大人女性におすすめ!韓国の革財布ブランド10選|選び方のポイントも解説

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日本の隣国である韓国は、日本でも料理やファッション、コスメ、ドラマ、アイドルなど、さまざまな分野で高い人気を誇ります。

トレンドを生み出す力にも優れており、最新の流行を取り入れたデザインが多く登場するため、次に何が流行するのか常に注目の的です。

しかし、韓国の財布ブランドについては、あまり聞き馴染みがなく、「どれを選べばよいかわからない」という声も少なくありません。

本記事では、そうした方に向けて、デザイン性だけでなく品質にもこだわった韓国の人気財布ブランドや、自分に合ったブランドの選び方をご紹介していきます。

韓国で人気のおすすめ革財布ブランド10選

韓国の革財布ブランドは、若年層から30代にかけて人気があるという印象を持たれがちですが、実際には、大人の女性が長く愛用できる品質にこだわったアイテムも数多く展開されています。

ここでは、デザイン性だけでなく、上質さと実用性を兼ね備えた人気の革財布ブランドをご紹介していきます。

OSOI(オソイ) HALF WALLET

https://en.osoi.co.kr

OSOI(オソイ)は、2016年にソウルで誕生したバッグ&シューズブランドです。ブランド名は日本語の「遅い」に由来しており、スピードが重視される韓国において、「自分たちのペースで、ゆっくりとものづくりをしたい」という想いが込められています。

上質な素材に、エッジの効いたモードなテイスト、ユニークなフォルムや遊び心のあるデザインがSNSで話題となり、韓国ブランドの中でも高い人気を誇っています。2025年にはユナイテッドアローズと独占販売契約を結び、年内には東京に初の単独店舗をオープン予定。ブランドの世界観をより立体的に体験できる場として注目されています。

こちらのL字ファスナーコンパクト財布には、取り外し可能なリングが付いており、バッグの持ち手やポーチに固定することが可能です。そのため、大きなバッグの中でも見失いにくく、非常に便利に使えます。

コンパクトなサイズながら、内装には小銭入れとして使えるフリーポケットと2つのカードポケットが備えられ、紙幣も二つ折りで収納できるなど、実用性にも優れています。

また、同じモデルでもカラーによって異なる素材が採用されているのも特徴です。ブラックにはスムースレザー、イエローにはスエード、ブラウンにはヌバックを使用しており、それぞれ質感や表情が大きく異なります。経年変化の仕方にも違いがあるため、「どんな風に育てていきたいか」をイメージしながらカラーを選ぶのも楽しみのひとつです。

素材 牛革
サイズ 10.8cm×8.2cm
仕様 カードポケット×2 ポケット×1
カラー 3色(ブラック/ヌバック・ブラウン/スウェード・イエロー)

LE MASQUE(ル・マスク) ドットツーポケットコイン&カードウォレット baby pink

https://www.sixty-percent.com

LE MASQUE(ル・マスク)は、シンプルな中にさりげなくトレンドを取り入れたデザインで人気を集めています。派手すぎないのに存在感があり、持っているだけでその日のコーディネートを格上げしてくれるような絶妙なバランスが魅力です。

レザーは柔らかく手に馴染む質感のものが多く、カラーバリエーションも豊富。リーズナブルな価格も支持される理由のひとつです。シーンを選ばず使えるデザインが多いため、プレゼントにも最適です。

このフラップタイプのコンパクト財布は、ころんとした可愛らしいフォルムとやさしいカラーが魅力で、乙女心をくすぐる一品。フラップを開けるとさらにもう一つのフラップが現れ、カードと現金を分けて収納することが可能です。両方にマチが付いているため、カードを多めに持ち歩きたい方にもおすすめです。

なお、日本のコンパクト財布のように紙幣を折らずに収納するタイプではないため、その点はあらかじめご注意ください。ただし、韓国ブランドならではのデザイン性が光る魅力的なアイテムです。

また、背面にはカードポケットが備えられており、使用頻度の高いカードを入れておくと便利に使えます。

素材 牛革
サイズ 10.5cm×8cm×3cm
仕様 カードポケット×1 ポケット×2
カラー 1色(ピンク)

