目次
ネットショップで商品が売れない理由
売れない理由1 検索エンジン経由での集客が不足している
ネットショップはネットビジネスなので兎に角、集客が大切です。
リアル店舗でもお客様に知ってもらわないと足を運びませんよね?
ネットショップでも同じ事が言えますので、商品が売れないと思っている方は集客方法を見直してみましょう。
特に自然検索経由での流入を増やせるのが理想です。
検索エンジン経由での流入を増やせるように対策していきましょう。
売れない理由2 商品の魅力が伝わっていない
商品ページで商品の魅力が伝わっていないと、購入されない確率が高くなってしまいます。
商品の情報はわかりやすく、適切に記載しているか、写真は魅力のあるものになっているか、購入後にお客様にどういうメリットがあるのかなどは必須の情報です。
特に商品ページのアクセスは高いのに、商品の購入率が低い場合は商品ページを見直してください。
商品の購入率の目安は2~3%を最低限の目安としてください。
売れない理由3 リピーターが少ない
一度商品を購入してくれたお客様はリピーターになってくれる可能性があります。
リピーターは広告費や販促費をかけずに、再度商品を購入してくれるかもしません。
なので、再度購入してもらえるように、定期的にフォローメールを送ったり、同梱物の差別化を行うようにしましょう。
売れない理由4 商品に需要が無い
ネットショップでもリアル店舗でも需要の少ない商品は売れずらいです。
サイトをしっかり構築し、広告を出したとしても需要のない商品は売れません。
マーケットでは成長商品、停滞商品、衰退商品という大きな3つの経済の波があります。
一番売れるのは成長商品ですが、停滞商品の場合でも勝機はあります。
商品の特徴、他社製品との違い、お客様が購入するメリットなどはしっかり分析した上で製造、販売するようにしましょう。
商品の大まかな需要はGoogleトレンドで調査する事が出来ます。
https://trends.google.co.jp/trends/?geo=JP
商品化する前にしっかり調査してください。
売れない理由5 商品レビューが少ない
商品レビューはお客様が購入を判断する為の重要な情報となります。
商品レビューが少なかったり、高評価のレビューが少ないと大丈夫かな?と思ってしまいますよね。
商品レビューが少ない場合は、レビューを獲得する為の施策を行いましょう。
売れない理由6 サイトが使いづらい
商品を販売するネットショップの使いやすさや、見やすさというのも、お客様の購買を左右する要因になります。
例えば会員登録をしないと購入出来ない、探している情報がわかりずらいなどは、離脱の原因となってしまいます。
今一度お客様がストレスなく、買い物をしやすいネットショップになっているか確認してみましょう。
売れない理由7 顧客対応が良くない
ネットショップは顔が見えない分、お客様対応はしっかり行う事が求められます。
商品の問い合わせがあって長時間放置したり、クレーム対応を行わないなどはサイトの品位にかかわります。
また、そのような対応をするとレビューにかかれたり、情報が拡散されてしまうかもしれません。
リアル店舗もネットショップも、お客様対応は同じです。
お客様が快適な買い物を出来るようにサポートしましょう。
売れない理由8 決済方法が少ない
決済方法はお客様によって異なる為、多ければ多いほど好ましいです。
ネットショッピングの一番多い決済方法はクレジットカードですが、コンビニ決済や代金引換、キャリア決済なども一定の需要があります。
こうしたら決済方法を取り入れる事で、お客様が買い物をしやすくなります。
売れない理由9 コンセプトやターゲットが明確でない
ネットショップのコンセプトを明確に決めることで売上はアップします。
コンセプトとは、ネットショップの特徴、強み、世界観、方向性、概念、顧客が体験できるメリットなど。
このお店が「どんなショップなのか」ということがわかるものです。コンセプトが決められていることで、企業の考え方が伝わり信頼性も高くなります。
また、ターゲットが絞り込みやすくなるので、購入したい人がサイトにアクセスし、購入率も上がります。
コンセプトをよく考えて、売上アップに結びつけましょう。
スマホ対応が不十分
商材によりますが、現在ネットショップは7~8割近くはスマホ経由からの注文だと言われています。
このスマホ対応が不十分だと、離脱の原因になります。
一例ですが、画像サイズがスマホ用に最適化されていない、サイトのレイアウトがパソコンのものになっているなどがよくあります。
ネットショップでショップで商品が売れない時の改善方法
