ネットショップで車、バイク用品を販売する為の開業手順や成功させるためのコツ、注意点を解説

近年、車、バイク用品のネット販売は成長を続けています。 インターネットの情報や動画を見て、ネットで購入している人が多いです。 車やバイクは、購入して終わりではなく、日々のメンテナンスや、カスタムが楽しみのひとつ。ジャンルもさまざまで、たくさんの種類の用品が販売されています。 こだわりの商品をネット販売したいという人も多いのではないでしょうか。車、バイクの用品は、ネット販売との相性もよいのでおすすめです。 この記事では、車、バイク用品の市場規模や、販売するメリット、販売するための流れやメリットをご紹介します。 これから車、バイク用品の開業をしたいという人に基本的なポイントを抑えていただけるはずです。
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車、バイク用品の市場規模について

カー用品とは、乗用車のユーザーが自動車をメンテナンスする用品や、快適にするための用品、自分好みにカスタムするためのパーツ、アクセサリーなどのこと。


主な製品としては、アルミホイールやランプ類、チャイルドシート、ステアリング、タイヤチェーン、フロアマット、ドリンクホルダー、カーシャンプー、芳香剤、消臭剤などです。確かな統計はないものの、市場規模は、約1兆1000億円と非常に大きな規模であるといえます。
(引用:日本経済新聞社 『NIKKEI COMPASS』 カー用品の業界概要 2023年5月20日調査)  

バイク用品とは、オートバイクのメンテナンス用品やオイルなどの消耗品、タイヤやマフラーなどのカスタムパーツ、バイク用のトランクやヘルメット、ライダスーツなどが主なものです。


日本経済新聞社の「主要商品・サービスシェア調査」では、2023年の自動二輪車の世界需要は4777万台と前年比7.3%増のプラスに転じました。スクーターの伸長率も著しく今後も需要が見込まれます。


(引用:日本経済新聞社『NIKKEI COMPASS』自動二輪車、関連製品、部品の業界概要 2023年5月20日調査

車、バイク用品をネット販売するメリット

商品のコレクターがいる

車、バイク用品は非常に専門性の高い分野であり、メーカーや用品ブランドのファンが多く、商品のコレクターがいます。

用品は、高価なものも多いため、コレクターはよいものをより安く揃えたいと考え、ネットショップやSNSや口コミから情報収集をする傾向に。

コレクターをいかに自社のショップに呼び込めるかが大切であり、ユーザーをファン化できる可能性があります。

販売に関して資格などが不要

車、バイク用品のネット販売は、資格などが不要なので開業はしやすいといえます。

しかしながら、車やバイク用品を販売するのには、商品説明や設置方法、適合機種、安全性に関することなど幅広い知識やスキル、経験が必要となります。

「このお店で購入すれば安心」とユーザーに思ってもらえる、信頼性の高いショップを目指しましょう。

全国の人にリーチできる

ネット販売は、全国どこにいても購入できるメリットがあります。車やバイク用品の購入目的だけでなく、情報を得るためにショップにアクセスするユーザーもいるはずです。

マニアックな商材でもあるので、ショップにアクセスする媒体も多岐に渡ります。SNSでインフルエンサーが紹介してくれる場合や、個人グループで話題になり興味を持ったなどさまざまなユーザーがショップに訪問する可能性があります。

ネット販売は、多くの人にリーチできるということが醍醐味です。

ネットショップで車、バイク用品を販売する為の流れ

ショップ名コンセプトを決める

車、バイク用品は、多くのメーカー用品、ブランド、ジャンルがあり、ユーザーの好みやこだわりで購入される傾向にあります。

車、バイク用品のユーザーは、デザインだけではなく、機能性や耐久性、メンテナンスのしやすさにも着目します。「自社のショップは、ここが強い!」と言い切れる明確なコンセプトを決めることが大切です。

