節煙を、健康への一歩に。醍醐倉庫の節煙プロジェクト

「やめなさい」ではなく、
一緒に考える。
節煙プロジェクトの今を動画で公開
社員の声から見えてきた課題と、喫煙する人・しない人の双方が心地よく働ける職場づくり
「健康のためにタバコの本数を減らしたい。でも、なかなか続かない」
「タバコの煙やにおいが気になる。でも、職場の仲間には言い出しにくい」
喫煙についての感じ方や悩みは、一人ひとり異なります。だからこそ、会社から一方的に「禁煙しましょう」と呼びかけるだけでは、働きやすい職場づくりにはつながりません。
醍醐倉庫が大切にしているのは、まず社員の声に耳を傾けることです。
私たちは健康経営の一環として、全従業員への喫煙アンケートを行い、その結果を踏まえて社内の喫煙ルールを整備するとともに、希望する社員への節煙・禁煙支援を進めてきました。
今回、その取り組みの経緯と現場の率直な反応、そしてこれからの方向性を紹介する動画「【健康経営】醍醐倉庫の節煙プロジェクト」を公開しました。
まずは動画でご覧ください|社員の本音と、会社の取り組み
動画では、取り組みを始めた背景からアンケート結果、喫煙ルールの共有、社員へのインタビュー、経営者の考えまでを紹介しています。制度や方針の説明だけでは伝わりにくい、現場ならではの実感も収められています。
アンケートで見えてきた、二つの立場の思い
プロジェクトの出発点となったのは、外部専門機関の協力を得て実施した、全従業員を対象とする喫煙アンケートです。
そこから見えてきたのは、喫煙する方の「本数を減らしたいと思っても、一人ではなかなか踏み出せない」という悩みと、喫煙しない方の「タバコのにおいが気になる」という声でした。
喫煙する社員の立場
習慣を変える難しさ
仕事の区切りに一服することや、喫煙所での会話が日常の一部になっている方もいます。本数を減らしたい気持ちと、今までの習慣を変える難しさが共存しています。
喫煙しない社員の立場
煙やにおいへの配慮
煙そのものだけでなく、周囲に残るにおいが気になるという声があります。安心して気持ちよく仕事ができる環境を整えてほしいという思いも、大切にすべきものです。
どちらか一方の意見だけで決めるのではなく、それぞれの立場を理解すること。醍醐倉庫の節煙プロジェクトは、そこから始まっています。
喫煙ルールを明確に。実際に社員はどう感じたのか
アンケートの結果を受け、これまで曖昧だった社内の喫煙ルールを明文化し、全社員に共有しました。目的は、喫煙する方を責めることではなく、誰もが守るべき共通のルールを持ち、健康面と職場環境の両方を改善していくことです。
ただし、ルールができればすべて解決するわけではありません。今回の動画では、社員のさまざまな受け止め方が紹介されています。
動画で紹介された声・要旨
「喫煙者には少し厳しい」
仕事の切り替えとしての一服や、喫煙所でしかできなかった会話が減ることへの戸惑いが語られました。また、喫煙のタイミングが限られると、1回に吸う本数が増えてしまうという声もありました。
動画で紹介された声・要旨
「ルールが明確になってよかった」
喫煙について共通の基準が明文化されたことを、前向きに受け止める意見もありました。会社全体で健康を大切にしていく姿勢への期待も語られています。
前向きな声がある一方、負担や戸惑いもある。この両方を知ることが、今後の改善に欠かせません。ルールを作って終わりにするのではなく、運用の中で出てくる課題に耳を傾け、よりよい方法を考え続けることが大切だと考えています。
「禁止」だけではなく「支援」を。節煙・禁煙への次の一歩
動画の中では、醍醐倉庫の代表も、節煙や禁煙を希望する社員の支えになる取り組みを進めていきたいという方向性を語っています。
この考えを具体的な行動につなげるため、当社ではこれまで、健康管理の専門家による節煙・禁煙の個別サポート面談も案内してきました。
まずは「なぜ吸いたくなるのか」を知る
食後、休憩中、仕事の区切りなど、喫煙したくなる場面は人によって違います。自分の習慣を振り返ることが、変化への第一歩です。
小さく試して、自分に合う方法を探す
喫煙したくなったときに水を飲む、軽く体を動かす、少し時間を置くなど、できる工夫から始める方法もあります。
