この記事では象革の財布の紹介を行います。象革?と思われる方もいるかもしれませんが、象革には魅力がたっぷりなんです。
目次
象革とは?
象革とは、読んで字のごとく象の皮から作られた革のことで、大変貴重なエキゾチックレザーの一種です。
エキゾチックレザーとは、クロコダイルやパイソンなど特殊な動物から作られる革のことで、通常の革ではあまり見られないウロコや独特なシボ模様などの特徴を持っています。
象革はエキゾチックレザーのなかでも、厳しい輸入制限が設けられていて流通量にもことさら制限がかかっていることなどから、世界的にも希少性が高く、革の世界の中でも価値が極めて高いものとなっています。
象革の特徴は、主に以下の4つが挙げられます。
- 希少価値が高い
- 高い耐久性
- 柔らかい質感
- 縦横のシボ
希少性が高い
まず希少性の高さは先にも申した通り過去に乱獲されたことで絶滅寸前になってしまったことから、国際的に大変厳しい規制が敷かれていることが主な理由です。
象革は主に南アフリカ諸国の動物保護区から動物保護の観点で間引かれた個体から取られています。市場に出回ることが極めて少ないため、輸入量も少なく、世界的に貴重な革の一種と言えるでしょう。
耐久性が高い
象革はどの部位の皮であっても特に摩擦に強く、高い耐水性と耐久性を持つことでも有名です。
象革は通常の牛革などよりも遥かに頑丈で、ヤスリがけや加工を行うのが熟練の職人でさえ困難だと言われています。
そのため、雨に濡れたり、強く擦れてしまったりしても、変わらず長く使用することができます。
どのような状況下でも使い続けられるのは、レザー初心者でも嬉しいところです。
柔らかい質感
粒状の独特な起毛性を持ち、柔らかい質感で手触りが非常に良く、使用者の手に程よく馴染みやすいです。
使い続けるほどに落ち着いた艶が表に現れていき、その美しさはかつてヨーロッパでは王侯貴族が象革を象徴するほどのものでした。
力強い縦横のシボ
縦横に走る深いシボは生前の象の生きた証で、決して同じものは一つもありません。
象革はその希少性と革としての扱いの難しさから、なめし方や染色方法があまり確立されておらず、生前の象の傷やしわといった力強さがダイレクトに感じられます。
普通とは違う、個性的なエキゾチックレザーを持ちたい方におすすめですよ。
風水でも有名
インドでは象は神様として崇拝されています。
ガネーシャという神様です。
このように象革の財布を金運アップのグッズとして使用するのもいいですね。
象革の手入れは非常に簡単
よく見かける牛革の財布は保湿クリームなどで定期的にメンテナンスする必要があります。
それは乾燥や汚れなどで表面が傷んでくる為です。
象革は耐久性があり、ひび割れはしにくいので乾拭きし、時々防水スプレーをかけてあげるだけで十分です。
エイジングも楽しめる
象革は突起毛のような見た目のものが多く、経年変化でだんだん毛が寝てきます。
艶感や使い込んだ感じが出てきますので牛革同様、育てていく楽しみがあります。
偽物には気をつけよう
象革は希少価値の高さから、偽物も出回っているようです。
密輸したものや、他の素材で製造されたものがあります。
購入する前は象革を専門に扱っている専門やレビューなどをしっかり確認した上で購入するようにしましょう。
象革のおすすめの財布ランキング
貴重な象革で作られたおすすめの財布について、ご紹介いたします。
希少な象革で作られた財布をご紹介いたします。通常の革製品よりも少々高価ではありますが、一生使用できるので、特別な人へのプレゼントにぴったりですよ。
1位.エレファント無双長財布小銭入れ有り
高級エキゾチックレザーを専門に取り扱う日本の企業「東京クロコダイル」が作成している象革の長財布です。
東京クロコダイルとは、エキゾチックレザーを45年も取り扱い続けている業界では大手の企業です。企業名にある通りクロコダイルなどのワニ革を中心に、希少で高級感のある革製品を制作、販売しています。
通常象革は原産国である南アフリカ諸国の職人の手で作成され、それを輸入するという方法が多くとられています。しかし、東京クロコダイルは、なめしから染色、裁断なども全て国内の職人の手によって作成されています。
特別な輸入ルートから得た天然の象革を厳選して作られた長財布は、職人の手によって丁寧に作られており、高級感はもちろん実用性も十分に備わっています。
天然の象革を大判で一枚取りし、内装も全て象革で仕立てられているという贅沢な長財布です。趣のあるシボや手触りの良いベロアの質感を活かすため、極力継ぎ目を抑えてあるという徹底ぶり。
ヤスリがけなどが難しい象革を職人たちの手によって、丹念に丸みのある美しいエッジラインに仕上げられており、どこか優しい雰囲気を感じられるようになっています。
2ヶ所のオープンポケットと10枚ものカードが入れられるポケット、口が開きやすい小銭入れが付いているので機能的にも申し分ありません。高い収納力を持ちながら、薄くて持ち運びやすいようにデザインされています。