コンセプトを決めるためには、市場調査と自分自身が販売したい商材を照らし合わせましょう。まずは、ターゲットユーザーを深堀しペルソナ設定を行います。

「どのようなユーザーに」「どのようなことが出来て」「どのようによろこんでもらえるのか」を意識しましょう。

ペルソナ設定の例

  • 年齢
  • 性別
  • 未婚か既婚か
  • 家族構成
  • 居住地
  • 職業
  • 学歴
  • 趣味
  • 性格
  • 悩み
  • 休日の過ごし方
  • 特技
  • 将来どんなことをしたいか
  • どのようなメーカーが好きか
  • どのようなジャンルが好きか

ペルソナを決めることで、コンセプトが確定するだけでなく、オーナーや従業員の考え方が統一されます。ショップの企画に携わる人全員が共有できるようにしてください。

コンセプトが決まったら、ブランドの世界観や雰囲気に合わせたショップ名、サイトデザイン、商品構成を考えましょう。

ショップ名は他社との差別化をはかり、思い入れのあるものがよいですよ。

ユーザーに覚えてもらいやすいショップ名は、SNSなどでも認知されやすくなります。

自社のショップ名の意味についても掘り下げましょう。

日本語のみならず外国語も含め調べ、オリジナリティあふれたショップ名を考えてみてくださいね。

商品の製造、仕入れを行う

ショップ名とコンセプトが決まったら、いよいよ商品の製造、仕入を行います。

車、バイク用品を仕入れるのには、展示会や仕入れサイトがおすすめです。

車、バイク用品関連の展示会

モーターショーやモーターサイクルショーなどの展示会では、車やバイク用品のメーカーが出展します。各メーカーのブースでは、最新の商品の紹介、詳細説明、仕入の商談ができます。

車、バイク用品関連の展示会は、さまざまな場所で開催され、メーカーと直接交渉できるのもおすすめの理由です。

デザイン、機能性など最新の展示が行われたり、セミナーなども行われたりとトレンドを抑えることができます。情報収集のためにも積極的に参加するとよいでしょう。

車、バイク用品関連の仕入れサイト

ネット販売をするには、さまざまなツールがあります。自社に合ったサービスを見つけましょう。

車、バイク用品販売で考えられるネットショップは下記になります。

自社のネットショップ

車、バイク用品は専門性が高いので、自社のネットショップを構築しコンセプトを明確にするとよいでしょう。

自社のサーバーを借りて、デザインレイアウトを一からつくるのは手間がかかりますが、それだけ自由度も高いです。

ユーザーのコミュニティや情報発信の場としてのサイト作りもできます。

初心者の人は、ASP型の自作ショップがおすすめ。

ネットショップ作成や運営の難易度が低いうえ、自由度の高いデザインテンプレートを選べます。

月額利用料無料で販売手数料のみかかるものなど、幅広いプランがあります。

プランによって販売手数料や決済手数料がちがいますので、自社の規模や方向性に合わせて選ぶとよいでしょう。

ASPサービスは、カード、電子マネー、コンビニなどさまざまな決済方法を選択できるのが魅力のひとつです。

自社で一つひとつ契約する必要がないので便利です。

ユーザーが多くの決済が選択できるのはメリット。

使い勝手を考えながら、ネットショップをつくれます。

ECモール

Amazonや楽天などのモールにショップをオープンし、ECモールの店舗として車やバイク用品を販売する方法です。

大手モールは集客力があるのが一番のメリット。工夫次第でたくさんのお客様にアクセスしてもらえます。キャンペーンやイベントもありユーザーが楽しめる工夫も。なんといっても大手モールなら、ユーザーに安心感を与えられます。

ただし、ショップデザインの自由度は少ないため、コンセプトを明確にできるショップづくりをするには、物足りないかもしれません。モールは初期費用や固定費などの費用もかかり、多くの出店者がいる分、価格競争も激しいです。

ECモールは使い勝手が抜群ですが、まずは自社の規模や目的を再確認する必要があります。

ハンドメイドマーケット、フリーマーケット

車やバイク用品を自作して販売するのには、ハンドメイドマーケットやフリマサイトもおすすめです。市場にはあまりない個性的なデザインや一点もの、メーカーでは売られていない部品やカスタム品を探すユーザーが多いです。口コミで商品が拡がるケースも。