CARLYN(カーリン) ポーズチェーンウォレット

https://www.carlynmall.com

CARLYN(カーリン)は、韓国で20代前半の女性を中心に高い支持を集めているレザーブランドです。

「LOST OF LOVE ― 小さくて些細なものが集まり、大きな役割を果たす」というコンセプトのもと、日常を特別にするアイテムを展開しています。

ふっくらと柔らかな印象のキルトデザインなど、女性らしい要素を取り入れたアイテムが多い一方で、ハードウェア部分には遊び心が感じられるデザインも特徴です。

丸みを帯びた留め具や立体感のあるフック、アクセサリーのような存在感を放つパーツなど、細部にまで“韓国らしさ”が詰まっています。

このコンパクトウォレットには、取り外し可能なチェーンが付属しています。チェーンを外して通常のお財布として使うのはもちろん、チェーンを付ければフォーマルなシーンでもコーディネートの一部として活躍してくれます。

また、カーリンのロゴパターンをくり抜いたシルバープレートがデザインを引き締めるアクセントになっており、洗練された印象を演出します。

内側には3つのカードポケット、背面には1つのポケットが設けられており、大きめのマチも備えているため、身軽にお出かけしたいときにもぴったりです。

さらに、使いやすい4色のカラーバリエーションから選べるのもうれしいポイントです。

素材 牛革
サイズ 10.7cm×8cm×3.2cm
仕様 カードポケット×3 ポケット×1 ストラップ×1(全長121.5cm)
カラー 3色(ブラック/アイボリー/シルバー/ライト・ピンク)

LOUIS QUATORZE(ルイ・クアトルズ) Monte Trifold half wallet

https://us.louisquatorze.com

LOUIS QUATORZE(ルイ・クアトルズ)は、1980年にフランスのレザー職人によって創設されたルーツを持ち、現在は企画・運営・生産のすべてを韓国に拠点を置いて展開しているブランドです。

上品でクラシカルな雰囲気と、大人の女性にふさわしい上質さを感じるデザインが魅力で、バッグや革財布はシンプルながらも個性的な印象を与え、幅広い層から支持を集めています。

また、上質なレザーと優れた耐久性を備えながら、手に取りやすい価格帯である点も人気の理由のひとつです。

こちらの三つ折り財布は、正面にLQのイニシャルが刻まれたプレススタッド付きフラップが特徴です。フラップを開けるとマチ付きの小銭入れになっており、視認性にも優れています。

背面にはフリーポケットが設けられているため、日常的によく使うカードなどを入れておくことで、より実用的に使えます。内装には、紙幣を折らずに収納できる札入れのほか、複数のカードポケットも備えられており、初めてコンパクト財布を使う方や、現金を持ち歩かないと不安という方にも安心の仕様です。

素材には細かな型押しが施された牛革を使用しており、傷や汚れに強いのも嬉しいポイントです。

素材 牛革
サイズ 9.5cm×8cm×3.5cm
仕様 札入れ×1 カードポケット×8 ポケット×1 小銭入れ×1
カラー 2色(ブラック/アイボリー)

vunque(ブンク) Perfec Flip Half Wallet

https://vunque.jp

vunque(ブンク)は、イタリア語の「Ovunque(どこにでも)」を語源に名付けられたブランドです。
「どこにいても、お客様と共にスタイルとライフを提供する」をモットーに、バッグや財布、チェーンストラップなどを展開しています。

ブランドのアイコン金具「vunque Razor」は、ミニマルなデザインの中にエッジを効かせた存在感のあるパーツで、さりげなく個性を引き出してくれるのが魅力です。
また、年齢を問わず使いやすいデザインが多く、初めて韓国のレザーブランドを選ぶ方にも安心です。

こちらの二つ折り財布は、発色の良いミスティックグリーンのボディに、正面のカミソリ型ハードウェアがアクセントとなったデザインが特徴です。

L字ファスナー仕様の小銭入れは外側に設けられており、アクセスしやすく、マチ付きで視認性にも優れているため、出し入れもスムーズに行えます。

内装はスナップボタンによる開閉式で、6つのカードポケットと、紙幣を折らずに収納できる札入れを備えています。
また、外側背面にもカードポケットが配置されており、コンパクトでありながら実用性の高い一品に仕上がっています。

