目次
ネットショップの商品登録とは
ネットショップの商品登録とは商品を販売する際には必ず行うものです。
ショッピングモール型でもASP型でも管理画面から直接登録したり、サービスによってはCSVによって登録を行います。
商品登録の大まかな流れ
- 商品名の作成
- 販売価格の設定
- 商品説明文の作成
- 商品画像の作成
- 商品の在庫数設定
サービスによって設定できる箇所の大小はありますが、基本的にこのような流れになります。
他店舗管理している場合だと複数サイトにそれぞれ商品登録を行う必要があるので商品登録の数が増えてくると、時間がかかってしまいます。
商品登録業務の他に、電話対応、メール対応、商品の発注、在庫管理、ランディングページ作成、販促、広告運用などネットショップの業務は多岐に渡ります。
商品登録の業務が多くなるとその他の業務を圧迫してしまいます。
ネットショップの商品登録を効率化する方法
ネットショップの商品登録を効率化するにはいくつかやる方がありますので解説していきます。
CSVデータを使用してアップロードする
CSVデータを使用すると、一回のアップロードで数千件以上のファイルを登録したり、修正する事が可能です。
CSVの編集に特化しているソフトもありますがExcelで編集する事も可能です。
その際には文字化けに注意しましょう。
商品登録システムを使用してアップロードする
複数のショッピングサイトを運営している場合、各サイトに商品登録を行うのは手間になりますよね。
そんな時は複数のサイトに一挙に商品登録を行ってくれるシステムが便利です
代表的な商品登録システム
ネクストエンジン(Hamee)
クラウド型のシステムで4000社を超える導入数があります。
Hamee自体もネットショップの運営を行っており、現場のニーズにあった機能を提供しています。
商品登録の一括登録の機能以外にも、受注管理、送り状発行、メールの自動送信などネットショップの運営を最適化する為のシステムを提供しています。
商品登録の代行会社に依頼する
商品登録の代行会社に商品登録を依頼するとスムーズなサイト運営を行う事が出来ます。
丸投げで商品登録してくれる業者も存在するので、自社の最も効率のいい商品登録のやり方だと言えます。
商品登録の代行会社の料金相場
商品登録の代行会社に依頼する時の料金相場は登録する内容にもよりますが、基本的に100円代から500円ぐらいで対応可能です。
料金が高くなる要因は下記のような事があります。
- CSV以外でのカタログや紙データからの登録
- 画像加工がある
- 商品説明文も依頼する
上記のような作業があると価格が高くなる場合があります。
安く依頼したい場合は、原則CSVを作成し、登録に必要な商品説明や、画像加工を一式業者に渡して登録してもらいましょう。
続いて商品登録の代行会社に依頼する際のメリット、デメリットや選び方のポイントを紹介していきます。
商品登録の代行会社に依頼するメリット・デメリット
メリット1 作業時間の短縮になる
商品登録の数が多いと膨大な時間がかかってしまいます。
その商品登録の時間を外注化する事で空き時間が増えて、その他の作業に専念する事が可能になります。
メリット2 社内育成の必要が無い
外注化する事でその業務に携わる従業員の育成コストが不要になります。
商品登録の方法を学んだり、CSVの扱い方法も覚える必要もありません。
商品登録は外注するというルールの元、サイト運営のスケジュールを決めるとスムーズなサイト運営が行えます。
メリット3 大量の商品の登録も行ってくれる
外注業者なら自社では難しい大量の商品登録も可能です。
登録を行う商品が無いけど商品数を増やしたい場合、セット商品などを作る事で商品を増やす事が出来ます。
こうする事でアクセス数の増加に繋がり、売上アップへとなります。
反対にデメリットもありますので紹介します。
デメリット1 コストがかかる
外注する事になるので当然ですがコストが発生します。
商品数によって料金が決まりますので、たくさん依頼するとその分高額になります。
予めコストシュミレーションを行っておきましょう。
デメリット2 登録内容のミスに気づきにくい
事前に登録を依頼するデータを作成し、業者に登録してもらうパターンが一般的ですが、そのデータに誤字脱字があった場合、そのままアップロードされてしまいます。
登録後は社内で登録内容にミスが無いかという確認を行う事をおすすめします。
デメリット3 登録に時間がかかる
商品登録の量にもよりますが、基本的に数週間かかる場合が多いです。
例えばどうしても急に販売したいものがある、もっと急いで登録して欲しいという場合は自社で対応した方が早いです。