知名度よりも特別感や個性を評価される場合も多く、初心者でもお客様の目に留まりやすいメリットがあります。

車、バイク用品の販売サイトが決まったら、構築をします。

商品撮影、商品掲載、決済方法、配送方法まで細かく企画した上で、ショップページをつくりましょう。

サイトは、ユーザーの立場に立ったスムーズな使い勝手が重要。購入までお客様が迷わないレイアウトづくりを心掛けましょう。

車やバイク用品は、本体に合ったものを確実に取り付ける必要があり、詳細なスペック記載が重要です。寸法、重量、適合機種の記載、保証などできるかぎり掲載することでお客様は安心します。写真や動画を使って、取り付け方法など丁寧に記載しましょう。

お店のコンセプトによっては、コアなファンがつきやすい商材です。

会員制度をつくり、お得な会員ポイント付与やクーポン発行もよいですよ。

定期的にお客様にメルマガを送るのもおすすめ。

ファン獲得の仕組みづくりを積極的に行ってください。

発送時の資材、同梱物を決める

車、バイク用品は、壊れやすい物や繊細な部品が多いため、丁寧な梱包は必須です。

もし壊れている状態でお客様に届けば、交換や返金対応だけではなく、ショップの信頼も失いかねません。

梱包のために必要な資材をあらかじめ揃えておきましょう。

車、バイク用品に必要とされる梱包資材

  • 宅配袋
  • クッション封筒
  • 名入れ封筒
  • 緩衝材(エアクッション、発泡スチロール、紙など)
  • テープ(OPPテープ、クラフトテープ、布テープなど)

資材や配送費はコストがかかります。できるだけ低コストに抑えるためには、商品に合ったサイズの資材を選びましょう。

用品の商品カタログはリピートにもつながる大切なコミュニケーションツールです。

車、バイクについての情報、新製品案内など、コアなファンの心をつかむ同梱物を企画しましょう。クーポンや割引券を同梱し、ユーザーが次もこの店で買いたいと思わせる工夫も必要です。

物流倉庫への委託を検討する

物流倉庫とは、商品を保管するのはもちろん、注文が入って連絡をすれば、梱包発送業務をしてくれます。車やバイク用品は細かい商品も多く、物流倉庫であれば、在庫管理もおまかせできるので非常に便利です。出荷処理や在庫管理が格段に楽になる物流倉庫への委託も検討しましょう。

出荷業務は、すべて自社で行うと労力や時間がかかります。物流倉庫へ委託をすれば、物流品質を向上できるので配送ミスなどの人為的ミスを防ぎ、安定した梱包や発送できます。

また、商品を預けた後、大手モールに出品し、売上金から手数料を差し引いて精算できる倉庫もあります。何からはじめてよいか迷う初心者の方にもわかりやすいサービスです。

仮注文を行い問題ないか確認する

ネットショップ、出荷業務、在庫管理方法が決まったら、仮注文を行います。

注文から発送、お客様へ到着までの流れに問題がないか確認をしてください。

仮注文のチェックポイント

  • 商品の掲載に問題はないか
  • カートに確実に商品が入るか
  • 決済方法にもれはないか
  • 注文確認メール、発送メールは届くか
  • 会員登録はスムーズにできるか
  • クーポンや割引サービスは機能しているか
  • 商品発送は問題ないか
  • 梱包は確実にできているか