素材 牛革
サイズ 10cm×8.5cm
仕様 札入れ×1 カードポケット×7 小銭入れ×1
カラー 1色(グリーン)

COURONNE(クロンヌ) Stephanie Le Temp Long Wallet

https://global.musinsa.com

COURONNE(クロンヌ)は、シンプルで気品のあるデザインが魅力のラグジュアリーレザーブランドです。バッグを中心にファッション小物を展開しており、その美しい佇まいから韓国ドラマでも多数採用されるほど高い人気を誇っています。

また、「長く使える革小物」をモットーとして掲げており、丁寧なつくりと高い機能性を兼ね備えた実用的なアイテムが揃います。シーンを選ばず愛用できるデザインも嬉しいポイントです。

韓国の革財布ではあまり見かけない長財布。こちらは、洗練された佇まいの中に現代的なエッセンスを取り入れた「ステファニー・ル・タン」シリーズです。
ヴィンテージムードから着想を得たメタル装飾や、本体とフラップ部分で異なる質感を組み合わせることで、さりげなく個性を引き立てています。

背面には大きめのフリーポケットが備えられており、航空チケットや領収書などをスマートに収納可能です。内装は収納力に優れており、ファスナー付きの小銭入れに加え、複数のカードポケットと札入れも搭載されています。

韓国の革財布にありがちなコンパクトサイズや、キャッシュレスを前提とした収納量に不安を感じていた方にもおすすめの一品です。

素材 牛革
サイズ 19cm×10cm×3cm
仕様 札入れ×1 カードポケット×9 ポケット×4 小銭入れ×1
カラー 1色(ピスタチオ)

MARGE SHERWOOD(マージシャーウッド) STUD ZIPPER WALLET

https://global.musinsa.com

MARGE SHERWOOD(マージ・シャーウッド)は、2013年に誕生したレザーグッズブランドです。ブランド名は、1999年公開の映画『リプリー』に登場するキャラクター、マージ・シャーウッドに由来しています。

優雅で洗練されたスタイルを意識し、音楽や写真、現代舞踊から得たインスピレーションをもとにアイテムを製作。曲線を多用したフォルムや、構造的で立体感のあるデザイン、上質な素材が魅力で、トレンド感がありながらも上品でバランスの取れた佇まいが人気を集めています。

カジュアルすぎず、大人の女性らしさを演出できることから、日本人にとって取り入れやすいブランドと言えるでしょう。

こちらのジッパーウォレットは、小ぶりなサイズながらも存在感を放つスタッズデザインが魅力です。スタッズは3種類の異なるパーツを組み合わせており、他の人と被りたくない方にもおすすめです。

カラーバリエーションはブラックとレッドの2色展開。ブラックにはヌバック、レッドにはスエード素材を採用しており、カラーによって質感や雰囲気が大きく異なります。

外側にはカードポケット、内側にはキーチェーンストラップが付属しており、カードと小銭、家の鍵だけを持って身軽にお出かけできるのも嬉しいポイントです。

素材 牛革
サイズ 9cm×8.5cm
仕様 カードポケット×1 ファスナー付きポケット×1
カラー 2色(ブラック/レッド)

DeMAKER(ディメーカー) Folding wallet

https://m.en.demaker.co.kr

DeMAKER(ディメーカー)は、「デザイナー」と「メーカー」を組み合わせた造語で、2017年に誕生したレザーブランドです。

「境界を作らず、自由な発想でデザインを追求する」という理念のもと、ファッションの固定観念にとらわれない、エレガントかつ遊び心のあるデザインを展開しています。

高品質で実用性にも優れていながら、手の届きやすい価格帯であることから、幅広い層から支持されています。

ディメーカーのアイテムは、公式オンラインストアや韓国のショッピングサイトのほか、ユナイテッドアローズの公式サイトでも一部商品が取り扱われています。

こちらのコンパクト財布は、ベルトひとつで留めるシンプルながら個性的なデザインが特徴です。小銭入れは備えていませんが、4つのアコーディオンポケットで構成されており、カードや紙幣、レシートなどを仕分けして収納できます。中身をすっきりと整理しやすく、常に財布の中をきれいな状態に保つことが可能です。

