的な濃い色に染色されたものとは違い、鞣した後にオイルを加えグレージングをしただけのもの。

珍しいヌメ革のような色合いは、毛穴や色むらもよく見えるのでワイルドな印象を受けます。外側も内側もコードバンが使われていてとても贅沢な逸品です。

素材 馬革
サイズ 11.5cm×9.7cm×2.5cm
仕様 札入れ×2 カード入れ×8 ポケット×2
カラー 1色(ナチュラル)

yuhaku (ユハク)

ユハクの何とも言えない絶妙な美しい色味は、職人たちが絵を描くように複数の色を手作業で組み合わせて作っています。

素材との組み合わせも考えながら、何度も試作を重ね完成した色を1つひとつ丁寧に染色し時間をかけて磨き上げることにより、透明感があり深みのある色が完成するんです。

シリーズによって、一面同じ色で仕上げているものやグラデーションしているものなど表情が違っていておもしろいです。

もちろん素材そのものの毛穴やシボ、トラなどを活かしているので革の味を楽しみたい人にもおすすめです。

ユハク独自の手染め染色技術のすばらしさは世界からも高く評価されています。

YFC111Nコードバン長財布

https://yuhaku.co.jp/c/Category_27/item_26

レーデルオガワのアニリンコードバンに手染めを行なった「Diamantシリーズ」はユハクの中で一番美しい透明感と高級感があり、優れた耐久性、なめらかな手触りが特徴です。

独自の染色技術で作り上げたグラデーションも相まって人の目を引き付ける魅力もあります。

内装は小銭入れが付いていないのですっきりとした印象。

カードは12枚、紙幣は意外にも40枚も収納できるんですよ。小銭が原因で型崩れすることもなく、薄型で身軽に持ち歩けるのはうれしいですね。

素材 馬革/牛革
サイズ 19cm×9.8cm×1cm
仕様 札入れ×2 カード入れ×12
カラー 4色(ブルー、ダークブラウン、グリーン、ワイン)

YDA114コードバン×クロコダイル ラウンドファスナーウォレット

https://yuhaku.co.jp/c/Category_27/yda114

コードバンと高級皮革クロコダイルを組み合わせた贅沢な逸品。

コードバンは通常よりも色を濃く、磨きを強くすることでクロコダイルと一体感が生まれます。内装は型押しを施しているので、中身の出し入れの時にどうしても付いてしまう傷を目立ちにくくするというメリットも。

紙幣50枚とカード12枚の他、チケットや領収書が入るフリーポケットも搭載されているので使い勝手も良いですよ。

お手入れの際は、水分を多く含むクロコダイルのレザークリームがコードバンに触れないように気を付けてくださいね。

素材 馬革/ワニ革/牛革
サイズ 19.8cm×9.5cm×2.2cm
仕様 札入れ×2 カード入れ×12 フリーポケット×2 小銭入れ×1
カラー 2色(ディアマントブルー、グラファイトグレー)

コードバンの種類別のお手入れ方法

オイルコードバンや染料仕上げコードバンは経年変化が楽しめますが、使っていくうちに色艶に深みが出て自分色に染まっていきます。

しかし、放っておくときれいな経年変化は望めません。

革のダイヤモンドとも言われるほどの美しい光沢をキープするためにも、お手入れ方法もしっかり確認しておきましょう。

普段のお手入れではお財布をしまう際に柔らかい布などで乾拭きする程度でOK。

毎日使うものなので手指の脂が浸透しそれだけで潤いになります。

乾燥していないにもかかわらずクリームやワックスを使ってしまうと、逆に曇りが出てしまいせっかくの美しい光沢が失われてしまいます。

使っていくうちに表面がざらつくなどの触感的変化や艶がなくなってきたなと思ったらそれがお手入れの合図。クリームやワックスを使い油分を浸透させてあげましょう。

顔料仕上げコードバンもオイル仕上げや染料仕上げと同じ方法でお手入れすることをおすすめしますが、使うレザークリームの中に「有機溶剤(汚れ落とし)」が含まれていないものを選びましょう。

有機溶剤が入っていると顔料が落ちて、色が剥がれてしまうことがあります。十分注意してくださいね。

用意するもの

  • やわらかい布(綿100%) 複数枚
  • ブラシ(柔らかい毛のもの)
  • レザークリーム

Step.1 財布表面に付いている細かな埃や汚れを取り除く

お財布を毎日使っていると気が付かないうちに小さな汚れやステッチの隙間に埃がたまるので、お手入れをする前にブラシでキレイにしておきましょう。

コードバンは傷が付きやすいので、馬毛ブラシや山羊毛ブラシなどの柔らかいブラシがおすすめです。

Step.2 レザークリームを浸透させる

柔らかい布にレザークリームを極少量とり、薄く広げ均一に塗っていきます。

レザークリームを塗ることによって革に栄養と潤いを与えます。レザークリームはロウや油脂のものや、コードバン専用のものを選ぶと良いでしょう。

GANZOやyuhakuなどオリジナルのレザークリームを販売しているブランドもありますよ。

Step.3 余分なレザークリームを落とす

日陰の風通しの良いところで十分乾かしたら、表面に残った余分なレザークリームを布で拭き取ります。ステッチ部分に入り込んだクリームも忘れずに。

防水スプレーはシミになることがあるので使わないほうが良いでしょう。

コードバンのお手入れにおすすめレザークリーム

コロニル 1909シュプリームデラックス

https://www.collonil.jp/product/1909_supreme_creme_deluxe

スムースレザーのお手入れに多くの人から支持されているのがこの「1909シュプリームデラックス」。

シダーウッドオイルやラノリンなど天然オイルを配合した浸透力の高い最高級栄養クリームです。

革の繊維まで届き潤いを与えてくれるので深みのある艶が生まれます。艶が命のコードバンにピッタリなレザークリームです。

サフィールコードバンクリーム

http://saphir-jp.com/product/%e3%82%b3%e3%83%bc%e3%83%89%e3%83%90%e3%83%b3%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%a0/

サフィールのコードバンクリームは、保革・栄養効果の高い牛脚油(ニートフットオイル)や上品な艶を出すビーズワックスが入っています。

カラーバリエーションも豊富でニュートラルの他にブラックやダークブラウン、フォーンなどアイテムに合わせた色をチョイスすれば補色もできますよ。

伸びがよく使いやすいの初めての人でも安心です。

コードバンの人気メンズ財布ブランド4選まとめ

透明感ある艶の美しさや希少性などから革のダイヤモンドと呼ばれるコードバン。

その中でも染色の仕上げ方法によって特徴や弱点、表情が違ってくることがわかりました。

コードバンを製造するタンナーは世界的に少なくはありますが、どのタンナーも歴史が深く認知度も評価も高く美しいコードバンを作り上げていましたね。

また、コードバンを扱うどのレザーブランドも1つひとつ特徴が違って魅力的なものばかりでした。コードバンは水に弱いので十分注意し長く愛用してくださいね。

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