ネットショップに必要な商品の仕入れ方法、おすすめの仕入れ先を公開

この記事ではネットショップの仕入れに関する情報やおすすめの仕入れ先の情報を紹介していきます。
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商品を預けるだけで手間なく簡単にネット通販が始められ、新たな収益が見込めます。サイト運営は弊社で行うため新たに人員を雇う必要がなく、商品と商品情報を送るだけで販売スタートできます。

ネットショップで販売する商品の仕入れ方法は色々な方法があります。

この記事は実際に商品の仕入れを担当した事のあるスタッフが執筆していますので仕入れをする際に参考にしてみてくださいね、

ネットショップで販売する商品の仕入れの手順と考え方

闇雲に仕入れても売れない可能性が高いので、販売率を高める為の手順を紹介します。

手順1 商品を選ぶ

仕入サービスや業者が決まったらまずはジャンルを決めましょう。

ポイント現在運営しているネットショップの強みと弱みを把握する。

今運営しているネットショップに不足している商品を仕入れる事をおすすめします。

例えば、アパレルのネットショップでTシャツやアウターを販売していて、ボトムスや靴、靴下などを仕入れる事で、ついで買いを訴求し、販売単価のアップにもつながります。

仕入をする事で、弱みをカバーしてくれるような構成がおすすめです。

手順2 選んだ商品で競合をリサーチする

手順1の仕入れを希望する商品は必ずリサーチしましょう。

検索される商品か、価格は競合と比べて安いのか高いのか、高い場合は、ポイントやクーポンを発行できれば勝てるのか、おまけやセット販売が出来ないかなど、いくつかポイントがあります。

手順3 商品を仕入れる

手順2で問題なければ、実際に商品を仕入れましょう。

一気に仕入れると在庫リスクが高くなるので可能なら少量仕入れるようにしましょう。

手順4 分析してリピートするか検討する

仕入た商品が無事に完売したら、分析していきましょう。

ただ売れた、売れなかっただけの結果だけで一喜一憂するのはもったいないです。

  • どれぐらいの期間で何個売れたのか
  • 販促費はいくら使用したのか
  • レビューの評判はどうか
  • アクセス数は既存商品と比べて高いか、低いかなど

季節商品の場合はシーズンオフになると、急に売れなくなります。

問題なければ次回仕入の計画を立てましょう。

自社にとってメリットのある仕入れを検討していきましょう。

ネットショップで売れる商品の特徴

皆さんがネットショップを運営する目的は何でしょうか?

恐らくほとんどの方が、商品を販売する為だと思います。

いくらたくさんの資金を使って仕入れても、ネットショップの特性を理解していないと商品は思ったように売れないかもしれません。

まずはどういう商品がネットショップで売れるのかを解説していきます。

ネットショップで売れる商品とは大まかに2つあります。

1つ目は、実用性のある商品

2つ目は、ネットショップで買うメリットのある商品

ネットショップで売れる実用性のある商品とは

実用性のある商品とは、検索される商品の事を編集部ではそう呼んでいます。

検索される商品は需要がある商品です。

検索されない商品は安くても売りずらいと言えます。

あたり前の話ですが、ネットショップはネット上のビジネスです。

検索されない商品は、見つけてもらえないので、商品がどういう風に検索されるとヒットするかわからない商品は売りずらい商品です。

商品を販売する側がどういう商品かわからない商品や、どういう人がターゲットになるかわからない商品は、お客様にも響きませんよね。

ネットショップで買うメリットのある商品

重量のある商品

例えば重たい水やお酒はスーパーでまとめ買いなどで購入して自宅まで持ち帰るのが大変なので直接自宅まで宅配便で届けてくれるネットサービスは便利ですよね。

代表例:ドリンク、酒類、お米、大型家具など

専門性の高い商品

専門性の高い商品は、競合が少ない商品の場合、固定のファンを獲得しやすいのでメリットがあります。

ネットショップの事業者側も、専門の知識があると、お客様からの応対もスムーズでより信頼が得られやすくなり、印象にも残りやすいので差別化が出来ます。

代表例:海外の商品、アイドル、コスプレグッズ、フィギュア、カー用品など

リアル店舗で購入しずらい商品

リアル店舗で購入しずらい商品は、ネットショップ向けの商品です。

例えば育毛剤などは、実際に自分で購入している事を想像すると、何となく恥ずかしいと思う人も多いと思います。

特に身体コンプレックスの改善が期待されるような商品は、リアル店舗で購入しずらい傾向があるのでネットショップ向けの商品であると言えます。

注意点は、医薬品に該当する商品があるかもしれません。

この場合は必ず許可や届け出を出してから販売するようにしましょう。

代表例:育毛剤、コンプレックス解決商品など

定期購入されやすい商品

サプリメント、健康食品、食料品などの消費されると、定期的に購入する商品もネットショップにむいています。

日用品なども毎日消費されていく商品なので無くなってから買いに行くと大変ですよね?