手のひらに収まるコンパクトなサイズ感で、重さもわずか60gと軽量。ミニバッグにもすっきりと収まります。

フロントに刻印されたブランドロゴが上品なアクセントとなっており、カラーバリエーションも豊富で、シーンを問わず活躍してくれるアイテムです。

素材 牛革
サイズ 10cm×6.4cm×1.1cm
仕様 札入れ×4 カードポケット×3
カラー 7色(ブルー/ソフト・ピンク/シルバー/アイスクリーム/ブラック/トマト・レッド/キャラメル)

Oryany(オヤニ) マンディ2段ロングウォレット

https://oryany.co.kr

Oryany(オヤニ)は、2010年に誕生した女性向けのカジュアルブランドです。ウエスタンコアの感性をベースに、カジュアル・モダン・クラシックの要素を柔らかく共存させたデザインを目指して、アイテムを展開しています。

また、環境への配慮も重視しており、倫理基準に沿ったレザーやキャンバス素材、リサイクルナイロンを採用。耐久性にも優れているため、長く愛用できるアイテムが揃います。

こちらの二つ折り長財布は、背面にファスナー付きの小銭入れを配置することで、厚みを抑えた設計になっています。カードポケットは合計10枚分、札入れは2か所備えられており、スリムでありながら収納力にも優れている点が魅力です。

素材には、「オプルエンボス加工」と呼ばれる細かなシボ模様の型押しレザーを使用。日常的にしっかり使っても傷や汚れが目立ちにくく、使い始めの美しさを長く保てるのも嬉しいポイントです。

韓国ブランドの中で、薄さと収納力の両方を求める方におすすめのアイテムです。

素材 牛革
サイズ 16.4cm×7.8cm×1cm
仕様 札入れ×2 カードポケット×10 小銭入れ×1
カラー 2色(レッド/ブラック)

fennec(フェネック) CRINKLE TRIANGLE DOCO WALLET

https://jp.fennec.co.kr

2011年にソウルで誕生した fennec(フェネック)は、シンプルながらもさりげない個性が光るデザインと、豊富なカラーバリエーションが魅力のブランドです。機能性にもこだわっており、コンパクトながら実用性に優れ、価格もリーズナブル。若い世代はもちろん、サブ財布を探している方や、贈り物を検討している方にもおすすめです。

なお、フェネックのアイテムには、本革と合成皮革が混在していることがあるため、購入前に素材表記をしっかり確認するようにしましょう。

こちらのフラップタイプのコンパクト財布は、独特のシワ加工レザーを使用した「クリンクル」シリーズ。光の当たり方によって表情が変化する、くしゃっとした質感が特徴で、カジュアルにもモードにも合わせやすい、唯一無二の存在感を放ちます。

フラップを開けるとアコーディオンのように広がるポケット構造が現れ、見た目以上の収納力を実現。三角フラップにあしらわれたプレートが高級感と遊び心を添え、他の人と被りたくない方にもぴったりのアイテムです。

素材 牛革
サイズ 10cm×7cm×1.5cm
仕様 札入れ×1 カードポケット×7 小銭入れ×1
カラー 3色(ブラック/ブロッサム/ミスティ・ラベンダー)

韓国の革財布ブランドが人気な理由

韓国の革財布ブランドが注目を集めている理由は、デザイン性や品質の高さ、そして高すぎない価格設定が、日本人の感覚にフィットしているためです。

ここでは、韓国の革財布ブランドが人気を集める理由についてご紹介します。

薄くて軽い構造と高い機能性

まず人気の理由のひとつとして挙げられるのが、薄くて軽い構造や、ミニバッグにも収まるコンパクトなサイズ感、そしてカジュアルからフォーマルまでシーンに応じて使える高い機能性です。

韓国ならではのトレンド感あふれるデザインも魅力のひとつで、洗練された上品なスタイルや、“映え”を意識した立体的な構造など、ファッションアイテムとして持ち歩きたくなる要素が随所に詰まっています。

