ネットショップで使用する独自ドメインの決め方のポイントや注意点を解説

自社カートでネットショップを立ち上げる場合、独自ドメインを選ぶことが出来ます。 ネットショップにおけるドメインの役割や、ドメインの決め方や注意点を解説していきます
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目次

独自ドメインとは

ドメインとはインターネット上の住所のようなものです。

また、ネットショップ名と同じく、サイトを覚えてもらう為の、顔であり入口でもあります。

https://daigo-wh.co.jp/というURLの場合、オリジナルの独自ドメインはdaigo-whの部分になります。

それより右部分の.co.jpはトップドメインと呼び、サイトによって様々な表記が存在し意味が異なってきます。

代表的なドメイン一覧

ドメイン意味法人利用個人利用
.jp日本を表すドメイン
.co.jp日本国内の法人のドメイン×
.com商用サービスなど用途が広いドメイン
.netネットワークを意味するドメイン
.or.jp非営利団体のドメイン×

このようにドメイン名にはきちんと意味があります。

.jpドメイン

jpドメインとはトップドメインにjpがつくドメインです。

文字通り日本に存在する事を証明しているドメインです。

取得には日本に属している事を証明する事が必要ですので信頼性の高いドメインでもあります。

.co.jpドメイン

co.jpドメインは日本国内で登記されている会社組織である事を示すドメインです。

会社登記していないと取得する事が出来ません。

.comドメイン

商用サービスやキャンペーン、情報サイトなど幅広いサービスで使用されています。

国内外問わず、最も普及しているドメインと言われています。

.netドメイン

IT関連の事業やサービスで利用される事が多いです。

.or.jp

日本国内に登記されている、財団法人、社団法人など、非営利団体専用のドメインです。

特定の非営利団体のみの利用に限ります。

独自ドメインの価格相場

ドメイン価格相場(年間)
.com1,000円~1,500円
.net1,200円~1,500円
.org1,200円~1,500円
.jp2,400円~3,000円

