BASEとSTORESはどっちがいい?手数料・決済方法・実店舗連携で選び方を比較

BASEとSTORESは、どちらも無料から始められるネットショップ作成サービスです。ただし、手数料の仕組み、入金スピード、代金引換の可否、実店舗との連携には違いがあります。 結論からいうと、手数料を抑えたい、実店舗やイベント販売とも連携したい場合はSTORES、入金スピードやデザインの自由度、BASE独自の購入者向け機能を重視する場合はBASEが向いています。 一方で、ECでの売上実績がまだ少ない、担当者が1人しかいない、商品数が数点しかない場合は、BASEやSTORESで自社ショップを作る前に「自社で集客・運営・戦略設計まで担えるか」を確認する必要があります。 売る倉庫なら、商品を預けるだけで楽天市場やYahoo!ショッピングでの販売を始められます。 サイト運営、商品登録、受注対応、在庫管理、出荷作業までまとめて任せられるため、EC担当者を新たに採用しなくてもモール販売を始められます。
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結論|手数料と実店舗連携ならSTORES、入金スピードと自由度ならBASE

BASEとSTORESで迷ったときは、機能の多さだけで比較するよりも、自社が何を重視するかで判断するのが現実的です。

大まかには、以下のように考えると選びやすくなります。

重視すること向いているサービス理由
初期費用を抑えて試したいBASE / STORESどちらも無料プランから始められる
手数料を抑えたいSTORESスタンダードプランのネットショップ決済手数料が3.6%〜
入金スピードを重視したいBASE通常は申請から10営業日、最速振込も利用できる
代金引換を使いたいSTORESスタンダードプランなどで代金引換に対応している
実店舗やイベント販売と連携したいSTORESPOSレジやキャッシュレス決済との連携に強い
ショップデザインを細かく調整したいBASEAppsやHTML編集など、カスタマイズの選択肢がある
集客力のあるモールで販売したい販売代行・モール販売自社サイトではなく、楽天市場やYahoo!ショッピングなどの集客力を活用できる

BASEもSTORESも、ネットショップを作るためのサービスです。どちらを選んでも、商品登録、集客、受注対応、在庫管理、発送対応は基本的に自社で行う必要があります。

そのため、すでにSNSや既存顧客からの流入がある場合はBASEやSTORESが候補になります。一方で、まだ集客基盤がない場合は、販売代行やモール販売も含めて比較した方がよいでしょう。

BASEとSTORESの違い

BASEとSTORESはどちらも無料から始められるため、一見すると大きな違いがないように見えます。実際には、売上が立った後の手数料や、利用できる決済方法、実店舗との連携に違いがあります。

主な違いを表にまとめると、以下の通りです。

比較項目BASESTORES
無料プランスタンダードプラン:月額0円フリープラン:月額0円
有料プラングロースプラン:月額16,580円
※年払い時の1か月あたり。月払いは19,980円
スタンダードプラン:月額3,300円
無料プランの主な手数料決済手数料3.6%+40円+サービス利用料3%ネットショップ決済手数料5.5%〜
有料プランの主な手数料決済手数料2.9%+サービス利用料0円ネットショップ決済手数料3.6%〜
代金引換不可スタンダードプランなどで利用可
入金サイクル申請から10営業日。最速振込なら最短当日も可能通常入金に加えて、スピードキャッシュなどを利用可能
実店舗連携ネットショップ運営向けの機能が中心POSレジ、キャッシュレス決済、ネットショップをまとめて使いやすい
向いているケース入金スピード、デザイン自由度、BASE Appsを重視したい場合手数料、代金引換、実店舗やイベント販売との連携を重視したい場合

料金だけで見ると、月商が上がるほどSTORESのスタンダードプランが有利になりやすいです。ただし、決済方法や入金スピード、運営体制まで含めると、単純に手数料だけでは判断できません。

月商別に見ると、手数料を抑えたい店舗はSTORESが有利になりやすい

手数料を重視する場合は、月商ごとの概算コストを見ておくと判断しやすくなります。

以下は、客単価5,000円、通常のオンライン決済を想定した概算です。振込手数料、オプション費用、キャンペーン、決済方法ごとの差額は含めていません。

月商BASEで安いプランの概算STORESで安いプランの概算判断
10万円約7,400円
スタンダードプラン想定
約5,500円
フリープラン想定
手数料だけならSTORESが低コスト
30万円約22,200円
スタンダードプラン想定
約14,100円
スタンダードプラン想定
STORESが低コストになりやすい
50万円約31,080円
グロースプラン想定
約21,300円
スタンダードプラン想定
STORESが低コストになりやすい
100万円約45,580円
グロースプラン想定
約39,300円
スタンダードプラン想定
STORESが低コストになりやすい

手数料だけを比較すると、STORESの方が費用を抑えやすいケースが多くなります。特に、月商30万円を超えるあたりから、STORESのスタンダードプランは検討しやすくなります。

