ネットショップの運営

楽天市場の商品登録におすすめの代行業者を紹介。依頼するメリット・デメリットや選ぶ際のポイントも解説

2023年11月16日

楽天は日本を代表する大手ショッピングモールです。サービスや集客など出店側にとっても、非常に便利で使いやすいのが特徴。でも多くの商品説明文を考えたり、ガイドラインに沿った画像を用意したりと自社で商品登録するには手間と時間がかかります。そこでおすすめなのが、商品登録の代行業者です。この記事では楽天市場の商品登録におすすめの代行業者や価格相場、選ぶポイントをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

売る倉庫なら預けるだけで
楽天市場で商品の販売ができます。

商品を預けるだけで手間なく簡単に楽天市場で商品の販売が出来ます。維持コストが高い楽天市場で商品の販売ができ、新たな収益が見込めます。サイト運営は弊社で行うため新たに人員を雇う必要がなく、商品と商品情報を送るだけで販売スタートできます。

資料ダウンロード

無料相談はこちら

商品登録の流れ

楽天の商品登録とは、楽天市場に自社が販売する商品の情報をシステムに登録することです。商品説明文、商品画像、価格、スペックなどユーザーが商品の特徴を知り、理解できるような正しい情報を登録しなければなりません。

ここからは、楽天の商品登録の流れを解説していきます。

・原稿作成

まずは、楽天に商品を掲載し、紹介するための原稿を作成します。楽天の商品登録で作成しておくべき原稿の主な内容をご紹介します。

商品名
販売価格
商品説明
商品スペック
生産国
消費期限、賞味期限の目安

楽天モールには、多くの企業が出店しています。自社の商品を差別化し、たくさんのお客さんに見てもらうには、強みや魅力を大いにアピールできるキャッチコピーが重要です。商品説明の中にも、自社にしかないポイントを掲載することで、よりお客様の目に留まる商品登録ができます。

・画像の用意

多くの企業が出店する楽天市場は、画像の用意も重要です。商品ページに掲載する画像は、お客様が最初に目にするものであり、商品に興味を持ってもらえるかどうかが決まります。楽天には、画像サイズやテキストの範囲など、細かいガイドラインがあるので沿った商品画像を用意する必要があります。

商品画像、イメージ写真、使用写真など数枚の画像を用意することも、購入に繋げる大切な要素です。トリミングや明るさの調整などもして、商品の魅力が最大限に伝わる画像を用意しましょう。

・RMSにログイン

楽天市場で商品を登録するには、RMS（Rakuten　Merchant　server）というシステムを使います。RMSは、店舗設定、受注管理、メール配信、分析までショップを開店し、運営する上で必要な機能が備わったシステムです。楽天市場では、RMSを利用した商品登録をする必要があり、ID、パスワードを入力しログインします。

・各種商品情報を入力

楽天市場の商品登録は、個別登録と一括登録が可能です。一括登録は、CSVファイルでFTPにアップロードすることで、商品登録、編集、削除が可能になります。大量出品をする場合は、一括登録が便利です。

・商品基本情報

まずは、商品基本情報を入力していきます。

商品管理番号
商品番号
商品名
キャッチコピー

とくに商品名は、楽天市場の上位に表示されるかどうかの検索に一番影響を与えるといわれています。アクセスUPのためにも慎重に考えていく必要があります。検索結果に表示させたい文字を商品名の先頭にすることやスペックをいれるなど、ユーザーの検索を想定し、決めましょう。商品名の文字数の上限は127文字、スマホ表示では25文字程度までしか表示されないことにも注意してください。

・価格

価格の設定をします。楽天では、「通常○〇円で販売されているものが、今ならSALE価格で販売しています」といった二重表示価格の設定も可能。元となる金額よりも、安く買えるというのは、お客様の購買意欲を高めます。景品表示法のルールにのっとって、価格を設定していきましょう。