また買い忘れなども発生します。

定期通販は決まったタイミングで発送したり、お客様も無くなる前に商品をストックしておけるので大変便利です。

代表例:食料品、洗剤、飲料、サプリメント、日用品など

ネットショップで売れる商品の特徴を解説しました。

ネットショップで販売する商品を仕入れる際の注意点

在庫の回転率とキャッシュフローに注意

ネットショップで販売する商品数が多いと検索される確率が増えるので売れる確率が上がるというロジックがある一方で、むやみに商品を増やす事は在庫リスクになり、利益を圧迫してしまいます。

在庫の回転率が低いと、仕入れた商品を利益化出来ていない事になるので、キャッシュフローが悪くなります。

商品登録にかかる人的コストに注意

商品数を増やすという事は、商品登録に必要な人員コストや撮影代金なども必要になります。

潤沢に資金がある場合はその限りではありませんが、基本的にコンセプトをしっかり決めた上で商品の仕入れを決めていく事をおすすめします。

商品によって必要な許可や届け出が必要

食品の販売許可

食品を自社で加工して販売する場合は許可が必要です。

管轄は最寄りの保健所です。

必要な許可:食品衛生責任者の資格と、食品衛生法に基づく営業許可

基本的に手作りした商品は許可が必要です。

管轄:厚生労働省 全国の保健所一覧

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/hokenjo/

酒類の販売許可

酒類を販売する場合、アルコールの度数が1%以上のお酒や、みりんを扱う場合に必要な資格です。

必要な許可:通信販売酒類小売業免許、一般酒類小売業免許

ネット販売は通信販売酒類小売業免許が必要です。

実店舗で酒類を販売するときには「一般酒類小売業免許」が必要です。

管轄:国税庁

https://www.nta.go.jp/taxes/sake/menkyo/tebiki/8285.pdf

化粧品の製造、販売許可

必要な許可:化粧品を製造するには、化粧品製造業許可
既製品をネットショップで販売する場合は、化粧品製造販売業許可が必要になります。

例えば自分で作ったオリジナルの化粧品を販売したり、既存の化粧品のラベルを変更する場合は化粧品製造業許可が必要です。

管轄:厚生労働省

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/newpage_00843.html

ネットショップのおすすめ仕入れ先6選

仕入方法1 ネットの仕入れサービスを利用する

ネット上に仕入れサイトがあるのでそのサイトから購入する事が出来ます。

一般消費者向けではないため、企業として入会する必要があります。

たくさんの商品を複数探す事が出来ますので、興味のある商品が見つかりやすいです。

また、インターネットなので自分の空いた時間で気軽に探せるというメリットもあります。

逆にいうと、商品の事はサイトに掲載されている写真やテキストから判断する必要がありますのでイメージと違ったという可能性も考えられます。

代表的なサイトをいくつか紹介していきます。

スーパーデリバリー

https://www.superdelivery.com/

スーパーデリバリーは出店企業が3,000社以上あり、商品数も多いのが特徴です。

ファッション、雑貨、食品、本、など140万点以上の品ぞろえです。

費用

スーパーデリバリーを利用するには月額2,200円かかります。

注意点

サイト上で販売しているものが全てネットショップで販売出来るわけではありません。

取引条件を必ず確認してから購入するようにしましょう。

ネッシー

https://www.netsea.jp/

ネッシーの出店企業は4,000社以上、商品数は様々なジャンルの商品が160万商品程取り扱いがあります。

会員登録したら即時利用可能なので、BtoCのネットショップ感覚で商品を仕入れる事が出来ます。

費用

月額費無料

初期費用、月額費用が無料なのはポイントです。

また、中国の大手ECモール、アリババなどで販売されている商品も購入する事が出来ます。

現地からの直接仕入れではない為、言語、通関なども問題なく仕入れる事が出来ます。

仕入方法2 展示会に参加して仕入れる

展示会のメリットは、1日でたくさんの企業や商品を実際に見られる点です。

来場者は事前に登録しておくと、招待状が送られてきて、無料で入れる場合がありますので、気になる展示会は事前に確認しておきましょう。

ギフトショー