よく見かけるドメインの価格相場は、ほぼ一緒ですが.jpのドメインだけ少し価格が高いのがわかりますね。

独自ドメインと共有ドメインの違い

共有ドメインはショッピングモールで使用される

ネットショップのドメインは楽天市場やAmazonのようなショッピングモール型に出店するとドメインにモール名が入っています。

このタイプのドメインを共有ドメインと呼びます。

モール側がメンテナンスなどを行うので自社ではコストやメンテナンスはかかりませんが、多数の企業が同じドメインを共有して使用している事になります。

共有ドメインは自分でドメインを選ぶことが出来ません。

独自ドメインは自社サイトなどで使用される

反対に自社サイトなどでは基本的に自社の好きなドメイン名を使用する事が出来ます。

このオリジナルのドメインの事を独自ドメインと言います。

ドメインには色々な種類があり、独自ドメインと、サービス側から支給されたものを使用する共有ドメインがある事がここまででわかりましたね。

ここからは独自ドメインにはどういうメリットがあるのかを解説していきます。

独自ドメインを使用するメリット

独自ドメインはオリジナルの文字列を付けられる

独自ドメインはドメインを自由に決める事が出来ます。

基本的に有料ですが、自社オリジナルのドメインを付ける事ができますので自社サイトでブランディングを行いたい場合や、指名(直接)検索などの効果が見込まれます。

検索エンジン対策で有利になる場合がある

独自ドメインを使用すると、サイトの評価などがそのままドメインに反映されます。

例えば無料のブログサイトや楽天市場などのショッピングモール型の共有ドメインの場合、そのドメインに自店がぶら下がっているように検索エンジンにみなされます。

細かいところまで調整が出来ない為検索対策などが限定的になります。

独自ドメインは細かい対応まで行う事が出来ますので、しっかり検索対策を行えば上位表示も狙いやすくなります。

オリジナリティがある

独自ドメインはあなたのお店でしか使用されていないアドレスです。

例えばドメインとショップ名を同じにすると、認知を高まりブランディング出来ます。

独自ドメインでメールアドレスも作成できる

独自ドメインを取得するとそのドメインでメールアドレスも作成できます。

例えばdaigo-wh.co.jpでドメインを取得した場合、メールアドレスは○○@daigo-wh.co.jp となります。

特にビジネスでメールアドレスを使用する場合、フリーメールのものよりもオリジナルのドメインで取得したメールアドレスの方が信頼性が高い事がわかりますよね。

URLの変更がないのでドメインパワーが蓄積される

独自ドメインは継続して同じドメインを使用する事が出来ます。

検索エンジンはドメイン取得期間が長い程評価が高いので同じドメインを長期的に使用する事は検索対策としても有効です。

独自ドメインのデメリット

年間数千円のコストがかかる

元からサーバーで用意されているものなら、数百円から無料で使用可能ですが独自ドメインの取得はコストがかかります。

取得するドメインによって異なりますが、オリジナルの場合は年間で数千円かかる場合があります。

独自ドメインの取得が初めてだと取得に手間がかかる

初めて自社サイトを立ち上げて、独自ドメインを取得する場合などは独自ドメインの取得や設定方法に手間がかかるかもしれません。

サービス側でマニュアルもありますし、インターネットでも調べれば情報は出てきますが言葉の意味などを含め少し知識が必要です。

集客は自分で行う必要がある

メリットでも集客と記載しましたが、細かい所まで自社で対策出来る反面、ノウハウがないと集客に苦戦するかもしれません。

いい意味でも悪い意味でも自社の努力が結果に反映されてしまいます。

独自ドメインの取得方法の流れ

ドメイン名の候補を考える

まずは使用したいドメインを検討しましょう。

すでに使用されているものは使用出来ない為、複数候補を考えておきましょう。

URLの最後の文字列は法人の場合であれば、信用度の高いjpドメインや使用頻度の多い、.comなどがおすすめです。

また、自由に付けられる独自ドメイン部分はショップ名や企業をイメージ出来るようなドメインにする場合が多いです。

ドメインが使用出来るか調査する

考えたドメインが申し込みの直前に使用できないとならないように使用したいドメインが使用出来るかは事前に確認しておきましょう。

下記のサイトでドメインが使用出来るか調査出来ます。

ドメイン一括検索

https://www.makko.biz/domain/

サーバー会社かドメイン会社でドメインを取得し申し込む

ドメインを取得するには、サーバーの会社か、ドメインを専用で扱っているドメイン専門会社で取得が可能です。

サーバー会社で取得すると、簡単にドメインを設定できる機能がついている場合もあります。

設定の条件などを確認してから選ぶようにしましょう。

ドメインが取得できるサービス

ムームードメイン

https://muumuu-domain.com/

取り扱いのドメイン数は400種類以上あります。

ロリポップ!サーバーから簡単に連携できるサービスがありますので、面倒な手続きも不要でサーバーの契約もスムーズです。

お名前.com

https://www.onamae.com/?btn_id=onamae_header_logo

お名前.comは国内最安値を謳っており、さらにレンタルサーバーも使用すると、更新時に必要な更新料金が無料になるなどの嬉しい特典が用意されています。

また、365日24時間メールなどで問い合わせする事が可能ですので、困ったときにも安心ですね。

バリュードメイン

https://www.value-domain.com/

20年もの歴史があり570種類以上から取得可能です。

国内では珍しい海外ドメインや、高額ですが覚えやすいプラミアムドメインを提供しています。

エックスサーバー

https://www.xserver.ne.jp/feature/

エックスサーバーは運用サイトが業界ナンバー1を誇る220万サイト、サーバーの速度もナンバー1を謳っています。

サーバーのレンタルは勿論の事、ドメインの取得も行えます。

ワードプレスの簡単インストールや、自動バックアップ、他社サーバーから簡単に移管出来るサービスなどWEBサイト運営の事業者にとっては嬉しい機能が盛りだくさんです。

さくらインターネット

https://www.sakura.ad.jp/

さくらインターネットは、レンタルサーバー、ドメインなど様々なクラウドサービスを提供しています。

ドメインを取得する場合は、さくらのレンタルサーバーから簡単に取得する事ができます。

メールやチャットでの質問も24時間365日受け付けていますので気軽に不明点を質問する事が出来ます。

ネットショップで使用する独自ドメイン名を決める際のポイント

ショップ名と同じにする

ドメイン名とショップ名は同じにすると自然でありながら認知を拡大する事が期待できます。

ドメイン名とショップ名が違うとお客様によっては、サイトを間違えたかな?と思われてしまい離脱の原因になってしまう可能性もあります。

ショップのジャンルと同じにする

取り扱う商材と同じドメイン名もおすすめです。

雑貨がメイン商材なら、ドメインはzakka、サプリメントが多いとsupplementなどです。

シンプルでわかりやすく、何を販売しているかパッと見てわかりますよね。

できるだけ短くシンプルにすることを意識する

短いドメインの方が覚えやすく、入力もしやすくなります。

どうしても長いものである必要がないなら、短くシンプルなドメインにする事をおすすめします。

ドメインの表記はわかりやすさを重視する

場合によってはローマ字表記にするか、英単語をドメインに使用するか迷う場合があります。

この場合は一般的に聞きなれた方を使用し、わかりやすいドメインを取得しましょう。

例えば健康器具を取り扱う場合、Health appliancesというドメインよりkennkoukigu という名前にすると一発で健康器具のショップという事がわかりますよね。

迷ったらわかりやすさ重視で選ぶようにしましょう。

ネットショップで使用する独自ドメイン名を決める際の注意点

ドメイン名は長くならないように注意する

ドメイン名は最大で半角英数字63文字まで使用出来ますがあまり長すぎる場合、ドメイン名が読みづらくなり、入力しずらくなります。

また、ドメイン名が長いと必然的にその他のページのURLも長くなってしまいます。

違和感のある長さだと、SNSなどで拡散されずらくなったり、クリック率も低下してしまうかもしれません。

ドメインは申し込み後変更出来ないので慎重に決める

申し込んだドメインはその後変更する事が出来ません。

変更する事が出来ないので、違うものを使用したい場合は新たに新規申し込みをする必要があります。

ドメインは長く使用するものです。

候補が複数ある場合、本当に違和感がないか、表記や誤字脱字に問題ないか?など考えるようにしましょう。

更新を忘れると使用出来なくなる

最近は自動更新がありますが、登録したクレジットカードの使用期限が切れたままで放置し、更新月に引き落としが出来ないと、更新できない場合があります。

その場合ドメイン自体が使用不可になる場合があります。

お支払いはお忘れなく。

まとめ

この記事では独自ドメインを決める際のコツや注意点を紹介しました。

たくさんあるネットショップの中でお客様に少しでも覚えてもらったり検索対策で有利になる事がわかりましたね。

ドメインは一度決めると途中で変更できないので慎重に慌てず申し込みをしましょう。

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売る倉庫編集部
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