1970年にイタリア・フィレンツェで生まれたイルビゾンテ。
小さな工房でワニー・ディ・フィリッポ夫妻が営み、今では世界中で愛されるレザーブランドになりました。
バッファローと星のロゴはとてもキャッチーで可愛らしさもあり私も大好きです。
本記事では老若男女に人気があり、経年変化も楽しめるイルビゾンテの魅力や人気商品などを紹介していきます。
目次
IL BISONTEのおすすめ財布ランキング
素材良し、デザイン良し、価格良しのイルビゾンテ。カジュアルテイストだけど高品質なのでビジネスシーンでもかっこよく決まります。
そんなイルビゾンテの革財布ではどのアイテムが人気なのでしょうか。
1位.ウォレット(二つ折り財布)
https://www.ilbisonte.jp/shop/onlinestore/item/view/shop_product_id/441/color_id/7
小銭入れと札入れ、カードポケットがついたベーシックでシンプルなデザインの二つ折り財布です。
小銭入れはマチが付いているので小銭を取り出すのも楽々。
カード入れは取り出しやすいようにポケットの縁がラウンド型に切り取られています。
またカード入れの後ろと小銭入れの後ろには計3つのフリーポケットが備わっているので、カード入れに入りきらなかったカードやレシートなどを保管できるのも便利ですね。
この二つ折り財布はコバ処理がされているので切りっぱなしは苦手という人にもおすすめです。
裏地が付いていない分薄手で革の質感も楽しめます。価格も控えめなので贈り物として選ばれることも多いですよ。
素材 | 牛革 |
---|---|
サイズ | 10.5cm×9cm×2cm |
仕様 | 札入れ×1 カード入れ×3 ポケット×3 小銭入れ×1 |
カラー | 12色(レッド/ネイビー/オレンジ/オリーブ/ブラック/ヤケヌメ/こげ茶/ヌメ/あか茶/グリーン/ホワイト/グレー) |
2位.ロングウォレット
https://www.ilbisonte.jp/shop/onlinestore/item/view/shop_product_id/374/color_id/6
見た目はフラップ型の二つ折り財布、スナップボタンを開けると三つ折り財布に大変身。
1つ目のスナップボタンを開けたところにカード入れとフリーポケットが2つずつ、札入れと小銭入れが配置されています。マチ付の札入れには通帳を入れることも可能。
仕切りの付いた便利な小銭入れも魅力的ですね。
そして2つ目のスナップボタンはベロ付きなのでカードやお札、小銭をたくさん入れてお財布が厚くなっても閉めやすいですよ。
また12個のカードポケットが備わっているので大容量で機能的な革財布を探している人におすすめです。
中に芯が入っているので、革質が柔らかくしっとりした質感はそのままでしっかりしたデザインになっています。
素材 | 牛革 |
---|---|
サイズ | 20cm×10cm×3cm |
仕様 | 札入れ×1 カード入れ×14 ポケット×3 小銭入れ×2 |
カラー | 12色(あか茶/こげ茶/レッド/ブラック/ヤケヌメ/オリーブ/ヌメ/グリーン/グレー/ネイビー/オレンジ/ホワイト) |
IL BISONTEの魅力
「雨が降ればどちらも濡れ、晴れればどちらも日にあたり、あなたが日焼けすれば、バッグも日に焼けます。あなたのイルビゾンテは、あなたの一部になるのです。」とワニーは言います。
お仕事の時もお出掛けの時もいつも一緒の財布は、十人十色に変化。使えば使うほど味わいのある表情を魅せてくれる、世界でたった1つのあなただけの革財布になっていきます。
イルビゾンテの牛革はイタリア、トスカーナ地方で何千年も前から行われてきた「ベジタブルタンニン鞣し」で作られたオリジナルのもの。
この鞣し工場は世界中のトップメーカーに革を届けるほどの実力派。
質が良く柔らかな肌触り、植物で鞣された芳醇な香り、色艶、透明感はワニーがポリシーとしている「完全自然由来の鞣し革」そのもの。
これを実現できるのはハイクオリティーな工場だけ。
イルビゾンテのお財布には裏地を付けていないので、薄型でジャケットの内ポケットに入れても形が崩れずスマートに持ち運べます。
また、コバが切りっぱなしになっているので、経年変化したときに革くずが出にくいです。
より味わい深い表情が楽しめるのもイルビゾンテの魅力ですね。
ワニー氏が認めた高品質な革と熟練の職人が丁寧に仕上げているからこそできることです。
カラーバリエーションが豊富なことでも有名なイルビゾンテ。12色もの中からカラーを選べる革財布も多数ありますよ。
その色味も黒やヌメ、こげ茶などのベーシックなものからオレンジやレッド、ホワイトなど一目置かれるものまであることから幅広い年齢層から支持される理由がわかります。