ただし、BASEには入金スピードやAppsによる機能追加、デザイン調整のしやすさがあります。費用だけで決めるのではなく、どの機能が自社に必要かまで確認して選びましょう。

売る倉庫なら預けるだけで
楽天市場で商品の販売ができます。

楽天市場への出店を検討しているものの、初期費用・月額固定費・運営業務の負担が気になる場合は、販売代行から始める方法もあります。売る倉庫では、商品をお預かりし、楽天市場・Yahoo!ショッピングでの販売、商品登録、受注処理、出荷対応までまとめて支援しています。商品数が少ない企業や、まずは楽天市場で販売可能性を確認したい企業にも活用しやすいサービスです。

BASEを選ぶべき条件

BASEは、ネットショップを小さく始めながら、入金スピードやショップの自由度も重視したい場合に向いています。

特に、次の条件に当てはまる場合はBASEが候補になります。

  • 売上金の回収を早く行いたい
  • ショップデザインを細かく調整したい
  • BASE Appsで必要な機能を追加したい
  • 独自ドメインを使いたい
  • まずは固定費をかけずにネットショップを試したい

入金スピードを重視するならBASEが向いている

BASEは、売上金を申請してから10営業日で入金されます。さらに、最速振込を使えば最短当日の入金も可能です。

仕入れや広告費、発送費などを先に支払う必要がある店舗では、入金サイクルの早さが資金繰りに影響します。売上が伸び始めた段階で手元資金を確保したい場合は、BASEの入金スピードは大きなメリットです。

デザインや機能を細かく調整したいならBASEが向いている

BASEには、ショップ運営を拡張するためのBASE Appsがあります。配送日時指定、予約販売、抽選販売、クーポン、独自ドメインなど、必要な機能を追加しながら運営できます。

また、HTML編集などを使ってショップデザインを調整したい場合もBASEは選択肢になります。ブランドの世界観を見せたい商品や、SNSからの流入を受けるショップでは、デザインの自由度が成果に影響することもあります。

BASEが向いていないケース

一方で、BASEは代金引換に対応していません。顧客層として代引きニーズが強い場合は、STORESや別のカートを検討した方がよいでしょう。

また、無料プランでは決済手数料に加えてサービス利用料が発生します。月商が大きくなるとグロースプランの方が有利になる場合がありますが、月額費用もかかるため、売上見込みをもとに判断する必要があります。

STORESを選ぶべき条件

STORESは、手数料を抑えたい場合や、実店舗・イベント販売とネットショップをまとめて運営したい場合に向いています。

特に、次の条件に当てはまる場合はSTORESが候補になります。

  • 販売手数料を抑えたい
  • 代金引換を導入したい
  • 実店舗やポップアップ販売と連携したい
  • POSレジやキャッシュレス決済もまとめて使いたい
  • ネットショップだけでなく店舗運営全体を効率化したい

手数料を抑えたいならSTORESが向いている

STORESのネットショップ決済手数料は、フリープランで5.5%〜、スタンダードプランで3.6%〜です。月額3,300円は発生しますが、売上が一定以上ある場合は、スタンダードプランの方が総コストを抑えやすくなります。

特に、客単価が高い商品や、月商が安定しているショップでは、手数料率の差が利益に影響します。販売開始直後はフリープランで試し、売上が見えてきた段階でスタンダードプランへ切り替える流れも現実的です。

代金引換を使いたいならSTORESが向いている

STORESでは、スタンダードプランなどで代金引換を利用できます。代金引換を利用する場合は、オーナー自身で配送会社と契約・手配する必要があります。

代引きは、年齢層が高い顧客や、法人・業務用の商品を扱う場合に求められることがあります。顧客から「代引きで支払いたい」という要望が多い場合は、BASEよりSTORESの方が検討しやすいでしょう。

実店舗やイベント販売と連携したいならSTORESが向いている

STORESは、ネットショップだけでなく、POSレジやキャッシュレス決済などのサービスと組み合わせて使いやすい点が特徴です。

実店舗、ポップアップショップ、展示会、イベント販売などを行っている場合、オンラインとオフラインの在庫や売上をまとめて管理しやすくなります。ネットショップ単体ではなく、店舗運営全体を効率化したい場合はSTORESが候補になります。

BASEやSTORESだけでは不十分なケースもある

BASEやSTORESは、低コストでネットショップを作れる便利なサービスです。ただし、ショップを開設できることと、実際に売上を作れることは別の問題です。

弊社に相談される事業者様では、BASEやSTORESのような自社ネットショップではなく、最初から楽天市場やYahoo!ショッピングなどのモール販売を選ぶケースがあります。理由として多いのは、自社サイト単体では集客が難しく、最初から集客力のあるモールで販売したいというものです。