https://www.giftshow.co.jp/tigs/

東京ビックサイトで開催されるギフトショーは大型の展示会で2021年の秋の来場者は12万以上と多くの人が来場します。

出店企業も1000社以上と、1日で様々な企業の商品を実際に見る事が出来ます。

最先端の商品や、話題の商品など、きっと興味のある商品が見つかるはずです。

気に入った商品があれば、企業と商談もする事ができます。

実物を確認する事が出来ますので、質感やイメージを大切にしたい場合はやはり直接見て確認するのが一番ですよね。

FaW TOKY(ファッションワールド東京)

https://www.fashion-tokyo.jp/spring/ja-jp.html

ファッションワールド東京は、アパレルに特化した展示会ですのでアパレル商品の仕入れを検討している方におすすめです。

世界中から約360社が出展し、最新のトレンドファッションや、洋服、バッグ、シューズ、アクセサリ、生地といったようにアパレル全般の展示会なのでトータルで仕入れを楽しめます。

ギフトショー同様、1日で多数の商談が出来る点は魅力です。

FOODEX JAPAN(フーデックスジャパン)

https://www.jma.or.jp/foodex/lp/foodex/

フーデックスはアジア最大級の食品、飲料に特化した展示会ですので食品関係を仕入れたい方におすすめです。

来場者は8万人以上、出展数は1300社以上です。

直接来場して商談する事も可能ですが、オンライン商談を行う事が出来ます。

事前に登録する必要がありますので、オンライン商談を希望する場合は、利用登録をしておきましょう。

仕入方法3 問屋街で仕入れる

日本には問屋街と言われる場所が存在します。

東京だと日本橋馬喰町問屋街や合羽橋が有名です。

日本橋馬喰町問屋街

https://tokyo-tonyagai.com/

約400社の企業があり、衣料、繊維、服飾品などが特に多く見られます。

店舗によっては、事前に入店カードが必要な場合がありますので、興味のある企業の商品は事前に確認しておきましょう。

小売りもOKの所もありますが、基本的に仕入れは卸販売が基本です。

ロットが多い場合がありますのでこちらも事前に確認しておきましょう。

かっぱ橋道具街

https://www.kappabashi.or.jp/

浅草と上野の中間にあり、南北約800メートルの商店街です。

食器や什器など、食品を扱う際に使用する調理道具全般を仕入れる事が出来ます。

プロの料理人などが仕入れにきたり、高品質なものから、購入しやすいものまで幅広いラインナップです。

ネットショップ向けではない商品もあると思いますので、事前に上記のホームページから興味のある商品を探してから足を運ぶようにしましょう。

仕入方法4 メーカーから仕入れる

製造会社から直接仕入れる方法です。

メーカーから直接仕入れる事で仲介マージンがかからないので安く仕入れる事が出来ます。

ただし、一般的にはまとまったロット単位で購入する必要があり、資金が必要です。

仕入方法5 ドロップシッピングサイトで仕入れる

ドロップシッピングとは無在庫で在庫リスクのない仕入れ方法です。

販売したい商品を登録後、受注したらサービス提供会社に連絡し発送作業も行ってくれるので、発送の手間もかかりません。

また、先に仕入れる訳ではないので、販売後に決済される為利益の確保が行いやすいのも特徴です。

TopSeller

https://top-seller.jp

商品約30満点の取り扱い、月間5点までなら無料で使用する事が出来ます。

取り扱いたい商品数によって、月額料金が異なります。

セレクトコースの料金プラン

おためしプラン永年 0円/月5商品まで自由に選べる
300点セレクトプラン480円/月300商品まで自由に選べる
1000点セレクトプラン980円/月1000商品まで自由に選べる
3000点セレクトプラン1,480円/月3000商品まで自由に選べる
5000点セレクトプラン2,480円/月5000商品まで自由に選べる
10000点セレクトプラン3,980円/月10000商品まで自由に選べる
20000点セレクトプラン4,980円/月20000商品まで自由に選べる

全商品コースの料金プラン

ミニマムプラン1,980円/月約6,311商品を取扱可能
スタンダードプラン4,980円/月約38,877商品を取扱可能
プレミアムプラン24,800円/月約197,506商品を取扱可能
プレミアム+特別配送プラン27,800円/月約363,448商品を取扱可能