必要なときには専門家の力を借りる
禁煙を一人で続けるのが難しい場合には、個別面談や禁煙外来を利用するという選択肢があります。自分に合った支援を見つけることも健康づくりの一部です。
なお、節煙は禁煙に向けた準備となることがありますが、喫煙本数を減らしただけで健康リスクがなくなるわけではありません。健康への効果を重視するなら、最終的には禁煙を目指すことが重要です。
過去の関連ブログ:「節煙・禁煙チャレンジをサポートします」(専門家による個別面談の取り組みをご紹介しています)。
なぜ禁煙は難しい? 正しい知識を持つことも大切です
喫煙をやめたくてもなかなかやめられない理由の一つに、ニコチンの依存性があります。ニコチンが切れるとイライラや落ち着かなさなどの離脱症状が生じる場合があり、再び吸うことでそれが一時的に和らぐため、喫煙を繰り返しやすくなるのです。
一方で、禁煙による健康への変化は比較的早くから始まります。国立がん研究センターによると、禁煙後20分以内から健康上の好ましい変化が現れ、長期的にはさまざまな病気のリスク低下が期待できます。
こうした喫煙の健康影響や依存の仕組みについて、健康管理の専門家が解説する動画もご案内しています。
喫煙する方には、ご自身の健康について考える機会として。喫煙しない方には、周囲の人への影響や受動喫煙への理解を深めるきっかけとして、ぜひご覧いただければと思います。
倉庫業健康保険組合「オンライン禁煙外来プログラム」のご案内
「やめたいとは思っているけれど、病院に通う時間がない」。そんな方に知っていただきたいのが、倉庫業健康保険組合が案内している「Medicallyオンライン禁煙外来プログラム」です。
スマートフォンなどを活用してオンラインで医師の診療を受け、相談や治療を通じて禁煙に取り組む仕組みです。仕事と両立しながら、専門家の支援を受ける選択肢となります。
オンライン禁煙外来について確認しておきたいこと
対象となる方、申込期間、自己負担額、診療方法、処方される薬の有無などは、プログラムの案内資料でご確認ください。治療内容や薬の使用は医師の判断に基づきます。
倉庫業健康保険組合の公式サイトには、2026年6月18日付で「Medicallyオンライン禁煙外来プログラムのご案内について」が掲載されています。
禁煙したい気持ちはあっても、挑戦する時期や方法は人それぞれです。会社の個別面談や健保組合のプログラムなど、利用できる支援を知っておくことが、いざ行動するときの助けになります。
社員の健康が、よりよい物流サービスにつながる
醍醐倉庫が目指すのは、商品を正確に保管・出荷するだけではなく、物流を通じてお客様によりよいサービスを提供することです。その土台になるのは、日々現場を支えている社員一人ひとりの力です。
安心して長く働けること、互いの立場を尊重できること、困ったときに相談できること。そうした職場環境づくりは、働きがいを高め、安定した業務とサービス品質を支えることにもつながると考えています。
節煙プロジェクトは、健康について知識を得るだけの活動ではありません。アンケートで課題を知り、ルールを整え、社員の声を確かめ、必要な支援につなげていく、具体的な健康経営の取り組みです。
「少し変えてみようかな」を、会社全体で応援したい。
まずは動画を見る。自分の喫煙習慣を振り返る。職場でお互いに配慮する。禁煙に興味があれば専門家に相談してみる。
その一つひとつが、健康づくりと働きやすい職場づくりの一歩になります。
「しあわせに、健康に、豊かに、笑って働ける会社づくり」へ。
醍醐倉庫はこれからも、喫煙する方・しない方の双方の声を大切にしながら、社員一人ひとりの健康を支える取り組みをワンチームで続けてまいります。
関連情報・参考資料
- 醍醐倉庫「節煙・禁煙チャレンジをサポートします」
- 醍醐倉庫「健康経営実践計画書を策定しました」
- 倉庫業健康保険組合(オンライン禁煙外来のご案内)
- 国立がん研究センター「禁煙による健康への効果」
- 厚生労働省 e-ヘルスネット「ニコチン依存症」
※健康情報は一般的な解説です。個別の治療については医療専門職にご相談ください。動画で紹介した社員の声は内容の要旨をまとめたものです。