品質向上とコストパフォーマンスの高さ

近年は品質にこだわったブランドが増えており、革の質感や厚み、丁寧なコバ磨き、優れた耐久性など、長く愛用できる点も魅力のひとつです。

さらに、素材の品質や仕立ての良さに対して、価格が控えめであることも注目されています。本革財布の平均価格は一般的に3〜5万円、ハイブランドでは10万円を超えるものも多く見られますが、韓国の革財布ブランドでは1.5〜3万円台で購入できるアイテムも豊富です。

品質・デザイン性・価格のバランスに優れていることも、韓国の革財布ブランドが高く評価されている理由のひとつです。

幅広いターゲット層への展開

ブランドごとにターゲット層が明確に分かれており、ビジュアル重視の若年層向けから、落ち着きのある洗練された大人の女性向けまで、幅広いラインナップが展開されています。

そのため、サブ財布を検討している方や、初めて革財布を選ぶ方にとっても手に取りやすい存在となっています。

韓国の革財布ブランドの選び方

韓国の革財布ブランドを選ぶ際は、デザインだけでなく、素材や構造、そして実用性までしっかりと確認することが大切です。

素材と品質表示の確認

韓国の革財布ブランドには、同じブランド内で本革と合成皮革の両ラインを展開しているケースが多く見られます。これは、若年層をターゲットにしていることや、軽くて扱いやすい合成皮革のほうがデザインによっては仕立てやすいこと、さらにはヴィーガンレザーの人気が高まっていることなどが背景にあります。

「このブランドは本革を使っているから大丈夫」と思い込まず、購入の際は必ず商品ページで素材表記を確認するようにしましょう。

使用シーンに合わせた収納力・サイズ選び

韓国は日本よりも圧倒的にキャッシュレス化が進んでおり、小さめのバッグがファッションの主流となっています。

そのため、韓国のお財布ブランドではコンパクトウォレットのラインナップが豊富です。

普段から多くのカードを持ち歩く方や、レシートをため込みがちな方は、収納力やマチの広さなども必ずチェックするようにしましょう。

キャッシュレス中心のライフスタイルを送っている方には、韓国の革財布はとてもおすすめです。

デザインの世界観との相性を見極める

韓国の革財布ブランドは、デザインの幅が非常に広く、ブランドごとに異なる世界観を持っているのが特徴です。

写真映えするポップでトレンド感のある、日本ではあまり見かけないデザインから、ミニマルで洗練されたモード系のデザインまで、バリエーションは実に多彩です。

そのため、自身の普段のファッションやライフスタイルとの相性を見極めながら、ブランド選びをすることが大切です。

信頼できる購入先を選ぶ

購入先の選択も、韓国の革財布ブランドを選ぶうえで重要なポイントです。

韓国ブランドの中には並行輸入品が多く出回っており、場合によってはアフターサポートが受けられない可能性もあります。

長く愛用するためにも、公式ショップや日本の正規代理店など、信頼性の高い販売店で購入するのが安心です。

本革と合成皮革の違い

韓国の革財布ブランドには、同じブランド内で本革と合成皮革の両方を採用しているケースがあることは、すでにご紹介しました。

実際に本革と合成皮革を見比べても、見た目に大きな違いが感じられず、「どちらが本革なのか見分けがつかない」と迷ってしまう方も少なくありません。

ここでは、この2種類の素材の違いについて、詳しくご紹介します。

本革の特徴

本革とは、牛や馬、羊、爬虫類など、さまざまな天然の皮を加工して作られる素材を指します。

本革を製造するうえで欠かせないのが「鞣(なめ)し加工」で、これは皮が腐敗しないようにし、柔軟性と耐久性を持たせるための工程です。

鞣し加工には、大きく分けて「植物タンニン鞣し」と「クロム鞣し」の2種類があります。

植物タンニン鞣しは、植物から採れるタンニンを使った伝統的な手法で、革本来の風合いを生かしながら、使い込むほどに色艶に深みが増す「経年変化」が楽しめます。

一方、クロム鞣しは化学薬品を使用する方法で、耐水性や発色の良さに優れているのが特長です。韓国の革財布ブランドではこのクロム鞣しが多く採用されており、トレンド感のあるデザインを生み出すために活用されています。