これだけたくさんの商品を扱うとなると、商品登録が大変なのでは?と思われる方もいると思いますが、商品のCSVをダウンロードして、ネットショップ側にアップロードするだけで登録が簡単に出来ます。

取り扱い数量、月額予算に応じてプランを選択する事が出来ますので自社のモデルにあわせて選択するようにしましょう。

卸の達人

https://www.oroshi-tatsujin.com/e-commex/cgi-bin/ex_index.cgi

登録料、月額料金も無料で使用出来ます。

ダイエット、美容、健康食品に強く、TVショッピングで話題になった商品も販売する事が出来ます。

大手の仕入れサイトと異なり、あまり見かけない商品やニッチな商品も取り扱いのある印象なので差別化を行いたい方におすすめです。

TopWhole(トップホール)

https://topwhole.shop/cp/buyer.php?gclid=Cjw

トップホールは、アパレルに特化しており、便利なのはサイト上に掲載されている画像を二次利用できる点です。

つまり、自社のネットショップは商品毎に商品の写真を撮影する必要がない点です。

そのまま着用モデル付きの画像を使用できるのは便利です。

費用

月額3,000円必要ですが、画像の二次利用、トレンド感のあるラインナップ、1点から購入可能など様々なメリットがあります。

TAOBAO新幹線

https://taobaoshinkansen.com

タオバオ新幹線は、中国の大手のショッピングモール、タオバオ、Tモール、アリババなどで販売されている商品を取り扱う事が出来ます。

中国で販売されている安価な商品や日本では販売されていない商品などを販売出来るチャンスがあります。

代行手数料

11,000円以上の商品を購入した場合:商品代金の5%+税
11,000円未満の商品を購入した場合:500円+税

商品購入時かかる費用

商品代金+送料(中国から日本までの送料)

配送料については下記に詳しく記載されていますので、事前にシュミレーションしてから仕入れするようにしましょう。

https://taobaoshinkansen.com/freight/

仕入方法6 自社商品を製造する

これは厳密にいうと仕入販売ではありませんが、OEMやオリジナル商品を製造する方法もあります。

OEMは完全にオリジナルという訳ではなく、既存のものに何かしらのアレンジを加えオリジナリティを出す企業も多いようです。

オリジナル商品の製造は文字通り、自社でオリジナルの商品を企画して生産していきます。

ノウハウ、知識、費用などかかりますが、これまでにない商品で様々なベネフィットのある商品だと爆発的な売上を上げる事も夢ではありません。

ネットショップのおすすめ仕入れ先を比較

仕入の種類サービス名特徴
ネットでの仕入れスーパーデリバリー出店企業が3,000社以上あり、商品数が多い
ネットでの仕入れネッシーBtoCのネットショップ感覚で購入出来る
展示会での仕入れギフトショー来場者数12万人と規模が大きい
展示会での仕入れFaW TOKYアパレルに特化した展示会
展示会での仕入れFOODEX JAPAN食品関係に特化した展示会
問屋での仕入日本橋馬喰町問屋街衣料、繊維、服飾品などが多い
問屋での仕入かっぱ橋道具街食器や什器など調理器具全般
メーカーから仕入まとまったロット単位で購入する必要があり、資金が必要
ドロップシッピングサイトでの仕入TopSeller取り扱いたい商品数によって月額料金が異なる
ドロップシッピングサイトでの仕入卸の達人ダイエット、美容、健康食品に強い
ドロップシッピングサイトでの仕入TopWholeアパレル特化。写真の二次利用が可能
ドロップシッピングサイトでの仕入TAOBAO新幹線中国の大手のショッピングモール、タオバオ、Tモール、アリババの商品の購入が可能
自社商品を製造難易度は高いが爆発的な売上を上げる事も夢ではない

まとめ

ネットショップの仕入についての情報を解説しました。

大切なのは、自社の弱みを強みに変えられるような仕入を行う事です。

良い仕入先が見つかり、皆様のネットショップ事業がうまくいく為には売れる商品の目利きはかかせません。

ネットでもリアル店舗でも大切な事は、需要のあるものを販売するという事です。

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売る倉庫編集部
売る倉庫編集部
預けるだけで楽天市場、Yahoo!ショッピングで商品の販売ができる販売代行サービス「売る倉庫」を運営しています。 売る倉庫をご利用頂くと、EC化を簡単にすすめられます。 ECに役立つ有益な情報を発信していきます。
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