色は落ち着いたダークグレーとブラックの二種類が用意されており、どちらもカジュアルやフォーマルなどといったシーンを選ばず使用できますよ。経年変化により、表面の艶が現れていくとともに深い色合いへと変化していきます。
まさに一生モノの財布になるので、特別な人への贈り物にはうってつけの逸品と言えるでしょう。
素材 | 象革 |
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サイズ | 9 × 18.5 × 2 cm |
仕様 | カードポケット×10 フリーポケット×2 コインルーム×1 紙幣入れ×1 |
カラー | ブラック、ダークグレー |
2位.ラウンドファスナー長財布 エレファントレザー グリーン
パイソン革などの皮革小物の制作を専門に扱う「オリジナルパースナカムラ」で制作されている長財布です。珍しい緑色に染色された象革が使用されています。
オリジナルパースナカムラは、埼玉県に工房を構えるエキゾチックレザーを使用した財布やカバンなどの小物類を中心に制作、販売をしています。
主にオンライン通販を中心に販売をしていますが、予約を取れば工房で直接販売も可能です。珍しい革で作られた革小物を直に見ることができますよ。
こちらの長財布はツギハギのない大判の一枚革を使用しており、象革独自の深いシボや質感を活かすようにしています。内側は高級牛革を使用して、表はもちろん内側の経年変化も楽しめるよう工夫がなされていますよ。
内装は一万円札が入れられるマチ付きのオープンポケットが4つ、中央にファスナーが着いた小銭入れがあります。カードポケットも8つ着いており、ラウンドファスナーの形ですので小銭などの飛び出しを防ぐので収納力は抜群です。
内装の細かいところにもこだわりぬかれており、大変エレガントな長財布となっています。染色の難しい象革を美しい緑色で仕立てていますので、人とかぶることも滅多にありません。
人とは少し変わったものを持ちたい、内面にもこだわりがある財布が持ちたいという方にぴったりですよ。
素材 | 象革 |
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サイズ | 11.3 × 20.5 × 3.5 cm |
仕様 | カードポケット×8 フリーポケット×4 ポケット(大)×3 コインルーム×1 紙幣入れ×1 |
カラー | グリーン |
3位.PUMA WALLET23 / 長財布 / 象革 / ゾウ / エキゾチックレザーZLW-101
大阪で2010年に立ち上がった革小物ブランドの「ZOO」が制作したラウンドファスナータイプの長財布です。質の良い革を現地でスタッフ自ら厳選し、象革をはじめカバやダチョウなど、他とはひと味変わったエキゾチックレザーを取り扱っています。
ZOOが抱える国内の熟練の職人の手で丹念に商品が制作されており、作り上げられた小物は生前の動物たちの姿を思い起こさせるようなシンプルなデザインで、生命の力強さを強く感じられますよ。
そんなZOOが制作した長財布は象革独特の厚みがありコシのある柔らかな質感で手触りが良く、使用者の手によく馴染むように設計されています。個性的な深いシボが美しい模様を描いており、ZOOが得意とする生前の動物の生き様を良く活かしたデザインです。
使用すればするほど起毛性のある象革はだんだん落ち着いて光沢を放つようになり、深く趣深い色合いへと変化していきます。使用者のクセや利用頻度によって素材の表情が変わっていくので、一生をかけて使用することができますよ。
内装は最高級イタリアンレザーを使用し、表とは違った経年変化が楽しめます。カードポケットが12個、コインポケットも区切りが付いていて高い収納性を持ち、実用性としても問題ありません。フリーポケットには通帳やスマホも収納できます。
色はグリーン、グレー、ネイビー、ブラック、ブルー、レッドの6種類が用意されています。シーンを選ばないネイビーやブラックはあらゆる場面で使用することができ、一味変わったグリーンやブルー、レッドは経年変化の面でも楽しむことができますよ。
素材 | 象革 |
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サイズ | 10 × 19.5 × 2.5 cm |
仕様 | カードポケット×12 フリーポケット×1 フリーポケット(マチ付き)×1 コインルーム(仕切りあり)×1 紙幣入れ×1 |
カラー | グリーン、グレー、ネイビー、ブラック、ブルー、レッド |
まとめ
この記事では象革の財布の紹介を行いました。
象革の財布はあまり、馴染みはないかもしれませんが、質も高く、風水的な意味でも相性がよさそうですね。
人と被りたくない、珍しい素材のもの、金運アップ、これらに興味のある方におすすめの素材となります。