サイト構築が完成すると安心してしまいがちですが、仮注文をすることで、見えていなかった問題点がわかります。

ユーザーの立場に立ったサイト構築ができているか、今一度確認しましょう。

ネットショップを受注可能な状態にする

仮注文に問題がなければ、ネットショップを公開し、受注可能な状態にしましょう。

レイアウトが崩れて見にくかったり、情報がしっかり反映されていなかったりなど、注文がスムーズにできないと、お客様は離脱します。

中でも、在庫管理は重要。

せっかく注文してもらっても、確実にお客様に届けられなければ意味がありません。

トラブルを回避するにはどのような配慮が必要か入念に確認しましょう。

ショップをオープンすれば、問合せ対応やカスタマーの対応がはじまります。

カスタマーは、企業の信頼に関わること。

人員的な問題でカスタマー対応が不安な人もいるのではないでしょうか。

スムーズにユーザーの疑問を解決できるチャットボットサービスの検討をするのもおすすめです。

車、バイク用品をネット販売するときのポイント

商品の選定

車、バイク用品の販売で商品の選定はもっとも大切なポイントです。

まずは、コンセプトやターゲットに合わせたニーズを調査しましょう。

車、バイク用品は、新商品がつぎつぎと販売され、機能性やデザインも進化します。

トレンドを抑えれば、購入者の分母は大きくなります。

現在どのような用品のニーズがあるのかを把握することが重要。

パーツや部品も多くの種類があり、どの商品を選定してよいかわからないという人もいるのではないでしょうか。

メーカーのホームページだけではなく、口コミやSNSから情報を取り入れましょう。

商品ラインナップも大切です。需要の多い商品をたくさん揃えることも大切ですが、その場合価格競争にも対応する必要があります。

ユーザーは、他の人と同じカスタムをしたくないという心理もありますので、専門性の高いニッチな商品を集めるのもおすすめ。

たとえば、日本では購入できない海外製のものを集めると、独自性のあるショップとなります。

ここの店でしか買えない特別感をユーザーに感じてもらえれば、ファン化につながります。

また、仕入れる商品が安全であるかを十分精査した上で、商品を選定しましょう。

価格設定

車、バイク用品は競合店が多いので、価格設定は十分検討しましょう。

仕入れ値や材料費だけでなく、輸送費や販売コストも考慮し利益を考えます。

品質や性能、トレンド、デザイン、素材などによって価格が変動する場合もあります。

競合他社の価格について入念な調査が必要です。

SNSの活用

車、バイク用品を購入したいユーザーは、自分の欲しい商品の情報をSNSや口コミで検索する傾向にあります。

購入者の意見は、実際に商品を使用したことが想像できるからです。

商品の取り付け方法や取扱い方法は、動画で確認するユーザーが多いです。

ショップとしても、SNSを最大限に活用し、お客様が求める情報を積極的に発信しましょう。

ユーザーの立場に立った投稿は、好感度も上がりブランディングに結びつくはずです。

魅力的な写真

用品の魅力的な写真をホームページやSNSで発信することも大切なポイント。

まずは用品全体がよくわかる商品写真必須です。イメージ写真、使用写真も必ず用意しましょう。ユーザーは実際に用品を取り付けたイメージが知りたいからです。

大手モールで販売するときは、商品やショップへの入り口となるサムネイル写真も厳選しましょう。魅力的な写真は、アクセス数が増え、ショップのイメージにもつながります。

参考になるカー用品のネットショップ

オートバックス

https://shop.autobacs.com/ja/

自動車用品やカーアクセサリーの専門店であり、オンラインストアも運営しています。自動車関連の商品を豊富に取り扱っており、店舗との連携も行っています。

タイヤから消耗品まで数万点の幅広いラインナップが魅力です。

車楽院

https://www.rakuten.ne.jp/gold/syarakuin-store/

幅広いカーパーツやアクセサリーを提供しています。エアロパーツ、エンジンパーツ、サスペンション、ブレーキパーツ、インテリアパーツ、ホイールなど、車のパフォーマンスやスタイリングに関連する商品が豊富に揃っています。

ブランドと取り扱いメーカー: 車楽院では、多数の有名なブランドやメーカーの商品を取り扱っています。

車楽院のウェブサイトでは、車種別に商品を検索することができます。自分の所有する車種に対応したパーツを簡単に見つけることができます。

まとめ

車、バイク用品は多くの種類があるからこそ、コンセプトやサイト構築の工夫で売上に結びつきます。

ネット販売をすると決めたら、車やバイク用品へのこだわりを前面に出し、楽しんで開業してみてください。オーナーのこだわりや思いは、ユーザーの心に響きます。

誠実なカスタマーや商品発送はショップの信頼につながります。

ぜひこの記事を参考にネットショップを構築してみてください。

売る倉庫では、ネットショップ歴10年以上の担当者が売れる為の施策を、事業者様と二人三脚で考えていきます。

商品がネットショップで売れるかな?と思った場合、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

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売る倉庫編集部
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