・送料配送方法

送料と配送方法を設定します。楽天では、自社が個別で契約した配送業者を利用可能です。商品のサイズや重さに合わせて、配送料金も変わってきます。適切な配送方法を選び、自社もお客様も納得できる配送方法を登録しましょう。

・注文情報

注文情報では下記の内容を設定します。

のし対応
注文ボタンを設定
予約ボタンを設定
再入荷お知らせボタン設定
販売期間指定
注文受付数

細かく販売方法が指定できるので、商品やキャンペーンに合わせて設定するのもよいでしょう。

・在庫・納期設定

在庫、納期設定も重要な項目です。商品の注文が入っても商品の在庫がなく、送ることができなかったというミスが無いようにしなければなりません。自社の在庫を確認し、確実に入力します。納期情報については、在庫ありの場合と在庫無しの場合で設定ができるので便利です。あす楽設定にするかどうかも在庫・納期設定画面で入力します。

・商品ページ情報

商品説明文を入力します。パソコン用、スマートフォン用それぞれの商品説明文、販売説明文を入力できます。HTMLが使用できるので、カスタマイズできる点が便利です。

・商品画像や動画

商品画像や動画を設定します。商品画像は最大20件まで設定可能。動画は、ブランドや商品の世界観を伝えたり、使用方法や利用イメージを伝えたりと効果的にユーザーに訴求できるので、活用しましょう。

・商品ページテンプレート選択・表示設定

楽天市場では、あらかじめ用意された商品ページのテンプレートから選択ができます。商品テンプレートが決まったら、ヘッダー、フッター、レフトナビ、表示項目の並び順や目玉商品、レビュー本文の表示などの設定ができます。

・商品属性情報設定

楽天SKUプロジェクトにおける新しいシステムに切り替わったことで、ひとつの商品ページにサイズや数量、色などのバリエーションをまとめることができるようになりました。

SKUごとに商品属性を割り当てる必要があり、自社の商品が検索結果の上位に表示されるようになります。商品属性の設定は必須項目です。必須項目はとくにもれのないように設定しましょう。

・カテゴリ登録

カテゴリ登録をすることで、お客様が商品を探しやすくなります。カテゴリは、多くの種類がありますので、ターゲットユーザーがどのようにして、自社の商品にたどり着くのかを考え、適切なものを選ぶことが重要です。

・商品別ポイント変倍設定

楽天市場では、全商品一律でポイントが付与されるものとは別に、商品ごとポイント反閇を設定することができます。セールやイベントに合わせて販促として活用するのもおすすめです。

楽天市場の商品登録代行とは

楽天市場の商品登録は、自社で登録するには手間と時間がかかります。ガイドラインに沿った専門的な知識も必要となり、難しいと悩む方も多いのではないでしょうか。

＜関連＞
楽天市場は儲からない？儲からない店舗の特徴やコストを公開

そこでおすすめなのが、商品登録代行会社に、楽天市場の商品登録を依頼することです。商品登録代行会社に依頼すれば、自社で行うよりも効率的に業務を行え、集客や売り上げアップへの施策に力を注げます。

楽天の商品登録代行会社では、少量から大量まで商品の登録を依頼することができます。

登録代行会社では、商品登録の他にオプションとして下記の内容の代行が可能です。楽天市場は、出店者数5万人以上、利用者数5000万人以上の大きなテナント型モールです。そのため、商品認知度を上げる施策も必要となります。ノウハウが蓄積された会社に依頼すれば、売り上げアップにもつながるので、商品登録の依頼とともに検討してみるのもよいでしょう。

商品撮影
バナー作成
商品ページ作成
メルマガ配信
広告運用
データ分析
受注処理
顧客対応
出荷対応
在庫管理
代金回収

楽天市場の商品登録代行の価格相場

商品登録を登録代行会社に依頼すれば、とてもスムーズに店舗運営ができることがわかりました。でも費用が高いのではないかと気になる方も多いのではないでしょうか。下記の表は1商品あたりの商品登録費用が提示された登録代行会社の費用です。データを提出し、商品登録のみのシンプルな代行であれば比較的費用は安く抑えられるということがわかります。