特に、次のような事業者様では、自社ショップを立ち上げても運営が止まりやすくなります。

  • ECでの売上実績がまだほとんどない
  • EC担当者が1人しかいない
  • 商品数が数点に限られている
  • どの商品を、どの販路で、どう売るかという戦略設計が難しい
  • ショップ開設後の集客施策まで手が回らない

このような段階では、BASEやSTORESでショップを作ること自体はできても、売れる状態を作るまでに時間がかかります。商品登録、ページ作成、広告、販促、在庫管理、発送対応までを1人で担う必要があるためです。

弊社で見てきた中でも、ECの初期段階では「どのカートを使うか」よりも、どの販路で売るか、誰に向けて売るか、どう集客するかの設計でつまずくケースが少なくありません。実際に、自社運営では戦略面の設計が難しかった事業者様が、集客力のあるモールでの販売に切り替えたことで、売上が上がったケースもあります。

そのため、すでにSNSや既存顧客からの流入が見込める場合はBASEやSTORESが候補になります。一方で、まだ集客基盤がなく、担当者も少ない場合は、販売代行やモール出店支援も含めて検討する方が現実的です。

自社運営か販売代行かは、集客・担当者・商品数で判断する

BASEやSTORESを使うべきか、販売代行を使うべきかは、サービスの知名度ではなく、自社の運営体制で判断しましょう。

判断軸BASE/STORESが向いているケース販売代行・モール販売が向いているケース
集客SNS、既存顧客、ブランド指名検索があるまだ集客基盤がなく、モールの集客力を使いたい
担当者EC担当者が継続的に運営できる担当者が1人、または兼任で運営時間が少ない
商品数商品数がある程度あり、ページ改善を続けられる商品数が数点で、まず売れるか試したい
戦略自社で販路・価格・販促を設計できるどこでどう売るかの戦略設計から支援が必要
運営負荷商品登録、受注対応、発送まで自社で回せる運営、在庫管理、発送までまとめて任せたい

自社で集客できる見込みがあるなら、BASEやSTORESでネットショップを持つ意味はあります。反対に、まだ販路や集客方法が決まっていない段階では、ショップを作るよりも先に「どこで売るか」を決めることが重要です。

楽天市場やYahoo!ショッピングなどのモールは、自社サイトよりも競争が激しい一方で、すでに購買意欲のあるユーザーが集まっています。商品数が少ない事業者や、EC担当者が少ない事業者にとっては、モール販売から始める方が売上につながりやすい場合があります。

売る倉庫は、商品を預けるだけでモール販売を始められる販売代行サービスです。

楽天市場やYahoo!ショッピングでの販売、商品登録、受注対応、在庫管理、出荷作業までまとめて対応します。BASEやSTORESで自社運営するか迷っている場合は、自社でどこまで運営できるかを確認したうえで、販売代行も比較対象に入れてみてください。

売る倉庫なら預けるだけで
楽天市場で商品の販売ができます。

楽天市場への出店を検討しているものの、初期費用・月額固定費・運営業務の負担が気になる場合は、販売代行から始める方法もあります。売る倉庫では、商品をお預かりし、楽天市場・Yahoo!ショッピングでの販売、商品登録、受注処理、出荷対応までまとめて支援しています。商品数が少ない企業や、まずは楽天市場で販売可能性を確認したい企業にも活用しやすいサービスです。

まとめ|BASEとSTORESは便利だが、運営できる体制まで見て選ぶ

BASEとSTORESは、どちらも低コストでネットショップを始められる便利なサービスです。手数料や実店舗連携を重視するならSTORES、入金スピードやデザインの自由度を重視するならBASEが候補になります。

ただし、ECでまだ売上実績がほとんどない、担当者が1人しかいない、商品数が数点しかない場合は、ショップを作る前に販売戦略を確認する必要があります。自社サイト単体では集客に時間がかかるため、最初から楽天市場やYahoo!ショッピングなど、集客力のあるモールで販売した方が売上につながりやすいケースもあります。

まずは「自社で集客・運営・戦略設計まで担えるか」を確認し、難しい場合は販売代行やモール販売も比較対象に入れて検討してみてください。

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楽天市場への出店を検討しているものの、初期費用・月額固定費・運営業務の負担が気になる場合は、販売代行から始める方法もあります。売る倉庫では、商品をお預かりし、楽天市場・Yahoo!ショッピングでの販売、商品登録、受注処理、出荷対応までまとめて支援しています。商品数が少ない企業や、まずは楽天市場で販売可能性を確認したい企業にも活用しやすいサービスです。

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売る倉庫編集部
売る倉庫編集部
預けるだけで楽天市場、Yahoo!ショッピングで商品の販売ができる販売代行サービス「売る倉庫」を運営しています。 売る倉庫をご利用頂くと、EC化を簡単にすすめられます。 ECに役立つ有益な情報を発信していきます。
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