本革は、簡単な日常のお手入れや定期的なケアを必要としますが、その分、使い方によって唯一無二の表情へと変化し、使い方次第では10年以上愛用できることもあります。

合成皮革の特徴

合成皮革とは、布地に樹脂をコーティングして作られた人工素材のことです。水に強く、軽量で扱いやすいことに加え、カラーバリエーションが豊富で、価格も抑えられているため、毎日気兼ねなく使える点が魅力です。

ただし、数年使用すると表面にひび割れが生じたり、コーティングが剥がれたりといった経年劣化が起こりやすいというデメリットもあります。

そのため、長く愛用できるものを探している方や、自分だけの経年変化を楽しみたい方には、本革を選ぶことをおすすめします。

日本ブランドと韓国ブランドの違い

日本と韓国の革財布ブランドは、それぞれの国の文化や価値観の違いから、デザインや雰囲気にも自然と違いが表れます。

ここでは、両者の特徴や方向性の違いについて詳しく見ていきましょう。

韓国ブランドの特徴

韓国では、ファッションとの一体感を重視する傾向が強く、曲線的で立体感のあるフォルムや、モダンで洗練された雰囲気が魅力です。

また、ミニバッグ文化やキャッシュレス社会に合わせて、財布自体も小ぶりなサイズ感で、薄くて軽いタイプが多く展開されています。

日本ブランドの特徴

一方、日本の革財布ブランドは、素材と仕立てにこだわり、日本ならではの器用さを活かした高度な伝統技法によって、長く使える設計が特徴です。
デザインはシンプルで控えめなものが多く、年齢や性別、シーンを問わず幅広く愛用できる点も魅力のひとつです。

人と被りたくない方や個性を重視したい方には韓国ブランドを、しっかりとした作りと飽きのこないデザインを求める方には、日本の革財布ブランドをおすすめします。

価格帯とコストパフォーマンス

韓国と日本の革財布ブランドでは、価格にもやや違いがあります。

韓国ブランドでは、2〜5万円ほどでデザイン性の高い革財布が手に入り、コストパフォーマンスの高さが魅力です。

一方、日本ブランドは、革の質や仕立ての精度が価格にしっかりと反映されており、韓国のように低価格での購入はあまり期待できません。

ただし、丈夫でシーンを問わず使えるうえ、長く愛用できるため、長期的に見れば「コストパフォーマンスに優れている」と言えるでしょう。

素材の違い

素材の面から見ると、韓国では革の種類は比較的少なく、扱いやすく発色の良い「クロム鞣しレザー」が多く採用されています。

これは、韓国がファッション性を重視していることの表れであり、よりファッションを魅力的に見せるための素材選びがなされているといえるでしょう。

一方、日本では、植物タンニン鞣しを施した革の豊かな風合いを楽しめるレザーをはじめ、ブライドルレザーやコードバン、ラムレザーなど、非常に幅広い種類を取り扱っています。

堅牢さや経年変化を楽しみたい方にとって、日本の革は魅力的な選択肢となるでしょう。

どちらにも異なる魅力がある

韓国と日本の革財布ブランドは、それぞれが重視している点に違いはありますが、いずれのブランドにもそれぞれの魅力が詰まっています。

ご自身のライフスタイルや好みに合わせて、ぴったりのブランドを選んでみてください。

まとめ

韓国の革財布ブランドは、シンプルで洗練されたデザイン、優れた実用性、そして手に取りやすい価格帯が魅力です。

キャッシュレス化が日本よりもはるかに進んでいる韓国では、ミニバッグ文化やトレンドに敏感な消費者ニーズを反映した高いデザイン性が支持されており、日本でも人気が高まっています。

ブランドごとに世界観が明確で、シンプル派・個性派・ミニマル派など、自分の好みやライフスタイルに合わせて選べる点も大きな魅力です。

現在、韓国の革財布ブランドの多くは日本国内での認知度がまだ発展途上にありますが、今後さらに注目されていくことが期待されます。

本記事を参考に、ご自身にぴったりの韓国ブランドの革財布と出会ってみてください。

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