集客を改善する
ネットショップではいくつかの集客方法があります。
代表的なものをいくつか紹介します。
SEO対策による集客
SEOとは検索エンジンの最適化の事です。
ショッピングモール型でもGoogle検索でも上位表示させる為には大切な手段です。
お客様が検索された時のキーワードと自社の商品の商品名、タイトル、商品説明文の内容が一致すように心がけましょう。
SNSによる集客
Facebook、Twitter、InstagramなどのSNSで情報発信を行い、フォロワーを増やしましょう。
商品の情報を発信するだけでなく、自社の取り組みの紹介や、お客様とのコミュニケーションを行う事も大切です。
ブログによる集客
ブログは商品の紹介だけではなく、商品の開発秘話や商品のアレンジ方法など商品ページで記載していない情報などを紹介してみましょう。
また、ブログはGoogleの検索エンジン対策にもなりますので定期的に投稿する事をおすすめします。
広告による集客
広告はいくつか種類があり、モール内広告、リスティング広告、リターゲティング広告などがあります。
広告費はコストになりますが、その分集客は増えるというのが一般的な考え方なので、季節商品などを扱っている場合は特におすすめです。
ランディングページを改善する
ネットショップのランディングページとは基本的に販売ページになります。
検索してきた時のキーワードとランディングページの上部の訴求が一致しているか、商品情報はわかりやすく記載されているか、下にスクロールして読みたくなるような構成になっているか、商品写真は豊富か、などいくつかポイントがあります。
購入手続きのページを改善する
一部のショッピングカートや自社型の場合対応可能な改善案です。
お客様が商品をカートに入れた後、購入手続きが複雑だとそのまま離脱される場合があります。
例えば会員登録が必要だったり、アンケートに答えないと購入できないなどは離脱の原因となります。
決済手段を改善する
決済手段があまりにも少ないと最後の最後で購入されない可能性があります。
基本的にクレジットカードの決済が多いですが、コンビニ決済や、代金引換なども一定の需要があります。
可能な限り決済方法は揃えておきましょう。
スマートフォン対策を行う
今はパソコンでの購入より、スマートフォンでの購入が多くなってきています。
ネットショップもスマートフォンユーザーの購買体験を改善していく必要があります。
画面サイズが小さいので、重要な文字は大きくする、見出しだけで内容を把握できるようにするなど、WEBデザイン面での改善が大切になります。
サイトの導線を改善する
サイトはストレスなく買い物が出来るように導線にも気を配りましょう。
例えば、商品を一緒に購入した方がいい付属品のバナーや、クーポンを取得する為にボタンなは誰が見てもすぐにわかるように設置しましょう。
お客様がサイトを訪問した時に、すぐにわかる位置に重要な情報を記載すようにしましょう。
カゴ落ちしていないか確認する
カゴ落ちとは、欲しい商品をカゴに追加したまま、商品を購入しない事を言います。
カゴ落ちの理由はいくつかあります。
- 送料が高い
- 手数料が高い
- 納期が遅い
上記はよくあるカゴ落ちの理由ですので、今一度対策出来る事は改善していきましょう。
競合ショップとの差別化を図る
他店と比べて差別化を図る事で売り上げが向上する場合があります。
例えば全く同じ商品の場合、価格が安い、ポイントが多い、配送が早い、おまけもらえるなども差別化になります。
まとめ
この記事ではネットショップで商品が売れない時の原因と改善する為のポイントを解説しました。
売れていない時は焦りますが、焦りは禁物です。
集客、転換率、リピーターの獲得などは、各セッションでやる事がたくさんあります。
自社の問題を見つけて1つずつ対応していけば、自然と売上も上がっていきます。
過去に売れていた商品の場合でも何らかの要因で売れなくなる場合もあります。
売れていない原因は必ずあるはずなので、少しずつ改善していきましょう。
ネットショップを成功させる為には複数の要因があります。
極端な話、いくら集客が上手くいったとしてもランディングページの品質が低かったり、サイト内での接客ができていないと商品は売れずらいです。
それと同時に届いた商品が粗悪品だったりすると、お客様はこのようなサイトでは二度と購入しないでしょう。
ネットショップを成功させるには
- ターゲットを明確化する
- 集客方法を考える
- 売り方を決める
などいくつかポイントがあります。
こちらの記事でネットショップを成功させる為のポイントを紹介していますので、是非ご覧ください。