それぞれ経年変化していく様子を想像しながら色を決めるのも楽しいですね。
IL BISONTEの評判・クチコミ
イルビゾンテは他の革財布ブランドに比べ、より経年変化が楽しめる「エイジングレザー」ブランドとしても有名。
牛のお腹側の良質な革を使っているので、バラ傷や粗めのシボが「レザーグッズを思いっきり使っている感が良い」と好評です。
柔らかな質感もイルビゾンテの特徴なので、きめが細かいマテリアルやパリッとした男らしいデザインを求めている人、紳士的な男性に憧れている人にはむいていません。
カジュアル派や革のくたっとした感じが大好きな人、革そのものをダイレクトに味わって手間暇をかけて革を育てたい人におすすめです。
イルビゾンテは一般的なレザーグッズブランドが行う「コバ処理」を行なっていないものも多くあります。
いわば革が切りっぱなしの状態です。
コバを丁寧に仕上げていないと端からほつれが生じ劣化の原因になったり、みすぼらしい見た目になってしまいます。
でもイルビゾンテは職人一人ひとりが妥協せずに綺麗に仕上げています。コバが処理されていなくても使い込むにつれて、馴染んでいきグッと革らしさが出てきます。
使い始めの色合いと革財布の寿命とも言われている3年目の色艶は同じ財布とは思えないほど変化するものも。
その過程で徐々に変わっていく表情にもワクワクドキドキする人がたくさんいますね。
そして豊富なカラーバリエーションの中で黒やこげ茶など、傷や汚れが目立ちにくい色が人気。
経年変化を1~10まで楽しみたい人や他の人と色被りしたくない人、小物でアクセントカラーを入れたい人はヌメやオレンジ、レッドを選んでいるようです。
中にはカラフルでポップなモチーフをヌメ革にプリントしたデザインやメタリックカラー、カモフラージュ柄などイルビゾンテではあまり見かけないデザインも意外性があって素敵ですよ。
高品質で革を思う存分楽しめるイルビゾンテは、デザインも豊富。
定番の二つ折り財布や長財布はもちろん、小さすぎず大きすぎないミディアムウォレット、マネークリップ、コインパースなどがあります。
小銭入れなら5,000円ほど、長財布は13,000円~60,000円ほどで購入できます。
人気のモデルは25,000円~40,000円ほどのものが多いようです。
紙幣だけ入れられれば、十分という人や小銭は別で持ちたい人は、10,000円~20,000円ほどで購入できるのもうれしいポイント。
余計なものはなくスッキリと持ち運べて低価格、文句のつけようがありませんね。
先述した通りイルビゾンテは柔らかい質感なので
- 手に馴染む
- カードの出し入れがしやすい
- 1つのカード入れに2枚カードが入る
- 二つ折り財布を折り畳んでも膨らみにくい
との口コミが聞かれます。
裏地がない分薄手でスーツの内ポケットに入れても型崩れしないのもポイント高いですね。
イルビゾンテを使用したほとんどの人が「いいね!」評価をしているのですが、
- 札入れから数ミリ紙幣が出てしまう
- 水濡れに弱い
など、使う人によっては気になるところもあるようです。
1の紙幣が数ミリ出てしまうのは長財布だけで二つ折り財布は問題ありません。
もしかすると札入れは日本規格になっていないのかもしれません。
それでも長財布を使っている人の中には紙幣が少し出ていることによって取り出しやすいと言う意見もあります。
ベジタブルタンニン鞣しを施していることによって水濡れに弱いのが弱点。
バッグの中に濡れたペットボトルが入っている時は要注意です。
もし濡れてしまったら乾いたタオルで優しく叩くようにしてなるべく水分を拭き取ってくださいね。ゴシゴシ擦るのは禁物です。
イルビゾンテの公式ホームページには使い始める前の防水スプレーの使用方法や日頃のお手入れ方法、汚れてしまった場合や水濡れした場合の対処方法、グッズなどの紹介もされています。
初めて革財布を使う人にはもちろん革財布をきれいに育てたいと思っている人にはとても参考になりますよね。
IL BISONTEのレビュー、口コミ、評判まとめ
イルビゾンテは上質なレザーにこだわり、熟練職人が一つひとつ妥協を許さず丁寧に仕立て上げています。
そして経年変化を1番重要視しているので、「革財布が完成して終わり」ではなく「使い手が使い込んで経年変化を楽しんで完成」を目的としています。
見据えているのは何年も使った革財布がどうなるかです。
イルビゾンテは、流行り廃りのないシンプルなデザインで幅広い層から好まれていることが手にとってわかりましたね。
カードの出し入れのしやすさや整理のしやすさなどの機能性も高いです。
2020年に創立50周年を迎えたイルビゾンテ。
本記事を参考に使い込むほどに深い色艶や表情を魅せ、柔らかく手に馴染んでいく唯一無二の革財布を楽しんでくださいね。