＜1商品あたりの商品登録費用が提示された登録代行会社の費用＞

登録代行業者	代行内容	1商品の登録費用
商品登録ドットコムby　RIKU　Supprt	楽天市場商品登録（全フィールド）、商品画像登録、動画登録、カテゴリ登録など。その他オプション	50円～
商品登録センター	楽天市場商品登録（全フィールド）、商品画像登録、動画登録、カテゴリ登録など。その他オプション	90円～
moa	楽天市場商品登録（全フィールド）、商品画像登録、動画登録、カテゴリ登録、スマートフォン対応など。その他オプション	50円～
登録PRO	楽天市場商品登録（全フィールド）、CVSデータの利用前提。その他オプション	150円～

2023年11月現在

商品登録の代行費用は、商品数、商品データが紙なのかデジタルデータなのか、納期によって価格に大きな違いがあります。1商品あたり、100円を最低ラインとして、1500円ほどまでの間で依頼できるのが相場の費用です。商品単位で、費用が決まっているので、比較的予算を組みやすいといえます。

でも、あくまでも商品登録のみの場合の費用相場であり、商品撮影、商品ページ作成、バナー作成などは、オプション料金になります。自社の商品で、どの部分が一番必要であるのかをしっかりと見極めて、代行会社に見積もりを依頼するのがよいでしょう。

売る倉庫なら預けるだけで
楽天市場で商品の販売ができます。

資料ダウンロード

無料相談はこちら

商品登録代行のメリット

商品登録代行を依頼するとどのようなメリットがあるのでしょうか。

登録の手間が減り業務に集中できる

商品登録代行を依頼する上で、もっとも大きなメリットが、登録の手間が減り業務に集中できることです。商品登録には、細かい過程があり、原稿作成や商品画像の準備は、慣れていないと時間がかかってしまうものです。ショッピングサイトの立ち上げや新商品の仕入れなど、多くの業務がある中で商品登録に時間を割くのはもったいないです。

商品登録を、代行会社に依頼すれば自社では、社員にしかできない業務に力を入れることができ、スムーズにショップを運営できるのです。

人件費、教育コスト削減できる

自社に商品登録の経験がない場合は、楽天にノウハウのある商品登録代行会社で作業をすることで、よりよい商品ページを作成できます。お客様を引き寄せるキャッチコピーの作成、ガイドラインにしっかりと沿った魅力的な商品画像、商品に合ったスペックを正しく入れる作業などは、ノウハウや経験がないと身につかないものです。

自社で、楽天のユーザーのアクセスアップを狙う教育を社員にするよりも、商品登録代行に依頼すれば、人件費、教育コストは削減でき、効率的に運営を行うことが可能です。

大量に登録できる

商品登録に長けている代行業者であれば、大量に商品を登録できるのもメリット。商品には、サイズやカラーなどのバリエーションがあり一つひとつ登録するのは至難の業。自社の社員が業務に追われていたり、休んだりなどがあれば商品登録はスムーズにすすみません。代行会社に依頼することで、安定した品質で商品登録ができます。

＜関連＞
楽天市場でアクセス数を増やす方法

商品登録代行のデメリット

商品登録代行には、多くのメリットがありますが、デメリットもあります。デメリットを知っておくことで、注意点がわかり対策や計画を立てやすくなります。

コストがかかる

楽天市場の商品登録代行を依頼するのには、コストが発生するのがデメリットです。自社が登録したい商品数に応じた費用がかかることを注意しておきましょう。登録代行を利用することで、どのくらいの費用対効果が出るのかも検討しておくことが大切です。やみくもに価格の安い業者に依頼すればよいのではなく、費用が安い分商品ページ自体のクオリティが落ちてしまえば、費用をかけることに意味がありません。予算の中で一定のクオリティを保つ代行会社を探す必要があります。