ネットショップの商品登録代行業者を選ぶ際のポイント
ネットショップの商品登録業者を選ぶポイントはいくつかありますので
紹介していきます。
対応サイトが豊富
ネットショップは楽天市場やAmazonをはじめとし、多種多様なサービスがあります。
特に複数店舗で運営している場合は楽天市場は登録可能で、Amazonは出来ないとなるとAmazonを登録してくれる業者を探す必要があります。
一社だけで複数の店舗の商品登録を行ってくれる業者を選ぶことをおすすめします。
柔軟な対応が可能か
商品登録の方法は様々で、CSV、紙のカタログ、WEBサイトからの抜粋など色々な媒体を元に登録していきます。
例えば雑誌のデータを元に登録して欲しいなど自社の登録のやり方が特殊な場合でも対応してくれる業者を選びましょう。
事前に納期回答をしてくれるか
商品登録の量によっては時間がかかる場合もありますが事前に大まかな納期の期日を教えてくれる業者を選ぶようにしましょう。
あまり遅すぎると売上に影響がでる為、納期は早いに越したことありません。
パンフレットやカタログなどの紙データに対応しているか
商いの都合で、入手できる商品データが紙のパンフレットや、紙データの場合もあります。
その場合は、代行業者がCSVデータ以外の登録方法に対応しているか、別途費用はかかるかなどもポイントになります。
繁忙期の対応は可能か
12月などの繁忙期に大量の商品を登録する機会があるかもしれません。
そんな時は繁忙期に登録を請け負ってくれる業者を探すのもポイントです。
大量登録に対応しているか
戦略によっては大量に商品を登録する事もあり得ます。
業者によっては商品登録数に上限を決めている場合もありますので、大量に登録を行う場合は事前に確認を行いましょう。
複数店舗への商品登録は可能か
複数店舗を運営している場合、同じ商品を別の店舗に登録する必要があります。
業者に依頼する際、複数店舗に登録を行う場合、2店舗目は割引されるのか、対応サイト外の場合登録できないのかなども確認しておきましょう。
アフターフォローの有無
商品登録も納品日から3営業以内に連絡すると修正してくれる場合や設定のアドバイスや提案がある業者だと安心して長期的におまかせする事が出来ます。
必須ではありませんが、サービスのアフターフォローは重要なポイントになります。
ネットショップの商品登録代行業者4選
商品登録ドットコム
https://xn--tck5apc2ju90vu0ae75qj9vc.com/
ショッピングモールからASP型まで幅広いサイトに対応しています。
また、複雑な紙媒体からの登録なども行っております。
参考価格:楽天市場の場合、40~100点の登録で1商品あたり500円
- 対応しているモールやカート:Yahoo!ショッピング、Yahoo!オークション、楽天市場、au payマーケット、Amazon、Qoo10、各種ショッピングサイト
- 納期の目安:応相談
- 最低登録数:40商品~
- 紙媒体のデータ可否:可能
商品登録センター
様々な媒体からの登録を行っており、日本人スタッフによる細やかな対応を行っています。
300件までなら最短で3~5営業日以内と非常にスピーディーな納品を行っています。
参考価格:最低100商品から1点190円~
- 対応しているモールやカート:Yahoo!ショッピング、楽天市場、au payマーケット、Amazon、各種ショッピングサイト
- 納期の目安:300件までなら最短3~5営業日
- 最低登録数:100商品~
- 紙媒体のデータ可否:可能
登録PRO
https://www.datapro-syspro.com/touroku/
主に楽天市場、Yahoo!ショッピングに対応しており低価格で商品登録サービスを提供しています。複数の店舗を運営している場合も対応可能です。
参考価格:CSVでの利用で1商品150円~
- 対応しているモールやカート:Yahoo!ショッピング、楽天市場、その他は応相談
- 納期の目安:50商品までなら2週間程度
- 最低登録数:要確認
- 紙媒体のデータ可否:不可
クラウドワークス
クラウドワークスはクラウドソーシングサービスで、様々なワーカーがいますので大量登録、急いで登録など個別の案件にも対応可能な場合があります。
報酬は事業者で決められるので、似たような案件を参考に、報酬の設定をする事をおすすめします。
まとめ
ネットショップで必要な商品登録は外注出来る事がわかりましたね。
メリット、デメリットがそれぞれありますので自社の都合にあわせて運用のルールを決めた上で依頼する事をおすすめします。