急な対応が困難

楽天市場の商品登録などを代行会社に一任してしまうと、急な対応が困難になることがデメリットのひとつ。日々動いている楽天モールに出店していることで、商品の価格や画像をすぐに変更したいタイミングは出てくるはずです。自社で楽天市場の操作ノウハウがなければスムーズに作業できません。そのため、ショップ運営に不安がでてきてしまう可能性もあります。

自社にノウハウが蓄積されない

楽天市場の商品登録を代行会社に頼んでしまうと、自社では経験やノウハウを蓄積することができません。立ち上げ時は、登録を代行業者に依頼するとしても、将来的には自社で運営していきたいと考えている人も多いはずです。

登録代行会社に任せっきりにせず、自社でもある程度のノウハウを共有するように運営していきましょう。

商品登代行業者を選ぶ際のポイント

楽天の商品登録代行業者はたくさんあります。どのようなポイントに気をつけて代行会社を検討したらよいのでしょうか。

納期の目安が明確

商品登録代行会社を選ぶ際は、納期の目安が明確である業者が信頼できます。ネットショップは、日々運営しているものなので、納期の目途が立たなければ、販売機会の損失になりまねません。

ショップオープンの時期やキャンペーン時期などの施策に合わせて、納期の目安が明確な代行会社に依頼しましょう。

イベントや臨時の対応の有無

楽天市場では、シーズンなどによりセールやキャンペーンが多く開催されます。商品登録などの業務は、イベントに合わせて行うことでよりアクセスアップや売り上げにつながるはずです。そのため、イベントや臨時の対応ができる代行会社であることも、選ぶ上で重要なポイントとなります。

紙媒体からの登録可否

商品登録代行会社には、紙媒体の情報に対応しておらず、データでのみ対応する会社もあります。自社が、紙媒体でしか商品情報を保有していない場合は、データ化する必要があり、手間がかかります。商品情報を紙媒体でしか持っていない企業は、紙媒体からの登録ができる代行会社を選びましょう。

登録したいサイトに対応しているか

さまざまな商品登録代行会社がある中で、楽天市場や自社で出店しているモールに対応している代行業者であるかも選ぶポイントです。将来、楽天市場だけではなく、AmazonやYahoo!などのモールにも登録する可能性があるのであれば、多くのモールの登録に対応している業者を選ぶのが安心です。

登録前後のフォローがあるか

楽天市場に単に商品を登録するだけではなく、その後アクセスアップや売り上げUPに繋げていく必要があります。商品登録前後も、売り上げ向上のためのフォローがある代行会社を選びましょう。

商品登録施策だけではなく、分析から問題点の把握、改善をすることで効果が得られる施策ができる代行会社がおすすめです。

レスポンスが早い

商品登録代行会社のレスポンスが早いかどうかも、選ぶ上で抑えておきたいポイントです。ネットショップでは、内容変更や価格変更など素早い対応ができることで、お客様からの信頼を得ることができ、売り上げにつながります。不明点や変更点などのレスポンスが早く、素早く対応できる代行業者を選ぶ必要があります。

価格が明確化されている

商品登録代行会社の選定で、非常に大切な部分は、価格が明確化されていることです。代行会社に依頼する場合、楽天市場の運営全体を依頼するのか、商品登録のみ、サイト構築のみなどさまざまなケースが考えられます。依頼したい業務の価格が細分化されていれば、自社が依頼したい内容を予算に合わせて選べるので便利です。

価格が明確化されているということは、信頼にもつながることなので安心して代行会社を選べます。

まとめ

商品登録作業は、楽天市場でアクセスアップや売り上げ施策をする上でも、ポイントを抑えてしっかりと行うことが重要です。楽天市場でショップを構築したいものの、どこから手をつけてよいかわからない、ショップをオープンしたのにアクセスがあがらないとお悩みの方は、まずはノウハウを持っている登録代行業者に依頼することを検討してみましょう。